前回:からし 前々回:納豆炒め 3回前:柚子胡椒 4回前:生卵 5回前:キムチマヨ 他に何かバリエーションある?
野菜を中心とした農業や畜産(ちくさん)がさかんで、関東地方の食を支えている茨城県。つくば市には多くの研究機関(けんきゅうきかん)があります。 ※茨城県は「いばらぎ」ではなく「いばらき」といいます。間違えやすいので注意しましょう。 ● 面積 6,097平方km(全国24位)出典:2020年国土地理院 ● 人口 286万人(全国11位)出典:2019年人口推計
杉浦春香 農学研究科修士課程学生(研究当時)、橋本渉 同教授らの研究グループは、生きた大豆は納豆菌の増殖を抑制し、納豆菌は死んだ大豆を栄養源として増殖する仕組みの一端を明らかにしました。 納豆菌は枯草菌の一種で、枯れた草(枯死体)などの中に生存しています。本研究では、生きた大豆と死んだ大豆のそれぞれに納豆菌を接種して、納豆菌の増殖を調べました。その結果、生きた大豆では納豆菌の増殖が顕著に抑制されましたが、納豆菌は死んだ大豆で良好に生育し、納豆に変化させました。生きた大豆は納豆菌の増殖を抑制する抗菌物質を分泌することが示唆されます。一方、納豆菌は死んだ(蒸)大豆の細胞壁成分を感知し、それを栄養源として増殖することがわかりました。 本研究は、自然界での植物-微生物間の生存戦略の理解及び抗菌物質の開発に繫がると期待されます。 本研究成果は、2020年10月29日に、国際学術誌「Scientifi
農作物を栽培する上で欠かせない存在と言えば「土」ではないでしょうか。土壌には農作物を栽培する前から様々な動植物、微生物が存在しています。これら多様性はそのまま土壌の豊かさにつながるといっても過言ではありません。生物多様性、土壌中の生物量を高めることは農作物の生産機能を高めることにもつながります。 従来の農業の発展では、農作物収穫に基づく効率や作業性が重視されてきました。近年食への安心・安全志向が高まりつつあり、効率や作業性ではなく自然に備わった力を重知する農業が注目を集めています。例えば有機栽培や肥料も農薬も使わない自然栽培は、それなりに労力や苦労も伴いますが、消費者のニーズは高まっていると言えるでしょう。そんな中、食品由来の微生物が安心・安全な農業へ貢献すると注目を集めています。そのひとつが今回紹介する納豆菌です。 ■納豆菌について 納豆菌は学名Bacillus subtilis var
haccola 発酵ライフを楽しむ「ハッコラ」 haccola(ハッコラ)は発酵ライフを楽しむためのメディアです。発酵食品のレシピやニュースをお届けします。日本とアジアの発酵食品を世界にもっと知ってもらえるよう英語版もあります。 フリーランスの料理人であり、発酵トラベラーでもある安田花織さんの「諸国菌食紀行」。第1回目は、タイの納豆「トナオ」を求めて、チェンマイのタン村を訪れた安田さん。藁(わら)ではなく、身近な葉で茹でた大豆を包んで作るというトナオについて、現地のトナオアーチャン(納豆先生)に教えてもらいました。 タイの納豆、「トナオ」との出会い 「安田さん、面白い食材があったよ。」 昨年の夏、タイの少数民族の村に10年以上通い、昔ながらの製法で作られている布製品の仕入れをしているOg(おぐ)さんから、お土産に丸くて薄い、せんべいの様なものをもらった。 匂いを嗅ぐとほろ苦いチョコレートの
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