注意せよ、不気味な「パンデミック全体主義」が世界を覆おうとしている（大原 浩） @gendai_biz
注意せよ、不気味な「パンデミック全体主義」が世界を覆おうとしている 他人に親切な社会と親切を強制する社会 強制的「社会への奉仕」へと変質 よく考えれば、他人の集団が国家ともいえる。「思いやり」「心遣い」無しにはどのような集団も成り立たないと思うが、それらを法律で強制することは、戦前のような「（他人の集団である）お国のために奉仕する」ことにもつながる。 現在の日本は愛国教育をほとんど行っていないが、日本を愛する人々は多い。だから、日本から離れたがらない。戦前の極端な愛国教育はむしろ「日本嫌い」の「反日日本人」を増やす結果になったように思う。 逆に、日本を悪者にして愛国教育を行う国々では、多くの人々が海外に脱出したがる。また、そのような国々は１．３４と低い日本をさらに下回る合計特殊出生率しか維持できていない。（いくら強制的な愛国教育を行っても）自分の子供の将来を託せる国であると人々が思っていな
低迷する日本の研究力…米国に渡った研究者が思う「日本の希望」（山田 かおり） @gendai_biz
イリノイ大学医学部薬理学科 Assistant Professor 米国NPO法人 海外日本人研究者ネットワーク（UJA）理事 日本の国民は皆勤勉で真面目で働き者だ。ノーベル賞受賞者も多数輩出し、一昔前までは科学立国になることを期待されていた。ところが論文引用数や大学ランキングなどの数値で見る日本の地位は下がる一方だ。なんでこんなことになってしまったのか、ここから巻き返すにはどうしたらいいのか、そう考察する記事はいくつもある。当記事では在米研究者の目から見た日本の問題点と改善点について提案したい。 日本の科学の“現在地”は 1990年代後半から日本の科学の衰退は始まった。実際、データを見ると2000年過ぎからの大学からの論文数減少より前に、企業からの論文は1996年から減少傾向になっている。 そして、Top10％被引用論文数で見ると、1997－1999年頃は世界4位だったが、その後、どんど
「体育会系は就職に強い」神話が崩壊した“根本原因”（飯田 一史） @gendai_biz
「体育会系は就職に強い」――誰でも一度は聞いたことがある俗説だろう。今現在、これはどの程度妥当な話なのか？ 『就職と体育会系神話 大学・スポーツ・企業の社会学』（青弓社）を著した束原文郎・京都先端科学大学健康医療学部准教授に、体育会系神話の実像と変遷、そして現在の体育会系をめぐる中高大学の問題点について訊いた。 「高偏差値帯」かつ「体育会系」は今も就職に強い ――「体育会系は就職に強い」は今もそう言えるのでしょうか。 束原 部分的には今もそう言えると考えられます。全大学卒業生のうち、東証一部上場企業に行く学生の割合は約2割ですが、一部上場企業に行く学生全体のうち、高偏差値帯の体育会系学生はデータ上、そうでない学生よりも割合が高くなっています。 厳密に高偏差値帯の体育会系と非体育会系を比較したわけではないのですが、「高偏差地帯」大学で、かつ男性ではチームスポーツ、女性ではスキー、スケート、ゴ
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