ジョージーナ・ランナード、マーク・ポインティング、ヤナ・タウシンスキ、ベッキー・デイル、BBC気候記者、データチーム
劇場版「鬼滅の刃」無限列車編を見てきました。 ほとんど予備知識が無かったのですが、ラストシーンなどとても印象的で心に残る物語でした。中でも特に私が興味を持ったのは、映画の最初の頃に出てくる「月の形」です。ストーリー展開は極力避けますが、恐らく多くの方が見逃したであろう「月の形」をもとに考察したいと思います。 ※一部、ネタバレになる内容を含んでいます。 劇場版・鬼滅の刃には月齢23の月が出ている この物語は、暦や五行陰陽道など作者の深い知識がベースになっていますが、中でも「月」については、重要な意味合いがあるようです。鬼滅の刃に出てくる鬼は12種類いて、上位の鬼は「上弦の何々」下位は「下弦の何々」と、月の形が鬼の名称の由来になっていることからもその事が分かります。 では「上弦・下弦」とは何でしょう。 月は新月から始まって7日ほど経つと、弓の形のような半月になります。この半月が地平線(水平線)
ヨーロッパでは記録的な暑さが続き、死亡する人も出る事態となっていて、各国の政府は屋外での活動を控えるなどの注意を呼びかけています。 ヨーロッパではアフリカのサハラ砂漠から熱い空気が流れ込み、6月にもかかわらず各地で厳しい暑さが続いています。 地元メディアによりますと、この影響で、28日までにイタリアのミラノで72歳の男性が死亡したほかスペインでも男性2人が死亡し、北東部カタルーニャ州では山火事で6000ヘクタールが焼けました。 またフランスでは28日、南部ガール県で気温が45度9分に達し、国内の観測史上最高を16年ぶりに更新したほか、パリでも34度と6月の平年値を10度以上上回り臨時の給水所で水をくんだり水浴びをしたりする人の姿が見られました。 パリでは高齢者の家を訪ねて安否を確認する取り組みも始まり、ボランティアが水分を十分に補給するようアドバイスしていました。88歳の1人暮らしの女性は
連日猛暑となっている日本列島ですが、遠く離れたイギリスでも記録的な暑さが続いています。過去42年間で最も長い熱波で「モンスター熱波」などとも呼ばれているようです。農作物の被害や山火事が発生している一方で、考古学者にとっては思いがけない嬉しい出来事が起きています。 記録的熱波普段は夏でも涼しいロンドンですが、今年の夏は大違いです。下は6月1日から7月中旬までの日最高気温の推移ですが、連日平年よりも暑い状態が続き、30℃を超えるような高温もたびたび発生しています。 ロンドンの日最高気温の推移(筆者作成)ウェールズなどでは史上最も暑い6月となり、スコットランドでは観測史上最高気温となる33.2℃(6月28日)を記録しました。またイギリス全土の6月1日から7月16日までの日最高気温の平均は20.9℃で、1976年の21℃に続き、史上2番目に高くなりました。この1976年というのは、未曾有の猛暑とな
ここ最近SNSを中心に、学校へのエアコン設置に関する議論が盛り上がりを見せています。「昔はエアコンが無くても倒れる子どもはいなかったのだから必要ない」という声がある一方、「昔よりも気温が上がっているから子どもを熱中症から守るために必要である」という意見も。 昔はこんなに暑くなかった? Twitterでは昔の夏と今の夏の気温を比較するツイートなどが話題になりましたが、「比較対象としている昔の夏が冷夏の年のものなのでは」という声が上がるなどし、あまりはっきりしない結果に。果たして、「熱中症は甘え」なのでしょうか。 実際に、日本の夏の気温は昔よりも上がっているのか、tenki.jpなどを運営する日本気象協会に話を聞きました。 ―― 実際に日本の気温は昔に比べて上がっているのでしょうか。 日本気象協会:はい。気象庁が2018年6月26日に公開した「ヒートアイランド監視報告2017」によると、東京で
日本の南海上で、西に向かって進んでいた台風10号は、今後Uターンして、東に向きを変える見通しです。さらに、来週明けにかけては北上して、本州に接近するおそれがあります。 向きを変えつつある台風10号西に進んでいた台風10号は、沖縄の東海上でほぼ停滞しています。台風の動きが鈍る時は、たいてい向きを変える時です。今後は、東へ進む見通しです。 さらに、その後は、本州付近を流れる上空の強い風に引っ張られるように、北上する可能性があります。 まだ予報の幅は大きいのですが、最悪に備えるという意味では、週明け(29日~30日頃)に、列島直撃というシナリオも考えておく必要があります。 本州から離れたことで成長した台風海面水温。赤が平年より高く、青が平年より低い。台風が続いた海域は低くなっている。予報の幅が大きいにも関わらず、警戒を呼びかけるのは、今回の台風10号の影響が広範囲に及びそうだからです。 今月は台
南米・ペルー沖の海面水温が平年より高くなる「エルニーニョ現象」について、気象庁は、先月も平年との差が、さらに拡大したと発表しました。ことしの冬はエルニーニョ現象の影響で、広い範囲で暖冬が予想される一方、太平洋側でも局地的に大雪となる可能性があり、気象庁が監視を続けています。 このためこの冬は、日本付近では上空に寒気が流れ込みにくくなり、北日本を除く広い範囲で暖冬が予想されるということです。また、低気圧が日本の南岸を通過しやすくなるため、寒気の流れ込みと重なると、東日本や西日本の太平洋側でも大雪となる可能性があるということです。 過去にエルニーニョ現象が続いていた平成10年1月には、寒気の流れ込みと低気圧の本州の南岸の通過が重なって関東甲信の各地で大雪となり、甲府市で49センチ、東京の都心で16センチ、横浜市で14センチの積雪を観測しました。気象庁の安田珠幾エルニーニョ情報監理官は、「日本の
[2018-07-20] as.POSIXct() を as.Date() に変えました。 東京管区気象台の東京における雷日数や真夏日等の日数の変化というページを見ると,猛暑日(日最高気温35℃以上)の日数が1876年以来著しく増加していることがわかる。ところが,平均気温を見ると,地球温暖化・都市化の影響で徐々に増加しているが,激しく変わっているようには見えない。平均ではなくて猛暑日の日数を見るべきであるという議論もある。しかし,「猛暑日」(日最高気温35℃以上)や「真夏日」(日最高気温30℃以上)のような分布の裾の日数は,何℃で切るかによって印象が大きく異なる。気温変化を誇張することにならないか。 「東京」の観測地点は2014年12月2日に約900m離れた地点に移転している。詳しくは「東京」の観測地点の移転について(PDF,2014年11月14日,気象庁観測部)を参照されたい。 東京の日
東京の都心の気温や雨量などの観測地点が、50年ぶりにこれまでの気象庁から、皇居の北にある「北の丸公園」に2日から移ることになりました。 新たな観測地点は、東京・大手町の気象庁から西へ900メートルほど離れた、皇居の北にある「北の丸公園」にある観測施設です。都心での気象観測は、昭和39年から、東京・大手町の気象庁の敷地内にある観測施設のデータが使われてきましたが、今後、庁舎の移転が計画されていることなどから、3年前に新たな観測施設を設け、準備を進めてきました。 気象庁によりますと、新たな観測地点は公園の中で、周囲に高層ビルがないことなどから、これまでと比べて気温が低く、ことし3月末までの2年間に行った試験的な観測では、最低気温が氷点下の「冬日」の日数は45日と、これまでの観測点の4.5倍だった一方、最低気温が25度以上の熱帯夜の日数は48日と、これまでの半分近くでした。 また、これを基に平均
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今度は15日のうち10日が土日だ。 binom.test(10, 15, 2/7) p = 0.002446,うーん。やっぱり有意だ。 ちなみに,独立ではない(雪の日の次も雪の日が多いという自己相関がある)ので,これらの検定はウソです。 追記:2014年2月9日までのデータの時点で,中澤先生から次のコメントをいただいた:「じゃあ土日は平日の何倍大雪になりやすいのかと考えて、 fisher.test(matrix(c(9, 4, 1258*2-9, 1258*5-4),2)) したら、オッズ比は5.64 (95%CI: 1.57-25.09)でした。 坂本さんからは「大雪が28日あったうち16日が土日なので実際多いのですが、土日気温が低めなのか?とかの関連データも気になります。」(2014年2月9日までのデータの時点)というご意見をいただいた。tokyo_temp.csv に整形したものを置
東京都心で積雪が27センチの大雪となった8日土曜日、周りでは「また休日の大雪か」という会話がかわされていました。 去年の大雪は、成人の日で祝日。また、今回、積雪が20センチを超えたのは94年2月12日以来でしたが、その日は土曜日でした。 東京の大雪は土日と祝日に集中東京都心の大雪注意報の基準は、降雪5センチです。結果的に5センチ以上積もった日を、90年代以降で調べてみました。 5センチ以上の積雪があったのは12回。そのうち10回が、土曜日・日曜日・祝日に降っています。 80年代は、そういった傾向は見られません。一方、2000年以降の5センチ以上は、すべて土日か祝日です。 気温が影響か可能性の一つとして考えられるのは、気温です。都市部では、人が多く活動する平日は、気温が上がりやすくなります。 気象庁気象研究所の解析によると、東京都心では、土日・祝日の気温が、平日に比べて、0.2℃ほど低く、特
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