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読書中と医学に関するtakahiro_kiharaのブックマーク (6)

  • 「Shared decision making」とはなにか

    「Shared decision making(シェアード・ディシジョン・メイキング)」という言葉を聞いたことがありますか。これは医療者と患者さんがエビデンス(科学的な根拠)を共有して一緒に治療方針を決定するというもので「共有意思決定」と呼ばれます。近年の医療の場では、それが必要とされる場面が多くなりつつあります。今回は、「Shared decision making」とは何か、またその際注意しなければならない点について、京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻 健康情報学分野 教授 中山健夫先生にご説明頂きました。 「Shared decision making」とはなにか 前の記事(「ヘルスリテラシーの向上に重要なもの-医療情報と向き合う」)で述べたように、医療情報をうのみにせず、落とし穴に注意してしっかり見ることは非常に重要です。しかし、情報に注意してみれば見るほど、実際の医療には

    「Shared decision making」とはなにか
  • プラセボ効果とは? | 小豆沢整形外科 ブログ

    「プラセボ効果」という言葉はご存知でしょうか? 「プラシーボ」とも呼びます。 英語の綴りはplacebo。日語では「偽薬」効果、と訳されています。 プラセボ効果とは、簡単に言うと、 「このクスリは良く効く」と思い込んで飲むと、例え薬効がないはずの偽薬であっても病気の症状などが良くなってしまう効果のことです。良い意味での暗示効果と言えます。 「プラセボ」とは、偽薬。「ぎやく」と呼びますが、その名の通り、にせぐすり、です。 何か物の薬があるとして、例えば錠剤だとすると、それと外観や重さなどがそっくりに作られたものがプラセボです。プラセボの材料としては、人間には少量ではほとんど体調に影響の無い乳糖などが用いられることが多いようです。但し、乳糖不耐症の人などには下痢などの症状を現す可能性もあります。 プラセボは薬剤開発で重要な役割をしています。 というのは、プラセボだけでも人によっては非常に高

  • サルコイドーシス(指定難病84)

    (概要、臨床調査個人票の一覧は、こちらにあります。) 1.サルコイドーシスとはどのような疾患なのでしょうか? この病気は約100年以上も前に、イギリスで皮膚の病気として発見されました。その後研究が進み、この病気は、おもに類上皮細胞やリンパ球などの集合でできた「 肉芽腫 」という 結節 が、リンパ節、目、肺、心臓などの、全身のさまざまな臓器にできてくる病気であることがわかりました。「サルコイド」はラテン語で「肉のようなもの」という意味で、「サルコイドーシス(以下「サ症」という。)」とはそれが全身にできてくる疾患であることを意味しています。 2.サルコイドーシスの疫学はどのような特徴がありますか? 世界中にある病気ですが、人間しか罹らないといわれています。また、地域や人種のちがいによって、発生率や重症度にちがいがあり、たとえばヨーロッパでは南欧より北欧に多くみられ、アメリカでは黒人が白人の数倍

  • 双胎間輸血症候群TTTS: twin-twin transfusion syndrome - 日本胎児治療グループ

    最終更新日:2020年11月13日 双胎間輸血症候群TTTS: twin-twin transfusion syndrome 双胎間輸血症候群(TTTS)とは?表示 TTTSは一絨毛膜双胎(胎盤が1つの双胎)に起こる特殊な病気です。双胎で胎盤が1つのため、共有している胎盤でつながっている血管(吻合血管)を通じて、互いの血液が両方の胎児の間を行ったり来たり流れており、通常はバランスがとれているため問題がありませんが、このバランスが崩れたときTTTSが 発症します。血液を余分にもらっている方の胎児(受血児)は全身がむくんできて、心不全、胎児水腫という状態になります。また、胎児の尿量が増えることに より羊水過多となります。一方、血液を送り出している胎児(供血児)は、発育不全で小さくなり、尿量が少なくなるため腎不全や羊水過少となります。この病 気は一絨毛膜双胎の約1割におこり、無治療では児の救命が

  • 精神障害はひとつながり | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    これまで病態に応じて区切られ分類されていた精神障害が、実は1つのスペクトラム、つまり、さまざまな病態が連なった1の軸として表せることが、近年の研究によって示唆されている。しかし、精神障害診断の最新の改訂版DSM-5では、その採用は時期尚早として見送られた。 ピッツバーグ大学(米国ペンシルベニア州)の精神科医David Kupferは、現代の精神医学界では異端である。彼はこの6年間、精神医学のバイブルと言われる『精神障害の診断と統計の手引き(DSM)』の改訂版の監修に取り組んできた。 DSMは、世界中の精神科医が患者を診断する際に基準とする「症状チェックリスト」である。今回の改訂作業で、Kupferの意見で大反対なしに通ったのは「版番号の表記をVから算用数字の5に変えることだけ」だった。そんなところにもDSMの影響力の大きさが表れている。だがその改訂作業も、このほど最後の山場を迎える。来月

    精神障害はひとつながり | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
  • ピロリ菌の発見 | ピロリ菌って何者? | ピロリ菌のお話.jp

    その病気のすべての患者にその細菌がいる その細菌は他の病気の患者にはみられない 患者から分離したその細菌を投与すると別の個体に同じ病態が現れる 病気を引き起こした別の個体から、同じ細菌が証明できる ※コッホの四原則とは、ドイツの細菌学者ロベルト・コッホがまとめた、感染症の病原体を特定する際の指針のひとつです。 ロベルト・コッホは、1905年にノーベル医学・生理学賞を受賞しました。 通常の細菌の培養では、菌を培地に植え付けて、培養器に入れてから48時間後に培養できたかどうか確認します。2人もそのようにしていましたが、なかなかうまく培養できませんでした。 たまたま、マーシャルがイースター祭の休暇をとり、5日間も培養器に入れた菌をほったらかしてしまいました。これが35番目の検体でした。 「しかたない。また、やり直しだ」とあきらめかけたそのとき、培養器をよく見ると、なんと、そこには直径1mmの透明

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