タグ

ブックマーク / bio.nikkeibp.co.jp (4)

  • モダリティとは

    モダリティ(modality)とは、低分子薬、抗体医薬、核酸医薬、細胞治療、遺伝子細胞治療、遺伝子治療といった治療手段の種別のこと。また、核酸医薬の中のアンチセンス医薬、siRNA医薬などのように、同一のモダリティの中でも作用機序が異なるものを別のモダリティとして区別する場合もある。 低分子薬は主に、分子量500以下の低分子化合物のことを指し、体内で標的分子を阻害したり、作動させたりすることで、活性を発揮するモダリティだ。一方、抗体医薬は、分子量数万程度の抗体(IgG)が標的を阻害したり、抗腫瘍活性を発揮したりするモダリティである。 また、核酸医薬は、アンチセンス医薬やsiRNA医薬、核酸アプタマー医薬など複数のモダリティに区別できる。アンチセンス医薬は1鎖DNA/RNAを投与することで、細胞内で標的RNAを分解したり、立体障害によりスプライシングを制御したりする。siRNA医薬は2

    モダリティとは
  • マイクロバイオータ

    マイクロバイオータ(microbiota)はある環境中の微生物を指し、マイクロバイオーム(microbiome)は微生物が持つゲノム情報の総体を指す用語である。ヒトは総数にして600兆から1000兆個の微生物と共存している。中でも最も研究が進んでいるのが腸内細菌である。細菌はヒトをすみかとする一方で、ヒトにはできない物消化やビタミン合成を行う他、免疫作用など様々な機能を提供してくれる不可欠なパートナーであることが分かり始めている。ヒトを含む動物の腸内に生息している膨大な数の腸内共生マイクロバイオータを腸内菌叢、腸内フローラなどともいう。

    マイクロバイオータ
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2021/05/19
    …オームはWikipedia。
  • コロナワクチンが完成しても楽観できない

    新型コロナのワクチンは世界中で熱望されているが、より多くの人が接種しなければ効果は半減してしまう(画像:Elmar Gubisch、123RF) この半年間の世界の変わりようを振り返ると、ただただ唖然(あぜん)とするしかありません。中国内陸部で重症急性呼吸器症候群(SARS)に似た感染症が発生したようだ──と日に伝わったのは2019年の大みそかでした。12月30日に、武漢市の保健当局が「原因不明の肺炎が発生した」と正式に発表。当初から台湾のように厳格で科学的な施策を各国が徹底できていれば、今のような惨状は防げたのかもしれません。 3月ごろまで感染者の多くがアジアに集中しており、欧米では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は「アジアの病気」という誤った認識が広がっていました。その後、感染の中心が欧州や米州に移ったのは皮肉としか言いようがなく、第2波が再びアジアに押し寄せるという悪循

    コロナワクチンが完成しても楽観できない
  • モダリティ多様化時代の製薬企業の生きる道

    数年前から製薬業界で、モダリティという言葉を耳にする機会が増えている。モダリティとは低分子化合物、ペプチド(中分子)薬、抗体医薬を含む蛋白質医薬、核酸医薬、細胞医薬、再生医療といった治療手段のことだ。従来、製薬業界では低分子化合物を治療手段とする創薬が大半を占めていたが、1990年代以降、抗体医薬など蛋白質医薬の創薬が台頭。さらに近年では、核酸医薬や細胞医薬、再生医療の研究開発も活発化し、モダリティの選択肢の幅が広がった。 この記事は有料会員限定です 会員の方はこちら ログイン 2週間の無料トライアルもOK! 購読に関するご案内 ※無料トライアルのお申し込みは法人に限ります。(学生や個人の方はご利用いただけません)

    モダリティ多様化時代の製薬企業の生きる道
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2020/05/21
    “ダリティとは低分子化合物、ペプチド(中分子)薬、抗体医薬を含む蛋白質医薬、核酸医薬、細胞医薬、再生医療といった治療手段のこと”
  • 1