新聞業界は業績の悪化という課題に取り組むことを余儀なくされているものの、米国時間1月27日にNielsen Onlineが発表した調査報告によれば、米国内でインターネット上にニュースを提供している10大新聞社は、2008年12月に、前年同月比で16%のウェブトラフィック増加を記録した。 現在、ますます多くの紙ベースの出版物が、購読者数の減少と、オンラインへの広告シフトを受けて、廃刊に追い込まれたり、発行日の見直しや、オンライン版のみの発刊にスイッチすることが求められる厳しい状況にある中で、今回の調査結果は、良い前兆となっている。 12月の月間ユニークビジター数は、前年同月よりも大幅に増加して、4010万人に達したと、同リポートは伝えている。 Nielsen Onlineのメディア媒体調査部門ディレクターであるChuck Schilling氏は、次のような声明を発表した。 ホームページを開設