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あとで読むかもと社会学に関するtakahiro_kiharaのブックマーク (2)

  • ゲオルク・ジンメル 大都市と精神生活

    - 1 - 大都市と精神生活 ゲオルク・ジンメル 松康訳 問題の所在 現代の生活の最も奥深い問題は、圧倒的な社会の力、歴史的な遺産、外的な文化、生活 技術などに直面している個人が、自分の存在の自律性と個性をなんとか保存しようという 要求から来ています。原始人は自分の肉体的な生存のために自然と闘いましたが、現代で はこの闘いは新しい変貌を遂げました。一八世紀には、人間はあらゆる歴史的な束縛、た とえば、国家、宗教、道徳、経済などの分野にあったいろいろな束縛ですが、そうした束 縛から自分自身を解放することが要求されました。人間の性はもともと善良でみんな同 、 、 。 、 じなのだから それを妨げないで発達させるべきだ というわけです 一九世紀になると 自由が増えたことに加えて、人間とその仕事の機能的な専門化が要求されました。この専 門化のおかげで、ひとりの個人を他の個人と比較することができ

  • 稲葉振一郎『理論社会学入門講義(仮)』6月刊行を目指して作業中につき - shinichiroinaba's blog

    さわりを公開します。 前回、19世紀末から20世紀初頭において成熟した「社会学」という学問は、一言でいえば「社会的に共有される形式と、その変容可能性についての学問」である、とまとめました。こういう発想による理論社会学のプロジェクトの頂点が、20世紀中葉のアメリカ合衆国の社会学者、タルコット・パーソンズです。社会を一定の価値観、規範を共有し、それを内面化した人々の集まりとして、そうした人々の行為のネットワーク――システムとして捉え、更にその変動メカニズムまでをモデル化した理論を作ろう――パーソンズはそのように考えて、壮大な理論モデルを試行錯誤して作り上げていきます。今日でもぼくたちはしばしば「社会システム」という言葉づかいに出会いますが、それはパーソンズによって広まったものである、と考えても構いません。 成熟期のパーソンズの理論は「構造機能主義」と形容されます。「機能主義」という言葉は今日で

    稲葉振一郎『理論社会学入門講義(仮)』6月刊行を目指して作業中につき - shinichiroinaba's blog
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