同GMが大谷の優れた才能として上げていたのが高い身体表現力だったのである。 「視覚で捉えたものを身体で具体的に表現できる力が優れている」 このモノマネの才能と身体表現力があるから、大谷は開幕直前の慌ただしい時期でも打撃フォームの修正を行えたのだろう。 大谷が真似た偉大なる“先生”は誰? 実は明らかに今回のフォーム修正には“先生”がいる。 直接、教えたのではないだろうが、エンゼルスのチームメイトにまったく同じ膝の使い方をする選手がいるのだ。大谷はその膝の使い方を参考にフォームの修正を行ったと想像できるのである。 その“先生”こそ、昨年メジャー通算600号本塁打を達成し、今季はメジャー通算3000本安打にあと15本(4月12日現在)と迫っているアルバート・プホルス内野手だった。 なぜプホルスなのか? チームには現在のメジャー最強打者と言われるマイク・トラウト外野手もいる。それなのになぜトラウト