うつ病になってマンガが描けなくなりました 相原コージ ベテランギャグ漫画家相原コージ、コロナ禍の中、突如うつ病に。病いと戦う日々を真摯に淡々と描きます。
セロトニン不足はどのように意欲を低下させるのか?セロトニン不足はどのように意欲を低下させるのか? / Credit: canvaセロトニンは私たちの「やる気」や「元気」と深く関わる物質です。 セロトニンレベルが低下すると、気分や意欲が落ち込むだけでなく、イラつきを引き起こしたり、行動にかかるコストに敏感になるなど、様々な面で悪影響を起こすことが報告されています。 他方で、セロトニンを増やす薬はうつ病に見られる不安や意欲低下の治療薬として用いられています。 しかし「セロトニンの低下がどのようなプロセスで意欲生成を阻害し、やる気の低下に繋がるのか」という詳しい仕組みは解明されていません。 また脳内に10種類を超えるとされるセロトニン受容体のうち、どれがこの仕組みに関係しているかも不明です。 現状の治療薬は即効性が低いという問題点があり、これらの仕組みの理解はその改善に役立つと期待されています。
患者を診ていて気付いた「運動の抗うつ効果」 私たち医療従事者は患者と接しているうちにパターンが存在することに気づく。この人は治りそうだが、あの人はあまり上手くいかないだろう、といったことを感じるようになるのだ。しかし、その直感に頼りすぎるのもいけない。たまたまかもしれないし、自分が常々思っていることを裏づけるケースほど記憶に残りやすいものだ。 しかし2010年頃に気づいたのが、うつの患者で運動をしている人たちは病院に戻ってこないことだった。何度か受診しただけで、そのあとはもう見かけないことが多かった。そのせいで、運動には抗うつ効果があるのではないかと思い始めた。 研究を調べてみると、驚いたことにまさにそのとおりなのだ。ここ10年、運動によってうつを治療する研究が多数行われてきた。私が一番驚き、かつ最も重要だと思うのは、うつの予防、つまり運動でうつになるリスクを下げられるという研究結果だ。
長引くコロナ禍の影響により、国内ではうつの症状を訴える人が、コロナ流行前と比べ2倍以上に増加している。なぜうつ症状が起きるのか、これまでそのメカニズムは正確にはわかっていなかったが、いま解明に向けた研究が進んでいる。その最前線を取材した。 コロナ禍で2倍に急増 うつの原因を脳波から探る コロナ禍で迎える3度目の夏。マスクの着用など少しずつ制限が緩和されているが、街の人たちは…。 街の人: 付き合いが無くなりましたね。社交ダンスとか飲み会とか。友達に会えないとか、そういうストレスはある 街の人: 今は慣れちゃって普通の生活を送っていますが、当初はストレスが溜まって大変でした。ちょっと元気がないというか…そんな感じがした そもそも「うつ病」とは、気分が落ち込んでいるなどの精神症状とともに、眠れない、食欲がないといった身体症状が現れ、日常生活に大きな支障が出る気分障害のひとつ。 この記事の画像(
学術誌大手のScienceが「うつ病に関連しているとみられる腸内細菌」について最新の研究結果を報じました。 Combined effects of host genetics and diet on human gut microbiota and incident disease in a single population cohort | Nature Genetics https://www.nature.com/articles/s41588-021-00991-z Gut microbe linked to depression in large health study | Science | AAAS https://www.science.org/content/article/gut-microbe-linked-depression-large-health-stud
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