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読書中と東洋経済に関するtakahiro_kiharaのブックマーク (4)

  • 「工場畜産」の爆発的拡大が生む百害

    工場式の畜産は、農業の産業化に不可欠な原動力だ。その容赦なき拡大は、気候変動、森林破壊、生物多様性の喪失、人権侵害などを引き起こすが、大の原因は、安価な肉を求める先進諸国の不健全な需要による。 20世紀には、欧州と米国が1人当たり年平均60~90キログラムの肉を消費した。これはヒトの必要栄養量をはるかに超えている。一方で、新興諸国とりわけBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)で中流階級が急増し、肉と乳製品に対する需要も拡大している。 そこで世界中のアグリビジネス(農業関連企業)は、年間肉生産高を現在の3億トンから2050年に4億8000万トンに拡大しようとしている。そうなれば、価値連鎖(飼料供給→肉生産→加工→小売り)のほとんどすべての段階で、深刻な社会的問題や生態学的な圧力が生じる。 多量の温室効果ガス 工場式畜産は多量の温室効果ガスを排出する。さらに動物の

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  • 日本人が知らない「バクラヴァ」銀座に登場した訳

    韓国発のトゥンカロン、台湾発タピオカティー、イタリア発のマリトッツォ……スイーツの世界では目まぐるしく流行が入れ替わるが、ここへきて注目を浴びそうなのが、薄いパイ生地を何層にも重ね、中にナッツを挟んだ「バクラヴァ」に代表される中東菓子だ。 11月10日には松屋銀座店に期間限定で「バクラヴァの王様」と呼ばれるトルコのブランド「Nadir Gullu(ナーディル・ギュル)」が出店し、朝から行列ができるほど話題に。東京周辺で目立ってきているトルコ料理などの中東系レストランでも、バクラヴァを提供しているところがあり、身近なところで味わえる機会も増えつつある。 中東菓子に、にわかに注目が集まる背景の1つには、日でも近年人気が高まっている"ナッツの女王"ピスタチオの存在がある。中東のトルコやイランなどで栽培されているピスタチオは、現地でべられているバクラヴァやクナーフェなどには欠かせない材料。日

    日本人が知らない「バクラヴァ」銀座に登場した訳
  • 「山谷・寿町」日雇い者が瀕するコロナ禍の憂鬱

    「ドヤ」とは宿(ヤド)の逆さ読みで、簡易宿泊所の俗称だ。日雇い労働者向けの宿泊所が集まるドヤのマチといえば、関東では東京の山谷地区と横浜・寿町が知られている。そこで暮らす住人や周辺のホームレスの人たちは、新型コロナウイルスの感染拡大が続く今、どう過ごしているのだろうか。コロナ禍のしわ寄せは、社会的立場の弱い人たちにより深く及んではいないか。感染者の出ていない「ドヤのマチ」に足を運んだ。 コロナで変わる「ドヤのマチ」 4月下旬ともなれば、山谷の朝は早い。 ドヤの住人たちは三畳一間の居室から起き出し、山谷の中心部ともいえる「城北労働・福祉センター」周辺や自分のドヤの玄関先などで顔見知りと立ち話を始める。午前5時半、同センター正面の路上にいる人は30人前後。誰とも会話せず、1人で立っている人も少なくない。 ホームレスの人たちも同じころ、玉姫公園などに設けたブルーシート小屋や段ボールハウスを出た。

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  • 部下を「褒めて育てる」が必然的に失敗する理由

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