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HONZとあとでに関するtakahiro_kiharaのブックマーク (2)

  • 『野性の知能』 知能を脳から解き放て! - HONZ

    あなたが見ている空の青さと、わたしが見ている空の青さが同じとは限らない。同じ波長の光が網膜に届いているとしても、その刺激が他人の中でどのような知覚をつくりだしているかを正確に知る術はなく、今あなたの目の前に広がる世界は、あなただけの世界かもしれない。 ヒトはどのように世界を見ているのか。 ヒトはどのように世界と繋がっているのか。 書はこの捉えどころのない問いに、心理学はもちろん、生物学に哲学、さらにはロボット工学を交えながら挑んでいく。コオロギの驚くべき求婚能力が紹介されたかと思えば、アフォーダンスの哲学的考察へ至る書の展開は、さながら知のジェットコースターのよう。振り幅が大きく、猛スピードで進んでいくが、確実に我々を目的地へと連れて行く。そして、このジェットコースターは、チンパンジーの事例からスタートする。 ある動物園で暮らすサンティノという名のチンパンジーは、ちょっと変わった日課を

    『野性の知能』 知能を脳から解き放て! - HONZ
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2013/11/09
    "知能を脳から解き放て!"第1章だけ読んだ感じでは、そういう話ではなかったけど?
  • 『日本の路地を旅する』 - HONZ

    書の「路地」とは被差別部落の意味である。著者は中上健次の小説に習い、被差別部落に「路地」という言葉をあて、部落が身近に存在することを指摘したかっという。確かに東京の外れに住む私は、関西と違い同和問題とは無縁で、被差別部落と聞いても、白土三平『カムイ伝』の印象しかないが、それは差別されない側の無自覚、無責任さなのだろう。 著者は大阪の被差別部落で生まれ育ったが、お涙頂戴の話ではない。主に江戸時代に大名などの移動に伴い、各地に、散らばった「路地」を自分の足で回ったルポだ。取材対象の人の職業も、肉の解体業を中心に、太鼓や剥製の職人、芸能関係、ヤクザなど多岐にわたり、置かれている状況も千差万別だ。それがまた現代の被差別部落の問題を見えにくくしているわけだが、著者は自らの出自を明かし、当事者に迫ることで、ゆがんだ差別を浮き彫りにしている。地域ごとの被差別部落のルーツや、遠く離れた部落同士の交流な

    『日本の路地を旅する』 - HONZ
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