朝日新聞デジタル：エノラ・ゲイ機長の手紙見つかる 元平和記念館長と文通 - 社会高橋昭博さんがポール・ティベッツさんから受け取った手紙を手にする妻の史絵さん＝広島市西区草津梅が台、筋野健太撮影高橋昭博さんがポール・ティベッツさんと交わした手紙（中央と右端）＝広島市西区草津梅が台、筋野健太撮影 【中崎太郎】原爆の惨禍を伝える広島平和記念資料館長だった被爆者と、その原爆を落とした米軍爆撃機「エノラ・ゲイ」の元機長。２人が生前に交わした手紙やその下書きが６８回目の原爆忌を前に、元館長の自宅から見つかった。２人の交流は以前から知られていたが、双方の思いがこもった文通の詳細が初めて明らかになった。 文通していたのは、１９７９〜８３年に資料館長を務め、２０１１年１１月に８０歳で亡くなった高橋昭博さんと、０７年１１月に９２歳で亡くなった元機長のポール・ティベッツさん。 ２人の手紙は高橋さんの妻、史絵さん（７６）が２月ごろ、広島市の自宅で見つけた。高橋さんが資料館の職員に英訳を
