いつもならウランウデからウランバートルは鉄道を使っているのだが、今回は急ぐ旅だったので所要時間12時間のバスによる国境越えを行った。 それについてはそれほどのドラマもなく、ロシアもモンゴルも途中気分が悪くなるようなひどい道であったこと以外書くことはあまりない。 ただ、ロシア・モンゴル国境から、バスに乗り込む人々がいた。後で分かったことだが、入国管理に携わる人々とその家族などが乗り込むらしい。 ほぼ満員であったが、後ろに若干の空席がある。その1つは私の横にあった。 モンゴル人青年がそこに座った。後で聞いたところ、国境で入国審査などの仕事をしているらしい。昇級試験を受けにウランバートルに行くところとのこと。最初英語で話しかけてきたが、非常にうまかった。 ロシアで買った本が何冊か、座席の前についているポケットに入れてあるのを取って眺めていたが、そのうちに、本の裏側に書かれていた、縦に書いてある文
日本人はイルカを食べるぐらい(写真は『日本を発掘「もの研」便り』から)なので、人権を与えようなんて露とも思わないのだが、欧米人はそうではない。どうも賢くて優しい特別な動物だと思っているようだ。 ところがイルカは残忍で、天敵が来たと言う警告やエサなどの情報をやり取りしないので、他の動物と比較して頭が良いとは言えないと言う研究が紹介され(Mail Online)、反響を呼んでいた。イルカには高い知能と道徳性があるから“人権”を認めるべきだと言う主張は、どうも正当化されないようだ。 セント・アンドリュー大学の海洋哺乳類の研究者によると、バンドウイルカは捕食する目的も無く、ふざけてネズミイルカを探して殺すそうだ。また、6年間のオーストラリアの調査プロジェクトによると、雄イルカの集団は他の雄イルカに乗っかる示威行為を行い、血みどろの争いを引き起こす。そう言えばアイルランドでは水泳中の人間がイルカに襲
知らないと怖い…「海外旅行にきた観光客がした大失敗で、これはひどいというものを教えて」興味深い回答いろいろ 旅行者が不慣れな国へ行くと、文化やマナーの点で失敗することは少なくありません。 大半は現地の人が眉をひそめるだけで指摘されることもなく見逃されがちですが、そうした失敗はできるだけ避けたいところ。 「観光客が文化的な失敗をしている中で、今までに見た最大のものを教えて」という質問が海外掲示板に投稿され、多くの興味深い回答が寄せられていました。 ●ドイツに来たアメリカの子供がナチスのことに触れているところ……。 ●↑ドイツの交換留学生たちを1か月ほど受け入れたときに、本当に愚かな生徒たちが、「君らの両親はナチスでユダヤ人を嫌っているのか」などと聞いていた。その瞬間の生徒たちの顔を見て、私も怒りでいっぱいになった。 ●ポルトガルで観光客がスペイン語を話すこと。 ●↑イタリアでスペイン語をしゃ
【動画】南さつまの奇祭ヨッカブイ=久恒勇造撮影大泣きする子どもをかますに入れる大ガラッパたち=南さつま市 鹿児島県南さつま市金峰町高橋の玉手神社周辺で22日、約300年の歴史があるとされる水難よけの奇祭「ヨッカブイ」があった。 鐘の音が鳴る中、頭からシュロの皮をすっぽりかぶり、夜着を羽織った裸足の青年7人の扮する大ガラッパ(カッパ)が、「ヒョーヒョー」と奇声を発しながら集落内を回った。 大ガラッパは手に持ったササ竹で見物人をたたいておはらいしたり、小さな子どもをかますの中に押し込んだり。異様な姿の大ガラッパに追い回される子どもたちは泣き叫び、水の恐ろしさを感じ取ったようだ。 続きを読む関連リンク動画ページ最新トップニュースこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら
朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は7日、人文・文化界の関係者13人を大統領府(青瓦台)に招いて昼食を共にし、現政権が目指す「文化隆盛」の方向性や人文学の活性化などについて意見を聴取した。朴大統領はその席で「小さな国が数々の侵略を受けながらも粘り強く5000年の歴史を築けたのは、人文学的な文化の力によるもの。根本的な私たちの魂を形作っている歴史について『誰が正しい、間違っている』という風に分裂し始めれば、どんな努力をしても国民統合は実現できない」と指摘した。 柳宗鎬(ユ・ジョンホ)延世大学碩座(せきざ)教授(寄付金によって研究活動を行えるよう大学の指定を受けた教授)=78=は「国際通貨基金(IMF)の救済金融を受けて以降、人文学のステータスが低下した。韓国社会では近ごろ言葉による暴力などが横行し、社会の質が大きく低下したと感じざるを得ない」と語った。李時炯(イ・シヒョン)韓国自然医学総合研究院
海外のレストランには“中国人専用席”まで...イメージ改善にはどうすればいいのか―中国メディア XINHUA.JP 7月25日(木)7時34分配信 中国・新華網は22日、アフリカの野生動物の王国、ケニアに毎年、多くの中国人観光客が訪れているものの、現地ガイドから「中国人はお金はあるが、マナーがなっていない」と指摘されていると伝えた。こうした中国人観光客の海外でのマナーの問題をめぐり、中国メディアの紅網は24日、いかにしてイメージを改善するべきかと考察する記事を掲載した。主な内容は以下のようなものだ。 【その他の写真】 中国人観光客のマナーの問題が、再び注目されることとなった。「大声で騒ぐ」「ごみをポイ捨てする」「列に並ばない」「交通ルールを守らない」といった行為が、海外の人々に中国人の悪いイメージを植えつけている。 外国のレストランではよく、「中国人専用席」という中国語の表示があり、これ
変? それとも違うだけ? (TED Talks) Derek Sivers / 青木靖 訳 2009年11月 アメリカで道に立っていたとしましょう。そこへ日本人がやってきて質問をします。 「すいません。この区画は何という名前ですか?」 「何? ああ、こっちがオーク通りで、あっちがエルム通り。これが26番で、向こうが27番通りです」 「それで、この区画の名前は?」 「区画に名前なんてないですよ。名前は道についていて、道の間にある名前のない部分が区画です」 彼は頭を混乱させ、がっかりしながら歩き去るでしょう。 今度は逆に日本のどこかの道に立っていて、誰か近くにいる人に聞いたとしましょう。 「すいません。この道は何という名前でしょう?」 「はい、向こうが17番地で、こっちが16番地です」 「じゃなくて、この道の名前を知りたいんですが?」 「道の名前なんてありませんよ。名前は区画についています
「トルコライスの日」をPRするポスター 【佐々木亮】長崎市の名物トルコライスをPRしようと市が制定した「トルコライスの日」(9月16日)が取りやめになる。ピラフとスパゲティ、トンカツを一皿に盛る料理だが、「イスラム圏のトルコでは豚肉は食べない」などと在日トルコ大使館に指摘され、市は「勉強不足だった」と中止を決めた。 市によると、トルコライスの名前の由来は「3品の盛りつけをフランス国旗の三色旗(トリコロール)になぞらえた」「考案した店の名」など諸説ある。戦後に誕生したとされ、トンカツや洋食がごちそうだった高度成長期に市内の喫茶店や食堂に広まり、市民のソウルフードとなった。今では店によってステーキやシーフードをのせるなど、様々にアレンジされている。 続きを読む関連リンク長崎県のニュースは地域情報ページでも最新トップニュースこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込み
営業の人がクールビズを無視する理由として代表的なものに「価格も条件も全く同じ二社で競合になった時、どっちと契約するかと言ったら夏でもスーツ来て頑張ってた方と契約したくなるのが人情だろ?」がある。これは世間的な空気として「同条件ならクールビズ側に発注」を推進しないと解決しなさそう。
携帯電話を手にしたアフリカ牧畜民、その光と影 湖中真哉 アフリカ地域研究 / 人類学 / グローバリゼーション研究 国際 #アフリカ#牧畜民#携帯電話 サヴァンナに屹立し、携帯電話で通話する牧畜民(遊牧民)マーサイの美しい戦士が描かれた巨大な看板。ケニアの首都ナイロビの路上で、それを目にするようになったのはここ数年のことである。おそらくは、「我が社の通信網ではこんな僻地でも圏内ですよ」ということを強調するための携帯電話会社の広告なのだが、たしかに印象的ではある。 近年、国内外で、アフリカ牧畜民の携帯電話利用を扱った報道をよく目にするようになった。しかし、まさか、BBCや朝日新聞でもとりあげられるようになるとは、筆者も夢にも思っていなかった。携帯電話を利用するアフリカの牧畜民、とくにマーサイの姿は、相当印象的に見えるらしく、いまや世界中の注目を集めている。筆者も、グローバリゼーションの典型例
国宝である宇治の平等院鳳凰堂が大改修されているというのは知っていましたが、創建時の原色の塗装を施して瓦も色の濃い新しいものに変え、更には屋根の鳳凰には金箔を貼るというのを聞いて、私は少々驚きました。 理由は色々と推察ができます。1つはコストの問題です。年月の重みによって色あせて傷んだ寺社の建物を、痛みや「くすみ」を再現しつつ補強するというのは手間も費用もかかるはずです。単純に鮮やかな色で塗ってしまった方がコストダウンになる、更には今後の経年変化が抑えられるという点が考えられます。 一方で「創建時の再現」がアリだということになれば、遺構しか残っていない建物の「再建」もアリということになります。例えば同じように「ピカピカ」に作った平城宮の朱雀門や大極殿のように「客寄せのハコモノ」ビジネスが拡大できるという「昨今のカネの使い方」のトレンドに乗っている面もあると思います。 もう1つは、観光ビジネス
ロンドンにある大英博物館(British Museum、2004年2月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/Nicolas ASFOURI 【6月27日 AFP】ロンドンの大英博物館(British Museum)は26日 、今年10月に開催予定の性風俗を描いた江戸時代の浮世絵「春画」の展覧会について、映画と同様に入場に年齢制限を設けると発表した。16歳以下の子どもは成人保護者の同伴がある場合にのみ鑑賞を認めるという。 展示される春画の一部に露骨な表現があるためで、大英博物館広報は例として、女性とタコ2匹の性交渉を描いた葛飾北斎(Hokusai Katsushika)の作品「蛸と海女(The Dream of the Fisherman's Wife)」を挙げた。「展示される作品に露骨な性描写が含まれることを承知しておいてほしい」と述べている。 博物館が行った展示会の内覧会では、出展作品の1
仏像盗難受け「百済展」断念 九州国博方針 2013年5月1日 13:21 カテゴリー:文化 九州 > 福岡 九州国立博物館(福岡県太宰府市)は1日、来年秋に計画していた特別展「百済展」の開催を断念する方針を明らかにした。長崎県対馬市の寺から盗まれ、韓国に持ち込まれた仏像の返還問題が影響したという。 同博物館の三輪嘉六館長によると、百済展は奈良国立博物館(奈良市)や韓国側との共催で、日韓の百済関連品を集め、九州と奈良の両博物館でそれぞれ開催、韓国でも展示する予定だった。しかし、日本側の出品予定者から「韓国に持って行くと戻ってこない恐れがある」との懸念が出ているという。 仏像は長崎県指定有形文化財の観世音菩薩坐像(かんぜおんぼさつざぞう)で昨年10月、韓国の窃盗団が対馬市豊玉町の観音寺から盗んだ。今年2月、韓国の裁判所は日本への返還を当面差し止める仮処分を決定した。=2013/05/01付
熊本市の文化財保護委員会(小堀富夫委員長、12人)は23日、熊本城の整備や運営に関し文化庁が指摘した問題点について協議した。 委員からは現状への批判が相次ぎ、市文化振興課は委員会後、「熊本城の整備計画を遅らせることも検討する」と表明した。 熊本市は、天守閣の西にある戦後再建された平左衛門丸塀の調査や石垣の修理を行っている。 この復元に対し、文化庁は2月、歴史学や考古学の知識を持つ専門家の組織を作ることなどを文書で要請。城全体の石垣の崩落箇所を詳しく調べ、石垣整備計画を立てることも求めた。また、熊本城全体の活用の状況については「史跡の理解や保護に負の影響を与えかねないものがある」と指摘した。 文化庁はさらに、同庁に出向いた市の担当者に対し、「熊本城の調査研究が不十分」「市の城の運営は客寄せに見えかねない」などと厳しく指摘したという。塀の調査や石垣修理は文化庁のこうした指摘を受け中断した。 2
パリ(Paris)で競売に掛けられたアメリカ先住民ホピ(Hopi)族の儀式用マスク(2013年4月5日撮影)。(c)AFP/MIGUEL MEDINA 【4月13日 AFP】米アリゾナ州(Arizona)の先住民ホピ(Hopi)族の儀式用マスク約70点が12日、仏パリ(Paris)で競売に掛けられ、計90万ユーロ(約1億2000万円)以上の高値で落札された。競売は精霊の冒瀆(ぼうとく)にあたると主張していたホピ族の人々は、裁判所に差し止めを請求していたが、裁判所はこれを棄却。競売はそのわずか数時間後に行われた。 「カチナ(Kachina)」と呼ばれる精霊が宿るとされる色鮮やかなマスクや頭飾りが出品された競売会場には、多くの入札者が訪れた。これらの品は最終的に、数人の買い手により計93万1435ユーロで落札された。 1万8000人余りが所属するホピ族は、マスクには神聖な霊が宿っていると信じて
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