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ブックマーク / bijutsutecho.com (6)

  • 都内で予定の「表現の不自由展」にまた妨害──憲法によって言えること・言えないこと

    都内で予定の「表現の不自由展」にまた妨害──憲法によって言えること・言えないこと6月25日から東京・新宿区のギャラリーで開催予定だった企画展「表現の不自由展・その後 TOKYO EDITION+特別展」が、会場での妨害行為などによって会場変更を余儀なくされた。表現の自由をも揺るがすこの状況を受け、いま何がなされるべきか? 武蔵野美術大学教授で憲法研究者の志田陽子が論じる。 文=志田陽子 「あいちトリエンナーレ2019」での「表現の不自由展・その後」 会場変更を余儀なくされた 「表現の不自由展」 6月25日から東京・新宿区のギャラリーで開催される予定となっていた企画展「表現の不自由展・その後 TOKYO EDITION+特別展」の会場で妨害行為が続いているとして、同企画展の実行委員が10日、都内で緊急記者会見を開いた。 この企画展は、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で抗議が殺到し中

    都内で予定の「表現の不自由展」にまた妨害──憲法によって言えること・言えないこと
  • 美術館は「不要不急」なのか? 日本博物館協会専務理事・半田昌之に聞く、ミュージアムの現状と課題

    美術館は「不要不急」なのか? 日博物館協会専務理事・半田昌之に聞く、ミュージアムの現状と課題3度目の緊急事態宣言が延長されるなか、美術館界では国立と都立でその再開をめぐり混乱が生じた。文化庁はミュージアムでの安全性を主張し、休館に合理性がないとする。いっぽうで都は人流抑制のために休館を要請したが、劇場など他の施設における対応との整合性がとれていない。こうした状況を踏まえ、ミュージアムをめぐる状況はいまどうなっているのかについて、公益財団法人日博物館協会の専務理事・半田昌之に話を聞いた。 聞き手・文=橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長) 公益財団法人日博物館協会の専務理事・半田昌之 現場の声が届かない政策決定──今回の緊急事態宣言も、大方の予想通り延長されました。そのなかでも想定外だったのが、ミュージアムの再開をめぐる国と都の対立です。国は美術館・博物館を再開させようと発表までしまし

    美術館は「不要不急」なのか? 日本博物館協会専務理事・半田昌之に聞く、ミュージアムの現状と課題
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2021/05/19
    少なくとも図書館よりは不要不急だと思う。/必要だが、急を要さない?(そういうもの多い…)
  • 上野の旧博物館動物園駅が11月に一般公開。羊屋白玉演出の新作インスタレーションを展示へ

    上野の旧博物館動物園駅が11月に一般公開。羊屋白玉演出の新作インスタレーションを展示へ2004年に廃止され、今年「東京都選定歴史建造物」に選定された上野の旧博物館動物園駅が11月23日より一般公開されることが発表された。構内では、上野のリサーチをもとに演出家・羊屋白玉が書き下ろした物語を読み解きながら鑑賞するインスタレーション作品が展開される。 1933年に京成電鉄の駅として開業し、2004年に廃止された東京・上野の旧動物公園駅。ここが新たなアートスポットとなる。 同駅は開業当時、駅舎の建設予定地が御料地であったため、御前会議での昭和天皇の勅裁を受けて建設されたもの。駅舎内外の意匠は西洋風の荘厳なつくりとなっており、開業以後、東京帝室博物館(現・東京国立博物館)や恩賜上野動物園の最寄り駅として利用されてきた。しかし利用者の減少により、1997年に営業休止、2004年に廃止。その後は 18年

    上野の旧博物館動物園駅が11月に一般公開。羊屋白玉演出の新作インスタレーションを展示へ
  • 全国美術館会議が「美術館と美術市場との関係について」声明を発表。「美術館は市場関与目的の活動をすべきでない」

    全国美術館会議が「美術館と美術市場との関係について」声明を発表。「美術館は市場関与目的の活動をすべきでない」全国389の国公私立美術館が加盟する全国美術館会議(会長:建畠晢)は19日、「美術館と美術市場との関係について」と題した声明を発表した。これは5月に報道された政府案「先進美術館」構想に対するもの。 1952年に創立し、日全国にある389の国公私立美術館(国立9館、公立246館、私立134館)が加盟する美術館の一大ネットワーク「全国美術館会議」(以下、全美)が、新たな声明文を発表した。 昨年5月25日、第66回全国美術館会議総会で「美術館の原則と美術館関係者の行動指針」を採択し、美術館のあるべき姿を示した11の原則と、それに対応する美術館関係者の11の行動指針が定めたことで注目を集めた全美。19日に公表された「美術館と美術市場との関係について」の声明は、今年5月に読売新聞の報道をきっ

    全国美術館会議が「美術館と美術市場との関係について」声明を発表。「美術館は市場関与目的の活動をすべきでない」
  • 京都大学の立て看板(タテカン)をギャラリーで展示。京都市立芸大で企画展「Re/place」開催

    京都大学の立て看板(タテカン)をギャラリーで展示。京都市立芸大で企画展「Re/place」開催京都市が制定した景観条例にもとづき、京都大学が撤去した立て看板(タテカン)。ネット上でも賛否を呼んでいるこのタテカンをテーマにした展覧会「Re/place」が、京都市立芸術大学内の芸大ギャラリーで開催される。会期は5月19日、20日の2日間のみ。 「立て看板」(通称タテカン)は、おもに大学において部活の部員勧誘や、催事の宣伝、あるいは学生運動のスローガンの主張など、様々な役割を持つものとして広く知られている。そのタテカンが、5月13日をもって京都大学から撤去されたことがネット上で様々な賛否を呼んでいる。 京都大学の立て看板は、大学がある京都・百万遍の風物詩として、あるいは京都大学のアイコン的存在として、長年その姿をとどめてきた。しかしながら、京都市は立て看板が市条例に違反するとして、大学を文書で行

    京都大学の立て看板(タテカン)をギャラリーで展示。京都市立芸大で企画展「Re/place」開催
  • セックス博物館で「荒木経惟展」が開催。#MeToo ムーブメントのなか、何を問いかける?

    セックス博物館で「荒木経惟展」が開催。#MeToo ムーブメントのなか、何を問いかける?荒木経惟のこれまでの活動を振り返る「The Incomplete Araki: Sex, Life, and Death in the Works of Nobuyoshi Araki(未完成なアラーキー:荒木経惟の作品におけるセックス、生活、死)」が、ニューヨークの「ミュージアム・オブ・セックス」で開催されている。#MeTooムーブメントが高まるニューヨークで、荒木の作品はどのように受容されているのか? 現地メディアの反応を含めレポートする。 文=國上直子 ニューヨークで開かれる荒木経惟の展覧会としては、最大規模となる展「The Incomplete Araki: Sex, Life, and Death in the Works of Nobuyoshi Araki」展では、半世紀に及ぶ活動を振り

    セックス博物館で「荒木経惟展」が開催。#MeToo ムーブメントのなか、何を問いかける?
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