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HONZと図書館に関するtakahiro_kiharaのブックマーク (5)

  • 科学はいまだに法律に導入されない 『人を動かすルールをつくる──行動法学の冒険』 - HONZ

    作者: ベンヤミン・ファン・ロイ,アダム・ファイン 出版社: みすず書房 発売日: 2023/5/18 わたしたちは法律や条例などのルールに囲まれて生きている。そして、それらの多くがわたしたちを深刻な危害から守ってくれていることは間違いない。だがその一方で、何らかの理由でルールがうまく機能していない場合も少なくない。ほとんどのドライバーが守っていない、ある道路での速度制限。日々新たに報じられる、企業のコンプライアンス違反。では、そうした一部のルールがあまり守られないのはどうしてだろうか。 書はその問題に真正面から挑んだものである。ただし、その挑み方は従来のものとは異なる。書は、「どうして人はルールを守らないのか」と問うたりはしない。そうではなく、人に一定の行動傾向があることを前提として、「どうして法的ルールは人の行動を改善できないのか」と考えるのである。 わたしたちには一定の行動パター

    科学はいまだに法律に導入されない 『人を動かすルールをつくる──行動法学の冒険』 - HONZ
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2023/06/30
    機会があれば。
  • 『数学者が検証! アルゴリズムはどれほど人を支配しているのか? ~あなたを分析し、操作するブラックボックスの真実』正しく付き合うために、知っておくべきこと - HONZ

    数学者が検証! アルゴリズムはどれほど人を支配しているのか? ~あなたを分析し、操作するブラックボックスの真実』正しく付き合うために、知っておくべきこと 「Facebookがあなたについて知っていること」。そう検索してみると、似たような趣旨のタイトルがいくつもヒットする。「あなたのすべてを知っている」、「隠しているはずのことまで知っている」、「気づかないうちに追跡されている」。確かに気味の悪い話だが、では実際のところ、私たちは「どれほど」アルゴリズムに支配されているのか? 数学者である著者は、さまざまな研究に当たりつつ、時に自らの手でも検証しながら、センセーショナルな見出しからは見えてこない現状について調べていく。書はその過程をまとめたものだ。大きな脅威と騒がれてきた事例も、内実を冷静に掘り起こしていくことで、実は思ったほど影響は大きくなかったり、そもそも指摘が的外れだったりすることが

    『数学者が検証! アルゴリズムはどれほど人を支配しているのか? ~あなたを分析し、操作するブラックボックスの真実』正しく付き合うために、知っておくべきこと - HONZ
  • 『コンスタンツェ・モーツァルト 「悪妻伝説の虚実」』本当に「琥珀の中に閉じ込められた蠅」のようだったのか? - HONZ

    『コンスタンツェ・モーツァルト 「悪伝説の虚実」』当に「琥珀の中に閉じ込められた蠅」のようだったのか? 「世界三大○○」という見立てが日人はなぜか大好きである。「料理」だったり「テノール」だったり、「〇〇」のバリエーションはいろいろだ。世界とまではいかないが、個人的に知っているところでは「芸能界三大悪」というネタもある。だがここでその名を明かすのはやめておこう。いま流行りの忖度というやつである。 世界三大〇〇にはもちろん「世界三大悪」もある。その三人とは、ソクラテスのクサンティッペと、トルストイのソフィア、そしてもうひとりがモーツァルトのコンスタンツェだ。 『コンスタンツェ・モーツァルト 「悪伝説の虚実」』は、世界三大悪とまで称されるモーツァルトのの実像に迫った一冊。伝説というものがいかに形成されていくか、そのプロセスが明らかにされていてきわめて面白い。 コンスタンツ

    『コンスタンツェ・モーツァルト 「悪妻伝説の虚実」』本当に「琥珀の中に閉じ込められた蠅」のようだったのか? - HONZ
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2018/06/13
    そのうち読みたい。
  • やっぱり日本の翻訳家はスゴイ!『翻訳問答』 - HONZ

    シンプルでセンス溢れる軽快な装丁、帯には江國香織と穂村弘の推薦文、著者は、僕らの世代だと、ハワイやサーフィンのイメージがすぐに浮かぶ、作家・翻訳家の片岡義男と、クッツェーの翻訳や『嵐が丘』の新訳で知られる鴻巣友季子。そしてタイトルの「蒟蒻問答」を思わせる遊び心ーー。 を手に取れば、どうしても「洗練」「洒脱」といった言葉が思い浮かんでしまう。ところが、いざページを開くとまったく印象が変わる。ひんやりと澄んだ空気感のなかで、真剣を交えるような言葉のやりとりが続く、実に読みごたえのある一冊なのだ。 書の「仕組み」は、次のようなものだ。 ・まず著名な、すでに翻訳されている著名な小説を、「課題小説」として片岡、鴻巣両氏が選び出す。 ・訳す範囲の原文だけが編集部から二人に渡される(つまり全体を通して原文を読むことはできない)。 ・締切日が提示され、その日までに双方が翻訳原稿を提出したのち、対談が行

    やっぱり日本の翻訳家はスゴイ!『翻訳問答』 - HONZ
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2014/10/23
    図書館にあるんだが、貸出中だったorz
  • 『脳がつくる倫理』 – HONZ

    化学同人が、なぜ哲学のを? 不思議に思われる方もいるかもしれません。かなり異分野のはずですから。このギャップをつなぐのが『脳がつくる倫理』なのです。 著者のパトリシア・チャーチランドは、夫のポールとともに、心の哲学では中心的な研究者です。ふたりは、脳科学の成果を取り入れて心の質を見極めようとする自然主義の立場をとり、とくに消去的唯物論を唱えたことで知られています。これまでの心理学の説明が、脳科学の説明に取って代わられ、前者はやがて消えていくというラジカルな主張です。 このを知るきっかけはNature誌の書評(有料記事)でした。道徳、倫理という「主観的」「文系的」と思われるテーマに、自然科学に基づいて迫るという内容に興味を引かれました。もっともその書評は、哲学者のもので、「科学の側からの見方に過ぎない」という評価でしたが。 従来、科学が扱わなかった対象に挑むという内容に、ここ数年、関心

    『脳がつくる倫理』 – HONZ
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2013/11/23
    図書館にあった。読んでみようかな、と思う。もっとも最近HONZの書評には食傷気味なんだが。
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