かつて郵便局だった米原市長岡の民家から見つかったフィルム十三本と映写機二台に関し、何の映像なのかなどを調査した結果がまとまり、企画展「黎明(れいめい)期の日本映画〜民家に残された映画の謎〜」として同市春照の伊吹山文化資料館で報告されている。なぜ郵便局にフィルムが残っていたのかという謎と、一部は作品名が明らかになった。(形田怜央菜) フィルムは二〇二一年秋に、自宅の整理をしていた住民が発見し、伊吹山文化資料館に寄託した。館が岐阜県羽島市の市映画資料館に依頼し、相談役の近藤良一さんが調査した。...