トリポリ(CNN) カダフィ政権が崩壊して31日に新たな暫定首相が選出されたリビアで、新たな主導権をめぐり一部の地域部隊の間で衝突が起きている。 首都トリポリでは24日未明、リビア西部の町ジンタンの病院で衝突が発生。病院の警備を担当する地元の部隊との3時間にわたる交戦に発展した。 銃撃戦による死者は出なかったが、戦闘に巻き込まれたショックが原因で医療スタッフ1人と患者3人が死亡した。 一方、国際刑事裁判所(ICC)のモレノオカンポ主任検察官は2日、国連安全保障理事会への報告の中で、カダフィ大佐の次男セイフイスラム氏のリビアからの逃亡を雇い兵が手助けしようとしている可能性があると指摘した。 また主任検察官によれば、前政権と反カダフィ派の衝突が続いた中で数百件の性的暴行事件が発生している。 ICCはカダフィ政権側だけでなく雇い兵や反カダフィ派が行った残虐行為についての調査を続行している。北大西
アパラチコラで過ごす優雅な時間 メキシコ湾沿いの入り江に面した米フロリダ州の小さな町アパラチコラ。こじんまりした海辺のホテルに宿泊し、バーで新鮮なシーフードを味わえるほか、地ビールの醸造所もある。綿花や漁業で栄えたこの町には、グリークリバイバル(ギリシャ建築への回帰)様式の優雅な住宅が散見される。数キロの沖合に浮かぶセントジョージ島には白い砂浜が広がる。
リビアの最高指導者だったカダフィ大佐は「アフリカ統一」を目指し、豊かな石油マネーでアフリカ諸国やアフリカ連合(AU)を経済的に支援してきた。AUや一部の国は、カダフィ政権崩壊と大佐の死で「スポンサー」を失い、財政問題に直面しそうだ。 カダフィ大佐は以前は「アラブ民族主義」を信奉していたが、近年はアフリカ統一政府の樹立を積極的に提唱、2002年のAU発足を主導した。リビアは毎年、AU予算の15%を拠出、中央アフリカやソマリアなど7カ国などの分担金も支払ってきた。 カダフィ政権はアフリカの貧困国に投資や資金援助も積極的に実施。多大な投資を受けてきたギニアビサウは先月、大佐が亡命を求めれば歓迎すると表明。カダフィ政権と関係の深かったブルキナファソも一時、亡命受け入れの意向を示した。(共同)
リビアのテレビが流した映像で、拘束当初は生存していたカダフィ大佐(中央)=2011年10月20日、AP 【エルサレム花岡洋二】リビアの前最高指導者カダフィ大佐が20日、北中部シルトで反カダフィ派に殺害された「最後の攻防」の様子が明らかになってきた。包囲網が狭まる中、大佐は車列で脱出を画策。北大西洋条約機構(NATO)主導の空爆に阻まれ、排水溝トンネルに潜んでいるところを発見された。拘束時は生きていたが、一部の兵士に撃ち殺されたとみられる。 AP通信など現地からの報道を総合すると大佐は20日未明、ユニス元国防相(今回の戦闘で死亡)やボディーガード数十人と車列を組み、リビア西方へ脱出を試みた。反カダフィ派のここ数日の攻勢で、町の一角(約640平方メートル程度)に追い込まれていたという。 反カダフィ派が車列を地上から追跡し、NATO軍も20日午前8時半に空爆して逃走を阻止。米軍の無人機も参加した
リビア情勢(革命軍の黒人に対する差別、虐待) 2011年09月01日 10:55 リビア リビアではカッダーフィ軍による残虐行為が広く明らかになってきましたが、国際人権団体は革命軍による残虐行為も少なくないと警告していました。 この点に関して、8月31日付のal jazeerah net の記事は、英国the guardian 紙を引用して、一部の外国報道者は、革命軍のカッダーフィ軍の兵士の中で、黒人に対する蔑視と差別に驚いた(何しろ、革命はカッダーフィの独裁、抑圧政治に対する民主革命とされているので)とする報道を紹介しています。 記事は、これは革命当初カッダーフィがアフリカの黒人傭兵を多数使用したという報道があったことと関係するかもしれないとしつつも、一部の兵士が「黒人奴隷」などという差別的な言葉を使うことを紹介しています。 また記事はトリポリのある病院で黒人の死体30が見つかったが、こ
トップ > 国際 > 速報ニュース一覧 > 記事 【国際】 リビア、反政府勢力が石油精製地域を制圧 カダフィ氏窮地に 2011年2月25日 11時25分 【カイロ=内田康】リビアの騒乱で、反政府派勢力は、石油施設が集中する地中海沿岸ラスラヌフとマルサ・エル・ブレガを制圧した。ロイター通信が24日、地元住民と連絡をとっているベンガジ市民の話として伝えた。産油国の基幹施設が反政府派の支配下に置かれたことが事実なら、最高指導者カダフィ大佐率いる政権はさらなる窮地に陥る。 ラスラヌフは、トリポリの東約600キロにある石油輸出基地。マルサ・エル・ブレガはベンガジの南にあり、石油製品製造施設などが集中している。いずれの施設も反政府派が警備しており、輸出も続いているという。 また同通信によると、首都トリポリの西50キロにあるザウィヤで起きたカダフィ氏派と反政府派の戦闘による死者は23人、負傷者は44人に
現地訪問・調査を重ね、リビアの部族主義について考察してきた @amnkLibya さんによるリビアの解説。本人にまとめるの嫌がられたら消します。 スタンスと注意事項は本人のTweetをよく読んで下さいね。一応、緑字にしておきました。また、話題が変わる度に、その話題を青字にしておきました。 リストへの追加は不定期なのでリアルタイムに情報を得たい人は素直に @amnkLibya をフォローしましょう!誰でも編集可にしてあるので、勝手に追加してくださって結構です。ただ、混乱しないようにほかの人の発言は入れていません。また、本人が考えてTweetしているはずなので情報の取捨選択はせず、重複以外は全Tweetリストに追加しています。
「カダフィは国民を奴隷のように扱ってきた。去るべきだ」と語るアティヤさん=リビア北東部で2011年2月22日、和田浩明撮影 【カイロ伊藤智永、イムサード(リビア北東部)和田浩明】事実上の内戦状態との見方もあるリビアでは、カダフィ政権が雇ったとみられるアフリカ諸国の外国兵が、東部の町で市民を容赦なく殺害、襲撃したとの証言が相次いでいる。独裁政権の冷酷な仕打ちが、市民の怒りを増幅した上、国軍の離反も招いたようだ。 「これがアフリカ人雇い兵だ」。国境の町イムサードで出会った若者は、携帯電話で撮影した動画を見せてくれた。頭から血を流し、地面に横たわって動かない黒人に見える男が映っている。 国境警備隊員だというアティヤさん(30)は「やつらは子供や老人まで殺し、女性を暴行した。許せない」と怒りをあらわにした。 インターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」や会員制交流サイト「フェイスブック」にも、ア
トップ > 国際 > 速報ニュース一覧 > 記事 【国際】 カダフィ氏を暗殺未遂 リビア「秘書官が狙撃」と報道 2011年2月24日 02時13分 【カイロ=弓削雅人、マナマ=有賀信彦】中東の衛星放送アルアラビーヤは23日、反政府デモが続くリビアで、最高指導者カダフィ大佐の暗殺未遂事件が起きたと伝えた。22日にカダフィ氏が退陣拒否と徹底抗戦の姿勢を示した演説後に起きたという。離反は閣僚や外交官だけでなく、一般の職員レベルまで広がっており、政権内部の亀裂はさらに拡大している。 政権離脱を表明したオベイディ前公安書記(公安相)はアルアラビーヤに「演説に失望した秘書官が銃で大佐を狙って撃ったが失敗した」と述べた。 また、ロイター通信によると、リビア第2の都市ベンガジの空爆を指示された戦闘機のパイロットら2人が命令を拒否。パラシュートで脱出し、戦闘機は墜落した。カダフィ氏の次男が事実上のトップであ
【カイロ伊藤智永、和田浩明】中東の衛星テレビ、アルジャジーラによると、反政府デモが拡大した北アフリカ・リビアの首都トリポリや近郊都市で21日夕(日本時間22日未明)、戦闘機などが一斉にデモ隊や市民に対する空爆を始めた。最高指導者カダフィ大佐は22日未明(日本時間同午前)、国営テレビで演説し、国外逃亡や辞任を明確に否定。デモを徹底した武力弾圧で封じ込める姿勢を改めて示した形だ。 ◇TV演説「トリポリにいる」 21日だけでトリポリで約250人が殺害されたとの情報もあり、15日夜にデモが始まって以来、初の無差別虐殺が行われた模様。一連の武力弾圧による死者は計500人近くに上った。 閣僚が武力弾圧に抗議して辞任を表明するなどカダフィ大佐への包囲網が狭まる中、英国のヘイグ外相が21日、カダフィ氏がベネズエラに向かったとの情報があると言及。ベネズエラ政府高官が否定するなど、国外脱出説が飛び交っていた。
リビア情勢はどうなるのか。展開が急なわりに問題の軸がうまく見いだせず、漫然と事態を見ていたのだが、今朝ワシントンポストとフィナンシャルタイムズの社説を読んだら、すっとわかった。もうすべて終わっている。簡単に言えば、カダフィー「大佐」はすでに国際的な人道上の犯罪者だから、生き延びてもその国の石油は西側社会が抑えるということ。終わり。これって、イラク戦争2.0ではないのか。 リビア問題を見る上でキーとなる条件がいくつかあった。IT革命、アラブ諸国の民主化、独裁体制の崩壊……とかではない。まず、リビアは小国であることだ。隣国エジプトの人口は8300万人だが、リビアは640万人。エジプトの十分の一も満たない。「不安定化するイスラム諸国」とかのお話に付随するイラスト地図を見ると、エジプト並みサイズの国で暴動が起きているというイメージを持ちやすいが、あの国土にエジプトの十分の一の国民が散らばっていると
【ニューヨーク=松尾理也】リビアの国連代表部は21日、ニューヨークで会見を開き、ダバシ次席大使は「現在リビアで行われていることは人道犯罪であり、戦争犯罪だ」と現政権を強く非難。最高指導者カダフィ大佐に退陣を要求した。 カダフィ大佐の巨大な肖像画がかけられた同代表部1階で会見に臨んだダバシ氏は「カダフィ政権はリビア国民に対する虐殺を開始した」と述べるとともに、カダフィ氏に対し、直ちに退陣して国外に去るよう要求した。 ダバシ氏はまた、「カダフィ氏はアフリカ諸国から雇い兵をかき集めつつある」と指摘。国名を特定しないまま、雇い兵を提供する国に対し、「送り込んだ兵士は二度と母国に帰ることはないだろう」と警告した。 一方、国連の潘基文事務総長は21日、カダフィ大佐と電話で話し、暴力の拡大に深い懸念を表明した。
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