2012年のJリーグはサンフレッチェ広島が優勝した。広島には申し訳ないけれど、キャスティングが飛び抜けていたとは思わない。代表選手の多くが海外に行ってしまって、外国人のレベルも落ちた。経済不況によって親会社が出資を切り詰めたことで、大型補強をするチームもなかった。去年優勝した柏が6位で2位だった名古屋が7位、3位だったG大阪に至ってはJ2に落ちたから周りが落ちた。上のレベルが落ちてきたことによる戦力均衡。Jリーグが戦国時代になったのは間違いない。その中で団子から抜けだしたのが広島や仙台だった。 広島が良かったのか、それとも他が悪かったのか、というところ。20勝もしていないチームが優勝してしまったのだから。強いて言えば広島は佐藤、仙台は外国人が点を取ったことが他との差になった。ただ、Jリーグ全体に言えることだけど、印象的な活躍をした選手があまりにもいない。広島にしても、どのくらいの人々が名前