狭心症・心筋梗塞とは 狭心症・心筋梗塞の発症時期や症状について 狭心症・心筋梗塞は特に12月から2月ごろに起こりやすく、最も多い1月は7月に比べて1.5倍以上発症が多いと言われています。 狭心症・心筋梗塞で通院されている方は年間約80万人、心筋梗塞による死亡は年間約4万人にものぼります。一般的な症状は胸の痛みであると考えられていますが、必ずしも胸が痛むとは限らず、他の部位に痛みが感じられるケースもあります。 狭心症と心筋梗塞の違い 危険な心臓病のうち、「狭心症」とは、心臓に血液を送っている「冠動脈」の一部に異常が起き、血流が流れにくくなって、心臓の筋肉(心筋)が弱ってしまうものです。さらに、冠動脈に血栓が詰まって血流が途絶え、周囲の心筋が壊死(えし)してしまうのが「心筋梗塞」です。 狭心症の典型的な症状は、締め付けられるような胸の痛みですが、それ以外の場所に痛みが起きる「関連痛(放散痛)」