なお、パーセプションフロー・モデルの実際の設計方法については、後述の「パーセプションフロー・モデルの設計方法」で解説しています。 カスタマージャーニーマップとの違い パーセプションフロー・モデルと似た考え方として、「カスタマージャーニーマップ」があります。 パーセプションフロー・モデルは、「消費者にこれから起こるであろうパーセプション(認知)の変化」を設計するモデルです。 一方カスタマージャーニーマップは、「消費者の過去の行動」に着目し、消費者が商品を認知してから、実際に購入し、その後活用するまでの流れを設計するものです。 カスタマージャーニーマップは、1990年代に考案されました。 当時は、情報網が現代ほど発達していなかったため、消費者が過去にどんな行動をとり、どのように情報収集をしてきたかの把握が容易でした。 しかし、現代では消費者の行動が多様化し、情報網も大いに発達しています。 その