日米首脳会談などのために日本を訪れたアメリカのバイデン大統領。 滞在中、最も注目された発言の1つが「台湾有事」をめぐる発言です。 記者から「台湾防衛のために軍事的に関与する用意があるか」と質問された際、「ある。それがわれわれの決意だ」と答えたのです。これまでの方針よりも一歩踏み込んだ発言だという受け止めが広がりました。 中国が武力で台湾統一を試みる可能性はどれくらいあるのか? 日米はそれを止めるためにいま、何をするべきか? 東アジアの安全保障に詳しいアメリカの2人の専門家に聞きました。 (ワシントン支局長 高木優) ①ハーバート・マクマスター氏(トランプ前政権・安全保障担当大統領補佐官) ロシアのウクライナ侵攻を受けて台湾有事の可能性は高まっている? 中国が、ウクライナから何を学んだかはわからない。習近平国家主席が、台湾を侵略し、屈服させるのは容易ではないと悟ったと信じたい。 しかし私は、
こんな人材が日本にも欲しかった。オードリー・タン。2020年に全世界を襲った新型コロナウイルスの封じ込めに成功した台湾。その中心的な役割を担い、世界のメディアがいま、最も注目するデジタルテクノロジー界の異才が、コロナ対策成功の秘密、デジタルと民主主義、デジタルと教育、AIとイノベーション、そして日本へのメッセージを語る。本連載はオードリー・タン著『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』(プレジデント社)の一部を抜粋し、再編集したものです。 AIは人間社会をよりよくするために使うもの 人間社会を良くする「補助的知能」としてAIを活用する ハッカソンという取り組みは、台湾以外の国々との間でも行っています。 たとえば、私たちは2020年の5月5日から18日にかけて「米台防疫ハッカソン(Cohack)」を行いました。7つの国(台湾、日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、カナダ、ハンガリー)から
Author藤原 悠子(シニアクリエイティブディレクター) ロフトワーク台湾在籍。アジア市場と日本のクリエイターを繋げるビジョンに可能性を感じ、2015年ロフトワーク台湾設立直後に入社。台湾企業のWebサイト開発、製品コンセプト開発などのプロジェクトに携わる。台北のクリエイティブ・パーク華山1914で、国境や専門領域を超えたコラボレーションの促進をテーマにしたイベント「Creative Impact in Asia」を企画し、アジアの才能あるアーティストとビジネスを台湾のローカル市場に繋げる。 クリエイターや企業が、領域や“コンフォートゾーン”を越えて化学反応を起こすことに関心をもつ。台湾で一番好きな食べ物は、割包(豚角煮の肉まん)。 2015年にロフトワーク台湾の立ち上げメンバーとして参画した時、「なぜ台湾で働こうと思ったの?」とよく聞かれた。特に台湾や中国語に縁がある訳でもなく、これか
台湾の「青銀共創」と言う取り組みをご存じでしょうか? 台湾では「青銀共創」という試みが盛んです。若者(青)と高齢者(銀)がお互いに学びあって、共同でイノベーションを起こそうというわけです。高齢者は若者からデジタル社会とどう接したらいいかを学び、若者は高齢者から知恵や経験を学びます。互いにわからないことがあるからこそ、そこにイノベーションが起こるのです(台湾IT担当大臣オードリー・タン氏インタビュー 「プレジデント」2020.10.16号より抜粋)。この「互いにわからないことがある」ことを認めるところからスタートしていることが素敵ですね。私の好きな「7つの習慣」で言われている「違いを尊重することがシナジーの本質である」を実践されているなと感じます。 マーケティングで最も大切な考えは「顧客中心」です。「自社が課題を解決する顧客は誰なのか?」がマーケティングの最初の質問です。どの会社でもマーケテ
迅速な対策と手腕で世界の注目を集めたタン I-Hwa Cheng-The New York Times-Redux/Aflo <コロナ対策で高く評価される台湾。マスク供給システムは、わずか3日で開発・実施された。なぜそんなことが可能なのか。台湾ITを牽引するオードリー・タン(唐鳳)とは何者か。本誌「台湾の力量」特集より> 国内でマスクが不足するのは不可避だ──2月3日、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた台湾で政府がマスクを買い上げ、実名制(本人確認)で販売することが決定された。実施までわずか3日。この状況下で見事な手腕を発揮し、世界の注目を集めたのがデジタル担当相の唐鳳(タン・フォン、オードリー・タン)だ。 実施の2月6日までに、タンとシビックハッカー(協力者の市民エンジニア)らは全6000カ所以上の販売拠点でのマスクの在庫が3分ごとに自動更新されるマップを開発。公平に行き渡らせようと
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投稿日 : 2004年9月16日 最終更新日時 : 2015年3月24日 投稿者 : admin カテゴリー : 2004, ニュース, 李登輝総統訪日 ◆台湾:李登輝前総統の訪日、12月まで認めず 政府方針 政府は3日、の李登輝前総統が非公式に訪日希望を伝えてきている問題について(1)9月末の訪日は認めない(2)立法委員選挙(総選挙、12月11日)以降に訪日希望があれば、無条件で訪日を認める--との方針を固めた。李氏は自民党幹部を通じて9月末に「観光目的」で来日したいとの意向を伝えて来ている。 9月末の訪日を認めない理由としては▽同時期に北朝鮮の核問題に関する6カ国協議が予定されており、中国を刺激するのはよくない▽李氏は日台関係の良好さをアピールし、選挙で自らの影響下にある政党「台湾団結連盟」の躍進を狙っているという見方もあり、選挙に利用されかねないとの懸念があった。 01年4月に来日を
客家(はっか、ハッガー)は、客家語を共有する漢民族の一派のこと。 概要[編集] 中国での歴史[編集] 原則漢民族であり、そのルーツを辿ると華夏族も含む古代中国(周から春秋戦国時代)の中原や中国東北部の王族の末裔であることが多い。 歴史上、異民族の過酷な支配と戦乱から逃れるため中原から南へと移動、定住を繰り返していった。移住先では先住者から見て“よそ者”であるため、客家と呼ばれ、先住者との軋轢も多かった。この争いを土客械闘という。 中国内の移動・定着の歴史は、およそ6段階に分類され、最初が秦の時代辺りから江西地帯への入植、第2段階が西晋の八王の乱から永嘉の乱にかけて黄河流域の中原や華北の北方住人が長江以南に避難。第3段階が唐末の黄巣の乱に江西、福建、広東の奥地に南下。第4段階として南宋末期の元軍の侵攻により広東に拡がり、第5段階では、清の時代の領土拡大に伴い、西は四川省、東は台湾に展開、そし
李登輝の訃報を知らせるニュースを受け取ったのは、新刊『なぜ台湾は新型コロナウイルスを防げたのか』に関して、ウエブセミナーを開催している最中だった。その時、私は一瞬何を語ったらよいのかわからなくなり、沈黙してしまった。 なぜ、そうなったのか。それは、李登輝の死ということはすでに避けられない事態だとわかっていたからではなく、李登輝という人物の一生の終焉を、どのように論じていいのか、わからなかったからだ。これが仮に亡くなったのが陳水扁前総統や馬英九元総統であれば、在任中の総統としての功罪をテキパキと述べられたかもしれない。だが、李登輝については、そうは簡単にいかないのである。 訃報を伝える日本のメディアには「台湾の民主の父」や「親日政治家」という形容もあった。李登輝には、いずれも、確かにそうした一面はあった。しかし、それらが李登輝のすべてではない。李登輝の人格や人生はあまりにも複雑かつ複合的であ
犬去りて、豚来たる(いぬさりて ぶたきたる、中国語: 狗去豬來)とは、第二次世界大戦後初期の台湾社会における流行語、あるいは一種の差別用語である。 概要[編集] ここでいう「犬」とは50年近く台湾を統治していた日本人のことを形容したものであり、「豚」とは戦後に台湾に渡ってきた外省人を指したものである。 日本の台湾総督府に代わって台湾統治を始めた国民政府(蔣介石政権)に対する台湾人(本省人)の失望を、「犬は獰猛で騒がしいとはいえ、番犬として重宝されるのに対し、豚は食べるだけで何もしない」ことに例えて言い表したものであり、これらの深刻な不満は1947年の「二・二八事件」で顕在化することとなる[1][2]。 起源[編集] 「中国人は日本人よりもさらにひどく台湾人を搾取する」と報じる、1946年3月21日付ワシントン・デイリー紙 国民政府が日本に代わり台湾を支配した1945年、在台米軍の戦略情報班
台湾旅行の際、コンビニや飲食店などでもらえるレシートに8桁の番号が書かれているのはご存知ですか?実はこの番号が宝くじになっているのです。旅行中のレシートが当選していた!ということも。レシートの当選番号の見方や換金方法などをご紹介します。 台湾でもらえるレシートは宝くじになっていることをご存知ですか? 実は、台湾のコンビニや飲食店などでもらえるレシートには8桁の番号が書かれていて、この番号が宝くじの番号になっているのです。 買い物をすれば必ずもらえるものなので、旅行中にもらったレシートが当選していた!ということも。ここでは、レシートの当選番号の見方や換金方法などをご紹介します。 当選発表はいつ? 当選発表は2か月に1回、25日(12時半または13時半)に行われます。例えば、11~12月のレシート分は1月25日、1~2月の分は3月25日に当選番号が発表される仕組みです。 番号の記載箇所 番号は
注:この記事は、有識者個人の意見です。日本医師会または日本医師会COVID-19有識者会議の見解ではないことに留意ください。 台湾はその政府の初動の速さと水際対策の成功により、現在のところ感染の制御に最も成功している国の一つである。特に、水際でどのように感染流入を防いだかについては、日本も学ぶことが多いと考えられる。 筆者は日本育ちの台湾人である。最初は、ただただ心配で情報収集を始めていたが、中国語の理解できる筆者が発信することに意味があると考え、個人ブログという形で台湾のCOVID-19情報を公開してきた。 台湾の初動の速さには、2003年のSARSの時の教訓が生かされている。実は、SARSの時は、台湾で346人の感染者と73人の死者が発生し、反省も多かった。その後、法整備、指揮系統の統一化が進んでいた。 2020年7月8日時点での台湾のCOVID-19患者数は、累計449人(内、死亡7
写真と気ままな日々と(パートⅡ)定年後に写真にはまってしまって、毎日のように何かしら撮影しています。 旅行やゴルフは勿論のこと近くの散歩にもカメラは手放せません。 そんな気ままな日々を写真で綴ります。 今日はリフォームの仕上げで・・・・居間に待望のエアコンが設置できて、大物家具の移動とともに大掃除をしてくれました。これからは自分達で生活パターンを取り戻すことになりますが・・・・疲れてしまっていて何時までかかることでしょうか? さて今日の写真は台湾旅行の13回目で、6/1の高雄での観光のつづきで・・・・最大の観光スポット蓮池譚散策の後半です。 春秋閣の目の前には大変立派な「啓明堂」という寺院がありました。ネオンサインで日付が表示されたところでパチリ。武聖関公と文聖孔子を主神とするこの地区では最大の廟です。 若い女性が熱心に参拝している様子がいかにも台湾らしいと感じます。 あちこちに睡蓮の花も
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