岸田外務大臣は、旧ユーゴスラビアのマケドニアのポポスキー外相と会談し、中東などからヨーロッパに流入している難民や移民の経由地となっているマケドニアに対し、今後も、日本として必要な支援を行っていく考えを伝えました。 この中で、岸田大臣は、同じく経由地となっているセルビアと合わせて、およそ3億円の新規の人道支援を実施していることに触れたうえで、「難民流入問題の最前線で苦労しているマケドニアに対し、心からの連帯を表明する」と述べました。 そのうえで、岸田大臣は「この問題は国際社会の大きな課題であり日本は、引き続き、各国と連携して取り組んでいきたい」と述べ、今後も日本として必要な支援を行っていく考えを伝えました。 これに対し、ポポスキー外相は「マケドニア国民は、日本からの支援に心から感謝している。国民を代表して、お礼を申し上げたい」と謝意を示しました。