2級ファイナンシャルプランナー 大学在学中から行政書士、2級FP技能士、宅建士の資格を活かして活動を始める。 現在では行政書士・ファイナンシャルプランナーとして活躍する傍ら、フリーライターとして精力的に活動中。広範な知識をもとに市民法務から企業法務まで幅広く手掛ける。 事故物件は告知されるのが原則 一般的に、賃貸物件の部屋内で自殺や殺人など、人の亡くなる事故が発生した場合、住み心地のよさを欠く心理的な瑕疵があるとして、不動産業者はそれを入居前に告知しなければなりません。 ただし、法律は告知しなければならないことを明確には定めてはいません。しかしながら、通常多くの人の感覚としては、自殺や事故などで人の亡くなった直後の部屋で生活することに不快な気持ちを感じるものです。 そこで、判例では「住み心地のよさを欠く」といった理由から、事故物件について告知すべきとしているのです。この告知義務は、あくまで