久々の更新だ。 日が開いてしまった、やはり食い扶持を稼ぎならの更新ゆえ、なかなか、好きな本とか映画にふけったりブログを書いたりといった生活をするわけにもいかない。 「日雇いなんかやってらんねえよな、動きもしねえ連中の方が俺らよりいい給料もらってんだから」 と言うように、資本主義社会に生かされる人間として、糊口をしのぐために、どうしても金を稼がないといけないんだよね。 それでこのセリフは呉美保監督の「そこのみにて光輝く」という映画のワンシーン、パチンコ屋で佐藤達夫(綾野剛)と、ライターの貸し借りで知り合った大城拓児(菅田将暉)が、一緒に自転車に乗りながら発したセリフだ。 このセリフは響いたな。実際そうだよな。 白シャツはクーラーの効いた部屋で「管理業務」だとかいうのをやっている最中、現場に派遣される労働者は汗水流して働くんだからよ。 それでこの映画、注目すべき点がいくつかある。 それはニーチ