「人は得意な道で成長すれば良い」は創立者杉浦重剛先生の教えです。その教えを実践するにあたり「あなたの好きなことは」と聞かれると、あれやこれやと浮かぶものの、「あなたの得意なものは」と聞かれてもなかなか「これです」と答えるのは難しいものです。 「一年の計は元旦にあり」と終業式の時に話しました。一年の計は、何も細かい計画でなくてよいのです。鳥の目で「今年は、これをやろう」という志で構いません。その志を決めた人は、それをしっかりと虫の目をもって実現できるようにしてください。自分の得意なものがまだ見つかっていない人は、まずは好きなことをとことん追求してみてください。好きなことに没頭することで見えない世界が見えてきます。毎日の変化は微妙なものですが、続けることにより、やがて知らぬ間に得意なこととなり、志へと昇華してきます。 これからの時代は、知識や技術なども大事ですが、それ以上に人としての生き様、そ