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読書中と社会に関するtakahiro_kiharaのブックマーク (19)

  • 宮下洋一 『死刑のある国で生きる』 | 新潮社

    世界中が死刑廃止へと向かうなか、日が死刑を続ける理由は何なのか。アメリカ、フランス、スペイン、日、それぞれの国の実情を丹念に取材した宮下洋一氏が、田原総一朗氏とタブーを恐れずに議論を交わしました。 田原 お聞きしていいですか。まず宮下さん、なんで死刑のを書いたんですか。 宮下 ひとつは、日が死刑を廃止しない理由を知りたかった。もうひとつは、自分が死ぬと分かっている人が、どういう気持ちで生きているのかを見てみたかったんです。死を予告されている人に対してインタビューしようと思うと、「安楽死」と「死刑」しかない。安楽死についてはずっと取材してきたので、次は死刑だなと。 田原 生きるとか死ぬということに、なんでそんなに興味があるんですか。 宮下 ジャーナリズムの仕事を始めてから、ずっと海外に住んでいて、学生時代も含めると欧米での生活が二九年目になります。移り住んだ頃はアジア人もすごく少なか

    宮下洋一 『死刑のある国で生きる』 | 新潮社
  • 哲学者が議論「監視の技術」はいつ誕生したのか

    20世紀におけるテクノロジーの変化を示すものとして、「監視テクノロジー」の転換に触れておきましょう。周知のように、「監視」というテーマを、テクノロジーの問題として議論したのは、ミシェル・フーコーです。しかし、どうして「監視」がテーマとなったのでしょうか。 その理由は、「監視」が近代社会そのものを根的に規定していることにあります。フーコーによれば、近代では、人々を同じ場所に集め、多様な形で配分して、規律訓練するシステムが形成されました。この典型が監獄ですが、その他にも学校・工場・軍隊・病院・寄宿舎などが、同じ形式になっています。近代人は、こうした集団化のなかで規律訓練され、社会的な秩序を維持していくわけです。 規律訓練のために使われる「監視」 こうした規律訓練のために使われるのが、「監視」のテクノロジーです。フーコーはそれを分析するため、「監獄」に焦点に絞って、その構造を解明しています。そ

    哲学者が議論「監視の技術」はいつ誕生したのか
  • 「ISの傷痕 洗脳された若者をどう受けとめるか」(時論公論)

    15歳でシリアの過激派組織IS・イスラミックステートに加わった女性の帰国をめぐって、イギリス国内で議論が巻き起こっています。女性は出まれて間もない子どものために危険なシリアから祖国への帰還を願っていますが、イギリス当局はテロ組織を支持したことを理由に帰国を認めていません。アメリカでも同様のケースが起きています。IS掃討作戦が終結に近づいている一方で、国際社会は過激派組織に加わった自国の若者たちにどう対処するかという難題に直面しています。 その理由は妊娠です。女性の話では、シリア入国の10日後に27歳の戦闘員のとなり、2人の子どもを生みましたが、病気と栄養失調で2人とも失いました。今回3人目の子どもを身ごもり、安全な祖国で育てたいとの思いから帰国を望んだのです。壊滅状態のISに見切りをつけて戦闘員の夫は投降し、妊娠9か月だった女性は避難民キャンプに逃げ込みました。一緒にシリアに向かった同級

    「ISの傷痕 洗脳された若者をどう受けとめるか」(時論公論)
  • 緑の革命 - Wikipedia

    緑の革命(みどりのかくめい、Green Revolution)とは、1940年代から1960年代にかけて、高収量品種の導入や化学肥料の大量投入などにより穀物の生産性が向上し、穀物の大量増産を達成したことである。農業革命の1つとされる場合もある。 ロックフェラー財団は、1944年結成のノーマン・ボーローグらの研究グループ[* 1](1963年に国際トウモロコシ・コムギ改良センターに改組)と1960年設立の国際稲研究所に資金を提供し、緑の革命を主導した。 概要[編集] 在来品種は、一定以上の肥料を投入すると収量が絶対的に低下する。それは在来品種の場合、倒伏が起こりやすいために肥料の増投が収量の増加に結びつかないからである。そこで、導入された主な高収量品種(High Yield Varieties: HYVs)として、メキシコ・メキシコシティ郊外でアメリカ合衆国の農学者・ボーローグらによって開発

    緑の革命 - Wikipedia
  • 「コロナが終わったような感じ」の正体。この平穏は見せかけか? それとも、ついに――? - 社会 - ニュース

    東京都の定点観測データを見ると、今年8月に感染者数が急増している。この第9波は、過去最大規模だった第8波に近い値を推移しているが、社会へのインパクトは大きくなかった。すでにピークは過ぎており、現在の感染状況は落ち着いている 中国・武漢での最初の感染から約4年が経過し、10月の訪日外国人観光客はコロナ禍前を超え、仕事もプライベートも以前の生活に戻りつつある。でも、これって5類移行によって報道が減り、僕らが気づいてないふりをしているだけで、実は医療の現場はヤバかったりする? というか、この夏の第9波は来ていたの?この「コロナが終わったような感じ」は当に信じていいんですか......? ■第9波は来ていた! そして去っていた!2019年末、中国の武漢からコロナ禍が始まってから約4年。繰り返されるパンデミックの波を乗り越え、今年の5月8日に、新型コロナの感染症法上の分類は季節性インフルエンザなど

    「コロナが終わったような感じ」の正体。この平穏は見せかけか? それとも、ついに――? - 社会 - ニュース
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2023/12/02
    "業界屈指の"まともなコロナ記事"を手がけてきたと自負する"ま、自負するのは勝手だが。/マスクは「雨の日の傘」雨止んだのか?
  • 『ソーシャルブレインズ入門――<社会脳>って何だろう』(藤井 直敬):講談社現代新書 製品詳細 講談社BOOK倶楽部

    -内容紹介- 「ソーシャルブレインズ」は、「社会脳」と訳される、いまもっとも注目のキーワードです。 世の中には、人の数だけ脳があります。複数の脳がやりとりをすることで、人間関係や社会はなりたっています。見方を変えれば、脳は、そのような、他者との関係や社会の中で、初めてその機能を理解できるものです。 「ソーシャルブレインズ」とは、そんな「人間関係や社会に組み込まれた状態の脳の機能」のことです。「空気を読んだり、がまんしたり、人とつきあう」脳の機能です。 これは、専門家でなくても自然に理解できる考え方です。しかし、これまでの脳科学では、ソーシャルブレインズに着目した研究を行おうとしても、技術的な「研究の壁」に阻まれていました。 この壁を破りつつあるのが、著者の藤井直敬氏です。斬新な実験方法の開発を行うと同時に、「脳も社会も、ハブを持つネットワーク構造であり、共通したアプローチで理解できるもの」

    『ソーシャルブレインズ入門――<社会脳>って何だろう』(藤井 直敬):講談社現代新書 製品詳細 講談社BOOK倶楽部
  • インクルージョンとは?【意味を簡単に】ダイバーシティとの違い

    インクルージョンという言葉は近年のビジネスシーンでよく聞かれます。インクルージョンはダイバーシティに代わる言葉として、また、インクルージョン&ダイバーシティとしてセットで語られる場合もあるのです。人事部門の視点でそれらについて考えてみましょう。 1.インクルージョン(inclusion)とは? インクルージョン(inclusion)とは、直訳すると「包括」「包含」などを意味する言葉です。包括は全体をまとめること、包含は中に含めることを指します。ビジネスでは、企業内の従業員がそれぞれの個性や能力、考え方を認め合いながら活躍できている状態を意味します。 これに対して、インクルージョンとよく使われる言葉、ダイバーシティ(diversity)は直訳すると多様性を意味し、ビジネスに当てはめると多様な人材を活かすことを指します。 多様な人材については人種や国籍、性別、性格、学歴など、幅広い捉え方がされ

    インクルージョンとは?【意味を簡単に】ダイバーシティとの違い
  • 規制目的と規制手段 -「ポルノの定義は難しい。しかし、見ればわかる」

    規制の目的が正当であっても、規制手段が正当であるとは限らない。 2008年9月の臨時国会において審議が予定されている、児童買春・児童ポルノ禁止法の改正案もその一例だ。 改正のきっかけの1つとなったのは、07年7月、ある元小学校教諭の男に言い渡された、執行猶予つきの有罪判決。交通事故で死亡した児童や幼児、計6人の写真をホームページに載せた行為が、刑事事件として立件されたのだ。 事故死した子どものあどけない写真に、被告人が不謹慎なコメントをつけていた事実も、各メディアで取り上げられた。また、体操服姿の女児の画像なども、ともに掲載されていたという。 しかも、この判決を受けた被告人は、刑の執行猶予中、運動会が行われていた小学校の校庭でカメラを持ってうろついていたところを、建造物侵入の容疑で再逮捕された。性犯罪は再犯率が高いといわれ、それは小児性愛も例外ではない。 このように性犯罪として処断されても

    規制目的と規制手段 -「ポルノの定義は難しい。しかし、見ればわかる」
  • 「“不要不急"がなくなると社会と組織は弱体化する」

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    「“不要不急"がなくなると社会と組織は弱体化する」
  • 「アスペルガーは私の誇り」 グレタ・トゥーンベリさんが投げかける「障がい」の意味

    NEW YORK, NEW YORK - SEPTEMBER 20: Activist Greta Thunberg leads the Youth Climate Strike in an effort to promote awareness and change to current global enviornmental policies on September 20, 2019 in New York City. (Photo by John Lamparski/WireImage)

    「アスペルガーは私の誇り」 グレタ・トゥーンベリさんが投げかける「障がい」の意味
  • ソーシャル・モビリティ(社会的流動性)とは? 日本は82ヵ国中15位、その課題は - 『日本の人事部』

    ソーシャル・モビリティ(社会的流動性)とは? 日本は82ヵ国中15位、その課題は - 『日本の人事部』
  • 神戸新聞NEXT|中2男子が「車に乗って家出」 無免許運転で逮捕

    交通量が多い国道43号。この付近で、14歳の中学生が無免許運転の疑いで逮捕された=12日午後、神戸市東灘区 兵庫県警東灘署は12日、無免許運転の疑いで、神戸市北区の中学2年の男子生徒(14)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は同日午前8時35分ごろ、同市東灘区魚崎南町4の国道43号で、乗用車を無免許で運転した疑い。調べに対し容疑を認めているという。 同署によると、男子生徒は同日未明に自宅からいなくなったとみられ、家族から「車に乗って家出をしたかもしれない」と連絡があった。パトロール中の署員が、家族名義のものと同じナンバーの乗用車を見つけたという。国道43号は大阪市、阪神間、神戸市を結ぶ西日の“大動脈”の基幹道路として知られる。

  • 国土交通白書

    コラム・事例 人口転換理論 人口動態の変化は、経済社会の発展に伴い、多産多死から多産少死を経て、やがて少産少死に至る過程を示す。このような3段階からなる人口変動のパターンは、人口転換(demographic transition)理論と呼ばれている。 その第1段階は、出生率も死亡率も高水準にある低発展段階である。伝統的農業社会では死亡率が高く、また飢饉、疫病、戦争等のために人口の動向は不安定である。この状態で農業社会を支えていくためには、大家族を必要とし高い出生率が維持される。また、宗教や社会制度などによって高出生率が維持されることもある。その結果、近代化前の社会では、変動する高死亡率と普遍的な高水準の出生率により、人口増加の変動は大きいものの、平均的には人口増加率は低い状態にある。 第2段階は、出生率は依然として高水準にあるが死亡率が急速に低下する段階である。都市化・工業化が進展し、さら

  • 液体民主主義とは何か  | Lisearch

    Liquitousは「一人ひとりの影響力を発揮できる社会」を目指し、市民参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid」開発・社会実装を一気通貫で行う「市民と行政の間のコミュニケーション・エージェント」です。神奈川県鎌倉市や柏の葉スマートシティなどで取り組みを進めています。

    液体民主主義とは何か  | Lisearch
  • 淡路島のニホンザルが教えてくれた“優しい社会”協力行動は“寛容性”から生まれる

    大阪大学大学院人間科学研究科大学院生の貝ヶ石優さん(人間科学研究科博士後期課程)、中道正之教授、山田一憲講師らの研究グループは、ニホンザルが、個体同士の協力により、1頭だけでは遂行不可能な課題を達成できることを明らかにしました。 ニホンザルは一般に、順位関係が非常に厳しく、寛容性 の低い社会を形成します。例えば、魅力的なべ物があると、順位の高いサルは、順位の低いサルを追い払ってそれを独占してしまいます。そのため、べ物を手に入れるために2頭が力をあわせて協力するような行動は、ニホンザルでは起こらないと考えられてきました。しかし淡路島に生息する集団は、ニホンザルの中でも特別に高い寛容性を示し、順位の離れたサル同士がべ物を共有することができます (図1) 。今回、研究グループは、寛容性の高い淡路島ニホンザル集団 と、寛容性の低い勝山ニホンザル集団 で協力行動実験を実施し、成績を比較しました

    淡路島のニホンザルが教えてくれた“優しい社会”協力行動は“寛容性”から生まれる
  • 移民の犯罪について、移民が増えると犯罪が増えるというのは本当? – SDGs特化メディア-持続可能な未来のために

    この定義が移民の基準として考えられており、難民とは異なります。 移民は元の居住地を離れ、国境を越えて移動した様々な人を指しますが、その中でも紛争や迫害などの理由で移動を強制させられた人を国内避難民や難民と呼びます。 このように、移民と難民は似て非なるものです。 移民が増えている理由としては、主に求職や貧困などがあります。 元々生活していた母国では生きていけないため、経済的に豊かな国や地域へと移住して、そこで職に就いて貧困から抜け出そうとするのです。 そして、近年こういった背景によって移住してきた移民による犯罪が問題になっています。 移民による犯罪 もちろん一部の人が起こしているため、一概に移民が悪いという訳ではありませんが、移民による犯罪が問題視されているのは事実です。 これまで日政府は移民の受け入れに慎重な姿勢を示していましたが、少子高齢化に伴い、移民を積極的に受け入れるようになりまし

    移民の犯罪について、移民が増えると犯罪が増えるというのは本当? – SDGs特化メディア-持続可能な未来のために
  • 民主主義の危機に社会保障が重要視される理由

    物事なんでもそうですが、民主主義も「制度」をつくっただけでは機能しません。民主主義が機能するためには社会が一定の「発展段階」に達していること、つまりは民主主義の中核を担う安定的な中間階層が形成されていることが必要です。 そして、分厚い中間所得層を形成するには一定の経済成長=豊かさが必要であり、持続的に社会を発展させるには、その原動力である市民1人ひとりの活力、自己実現を保障すること、つまりはそれを生み出す「市民的自由の保障」が不可欠です。 つまり、経済成長と民主主義はいわば相互に支え合う車の両輪のような関係にある、ということです。そして、その両者を結び付けているのが社会保障なのです。 成長の果実を公平・公正に分配することで形成される「中間層」が社会の安定をもたらし、民主主義を支え、そのことが経済社会のさらなる発展を支える。つまりは、安定的な社会と経済の発展の底支えをしているのが社会保障や人

    民主主義の危機に社会保障が重要視される理由
  • とますか日記 vol.5:弱肉強食の味!? 〜 猫と、豚と、生存戦略の話

    それは車に轢かれたから始まった…今朝、心優しいスタッフの一人から、以下のようなメールをもらいました。一部、人の了承を得て転載させていただきます。 ~昨日の夕方、ちょっと悲しい出来事がありました。 帰宅途中に目の前でが轢かれ、ちょっと考えた後に袋とタオル、手袋を持って向かったら、もう一匹がまた目の前で轢かれ…。 二匹目のはまだ息があり、タオルをかけて息を引き取るまでの10分間くらい、小さな体に手を添えていました。苦しそうに死んでくのに何もできない無力さとか、申し訳なさとか色々思いながら、轢いてしまったバリ人のおじさんと一緒に道路側にしゃがんでいました。 (中略)…我々が便利さを求め車をガンガン走らせる中で、弱きものは排除されていくんだな、と。しかも排除する側は無意識で。…だからどうするという答えはないんですが、無意識に自分以外のものを排除する仕組みには敏感でい続けたいし、そうでない社

    とますか日記 vol.5:弱肉強食の味!? 〜 猫と、豚と、生存戦略の話
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2022/04/11
    豚の世界も競争社会?でググってヒットしたんだっけ?そういう話ではなかったが、話は興味深い。
  • AIが性別や人種で差別するのは暴走ではない 理由は「社会の歪み」にある | Ledge.ai

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    AIが性別や人種で差別するのは暴走ではない 理由は「社会の歪み」にある | Ledge.ai
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