もうすぐ化石の日!オンライン講演会 「最新アンモナイト学」 アンモナイトは、古生代デボン紀に登場し、中生代白亜紀末に絶滅した頭足類です。石灰質の殻は世界中の地層から豊富に見つかる一方で、軟体部はほとんど見つからず、また遊泳性であるために生活の痕跡が地層に残らず、古生態の復元も難しい、謎に満ちた古生物です。しかし、最近の研究により、アンモナイト“本体”の形や生き様、進化や絶滅などの謎が徐々に明らかになってきました。古今東西の研究例を紹介し、アンモナイトのリアルな姿に迫ります。 講師紹介 三笠市立博物館 主任研究員 相場 大佑 さん 三笠市立博物館 主任研究員。1989年東京都生まれ。2017年横浜国立大学大学院博士課程修了。博士(学術)。2015年から現所属。専門は化石頭足類アンモナイトの分類・進化・古生態。特に、北海道に分布する白亜系蝦夷層群から特徴的に産出する、“異常巻きアンモナイト”に