タグ

生物に関するkousyouのブックマーク (163)

  • 世界初、中生代爬虫類の思春期を特定 ─古生物における性的二型の発達のタイミングが明らかに─|東京都市大学

    東京都市大学(東京都世田谷区、学長:三木千壽)理工学部自然科学科の中島保寿准教授らの研究グループは、化石爬虫類が成長する過程で性別による形の違い(性的二型)の現れる時期、すなわち「思春期」を初めて特定しました。 このたび、中国貴州省の中期三畳紀ラディン期(約2億4000万年前)の地層から大量に発見される海生爬虫類「ケイチョウサウルス(Keichousaurus)」の骨を顕微鏡で解析することによって、誕生後2年間で急速に成長すること、および、オスとメスの形態差が誕生後1年目から2年目にかけて現れることを明らかにしました。 爬虫類の化石は数が少なく、保存状態は不完全なことが多いため、絶滅爬虫類の性成熟過程とそれが性的二型に与える影響について、詳しいことはわかっていませんでした。 今回の発見により、ケイチョウサウルスは現在の小型爬虫類と同様、生後約1年目から2年目にかけての「思春期」に性成熟した

    世界初、中生代爬虫類の思春期を特定 ─古生物における性的二型の発達のタイミングが明らかに─|東京都市大学
  • 70年無料を貫く「目黒寄生虫館」に訪れた予想外の夏 ビル・ゲイツ氏来館、寄付金増加

    世界のビル・ゲイツ氏が来館し、夏休みに一躍注目を集めた博物館がある。「公益財団法人 目黒寄生虫館」(東京)だ。「寄生虫」を専門に扱う私立の研究博物館で、約70年前の創設以来、一貫して無料開館を続けている。新型コロナウイルス禍の影響による来場者の減少など逆風を受けながらも堅実に運営。今夏、有志が同館への寄付を呼びかけたSNS投稿は多くの人々の関心を集めた。心を込めた運営やサービスについて、同館に聞いた。 世界のビル・ゲイツ氏が来館し、夏休みに一躍注目を集めた博物館がある。「公益財団法人 目黒寄生虫館」(東京)だ。「寄生虫」を専門に扱う私立の研究博物館で、約70年前の創設以来、一貫して無料開館を続けている。新型コロナウイルス禍の影響による来場者の減少など逆風を受けながらも堅実に運営。今夏、有志が同館への寄付を呼びかけたSNS投稿は多くの人々の関心を集めた。心を込めた運営やサービスについて、同館

    70年無料を貫く「目黒寄生虫館」に訪れた予想外の夏 ビル・ゲイツ氏来館、寄付金増加
  • 6億年前に分岐した、地球生まれのエイリアン ピーター・ゴドフリー=スミス『タコの心身問題──頭足類から考える意識の起源』

  • 外来生物「クリハラリス」横浜にも進出 学会が対策要望 江の島などから逃げる | 毎日新聞

    神奈川県の三浦半島などで害や生態系の被害をもたらせているという特定外来生物「クリハラリス」について、日哺乳類学会は28日、同県に対して県全域で対策を講じるよう要望した。横浜市内にも拡大しているとされ、同学会は早期の対応を促している。 同学会によると、神奈川県では、他県より早くからクリハラリスの生態が確認されていた。江の島にあった施設から逃げ出すな…

    外来生物「クリハラリス」横浜にも進出 学会が対策要望 江の島などから逃げる | 毎日新聞
  • 爬虫類の翼竜にもフサフサの羽毛 中国で化石見つかる:朝日新聞デジタル

    翼や頭部に鳥のような「羽毛」が生えた小型の翼竜の化石が、中国で見つかった。鳥の遠い祖先の小型恐竜などはフサフサの羽毛に覆われていたことが知られているが、絶滅した空を飛ぶ爬虫(はちゅう)類の翼竜にも、原始的な羽毛を持つものがいたことになる。なぞが多い羽毛の進化や役割の解明などに役立つ発見と期待される。 中国科学院などの研究チームが科学誌ネイチャーエコロジー&エボリューションに18日、発表する。 研究チームは、中国河北省の約1億6千万年前(ジュラ紀)の地層から出た小型翼竜2体(翼を広げた大きさで推定約40~45センチ)の化石を詳しく調べた。 化石は保存状態がよく、体表に細い繊維状のものが生えていた痕跡があった。コウモリのような皮膜のある翼などに生えていた繊維は、1が途中で細かく枝分かれするなど原始的な羽毛の特徴を備えていた。研究チームは、「羽毛」が空を飛ぶことや体温の保持などに役だった可能性

    爬虫類の翼竜にもフサフサの羽毛 中国で化石見つかる:朝日新聞デジタル
  • 地下深部に広大な「生命体の森」 国際研究で発見 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

    アフリカ・コパナン金鉱の地下1.4キロの深さに生息する線虫類(2018年12月10日提供、資料写真)。(c) AFP PHOTO / Gaetan Borgonie(Extreme Life Isyensya, Belgium)/HANDOUT 【12月12日 AFP】海底をおよそ2500メートル掘り下げた地下に、数十万年から数百万年にもわたって存在してきた可能性のある微生物を含む、広大な「生命体の森」が存在するという発見が米ワシントンで開かれた米国地球物理学連合(American Geophysical Union)の会議で発表された。 【特集】海の珍しい生き物 地底の極端な温度や気圧にもかかわらず豊富に存在するこの生命体は、これまで存在が知られてこなかった。何も摂取せずに岩から放出されるエネルギーのみを取り入れて生きており、動きは遅く、まるでゾンビのような状態で存在しているという。

    地下深部に広大な「生命体の森」 国際研究で発見 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
  • 宝石になった恐竜の化石を発見、しかも新種 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    現在のオーストラリアにある浅い湖を、ウィーワラサウルスの群れが渡る。(ILLUSTRATION BY JAMES KUETHER) オーストラリア内陸の町、ライトニング・リッジに近いウィー・ワラの鉱山から、まばゆい化石がもたらされた。新種として新たに命名された恐竜、ウィーワラサウルス・ポベニ(Weewarrasaurus pobeni)の化石だ。12月4日付けで学術誌「PeerJ」に論文が発表された。 鳥脚類という恐竜のグループに属するウィーワラサウルスは、大型の犬ほどのサイズで、後ろ脚で歩き、くちばしと歯を両方備えて、植物をべていた。身を守るため、群れで移動していた可能性がある。北半球にはトリケラトプスやハドロサウルスといった植物の恐竜がいたが、南半球にはそれらと大きく異なる恐竜たちが生息していたらしい。今回の化石も、そうした証拠の一つに加わった。 しかし、この化石の驚くべき特徴は、

    宝石になった恐竜の化石を発見、しかも新種 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  • ほぼ絶滅した鳥が復活へ、ある男の30年の努力

    求愛行動の最中、頸の気嚢を膨らませる雄のアトウォーター・プレーリー・チキン。絶滅の危機に瀕しているこの鳥は、テキサス州南東部にごくわずかな数が生息している。(PHOTOGRAPH BY BATES LITTLEHALES, NATIONAL GEOGRAPHIC) 米魚類野生生物局の生物学者マイク・モロウ氏が、初めて野生のアトウォーター・プレーリー・チキン(ソウゲンライチョウの仲間)を見たのは、1983年のある夜のことだった。氏は当時、米テキサスA&M大学の大学院生で、その日は別の研究者の調査に同行していた。彼らは早朝、太陽が昇る前に現場の草原に到着した。 「暗闇の中に座っていると、突然、鳥たちが飛んでくる羽音が聞こえてきたんです。ほどなく、彼らはウーウーという独特の音を出し始めます。これは『ブーミング』と呼ばれます。声は聞こえても、姿はまだまったく見えません。やがて夜が明けて明るくなって

    ほぼ絶滅した鳥が復活へ、ある男の30年の努力
  • 恐竜はなぜ「花に追われなかった」か? 「最新恐竜事典」「最新恐竜学レポート」など : 科学史趣味者の雑記帳

    August 13, 2015 恐竜はなぜ「花に追われなかった」か? 「最新恐竜事典」「最新恐竜学レポート」など 最新恐竜事典―分類・生態・謎・情報収集 金子 隆一 朝日新聞社 1996-05 by G-Tools 最新恐竜学レポート 金子 隆一 洋泉社 2002-05 by G-Tools 恐竜は花によってその座を追われた、というもっともらしい仮説がある。 最近は恐竜の絶滅要因といえば隕石の衝突とそれに先立つ気候変動の組み合わせというのがもはや定説のようにして言われている。私が子供のころ見ていた図鑑ではまだそこまで定説化が進んでいなかったのだろうか、けっこういろんな説が並べて紹介されていたものだった。今思えばそれらのうちどれほどがまともに信じられているものだったのかはよくわからないのだが。 その並んでいる仮説の中にも、花をつける植物、つまり被子植物が恐竜の絶滅の引き金となった、というもの

    恐竜はなぜ「花に追われなかった」か? 「最新恐竜事典」「最新恐竜学レポート」など : 科学史趣味者の雑記帳
  • 鎌倉の海岸にクジラ打ち上げ 海水浴客の近くで:朝日新聞デジタル

    神奈川県鎌倉市の海岸で5日午後、打ち上げられたクジラが見つかった。午後2時半ごろに「クジラがいる。死んでいるようだ」と110番通報があり、県警から連絡を受けた市観光課と新江ノ島水族館(神奈川県藤沢市)の職員が確認したところ、クジラは波打ち際で死んでいた。体長約10・6メートルで、ヒゲクジラの仲間とみられるという。

    鎌倉の海岸にクジラ打ち上げ 海水浴客の近くで:朝日新聞デジタル
  • 生殖細胞は身体をメスにしたがる 名古屋大学らが新たな特質を発見

    哺乳類もメダカもY染色体を持っていると身体はオスになる。ところが、身体がY染色体を持っていようがいまいが、生殖細胞は身体をメスにしたがる働きを持っていることを、メダカを利用した実験で名古屋大学らが見出した。 例えば、メスのメダカで、生殖細胞が「精子になるか卵になるか」を決める遺伝子機能を破壊すると、生殖細胞は卵の代わりに精子を作り始める。しかし、それにも関わらず身体はメスになるという。このことは、生殖細胞は卵になろうが精子になろうが身体をメス化させる能力を保持していることを示す。 メスにおいて卵巣ができる過程とオスにおいて精巣ができる過程を比較してみると、メスでは卵巣が形成された直後に生殖細胞の数が増加して卵を作り始めるのに対し、オスでは精子を作り出す前に生殖細胞の増加が停止するという。研究で明らかとなった生殖細胞の「身体のメス化」という特質に着目すると、メスにおいては生殖細胞の数を増や

    生殖細胞は身体をメスにしたがる 名古屋大学らが新たな特質を発見
  • 老兵は死ぬリスク高い最前線で戦う…シロアリ社会を分析:朝日新聞デジタル

    シロアリの「老兵」は死ぬリスクが高い最前線で戦い、若い「新兵」は王室近くで近衛兵の役割を担う――。こんな実態を京都大の松浦健二教授(昆虫生態学)らの研究グループが実験で明らかにした。余命の短い高齢のシロアリがリスクの高い仕事を引き受け、若い命の損失を防ぐことで効率的に防御力を保っていると考えられるという。7日、英科学誌に掲載された。 松浦さんらのグループは、野外で採取したシロアリの女王アリや働きアリ、兵隊アリを、人工的に作った巣に入れて観察した。兵隊アリは巣の防衛に特化した役割を担い、一部の働きアリが脱皮して兵隊になってから約5年間生きるとされる。 約1カ月後、脱皮したばかりの新兵アリと脱皮から1年以上たった老兵アリの巣の中での配置の関係を調べた。その結果、女王アリの王室がある巣の中心部付近に新兵アリが集中、離れた場所は老兵アリが多かった。 老兵と新兵では外敵に対する防御力に差はないが、老

    老兵は死ぬリスク高い最前線で戦う…シロアリ社会を分析:朝日新聞デジタル
  • 雄と雌「逆転」の虫を発見、日本人らにイグ・ノーベル賞:朝日新聞デジタル

    人々を笑わせ、考えさせた業績に贈られる「イグ・ノーベル賞」が14日、米国ハーバード大で発表され、日人らの研究チームが「生物学賞」を受賞した。日人の受賞は11年連続。チームは男女の入れ替わりを描いたヒット映画「君の名は。」を思わせるような、雌雄が「逆転」した昆虫について研究した。 受賞したのは吉澤和徳・北海道大准教授(46)、上村佳孝・慶応大准教授(40)、海外の研究者のチーム。ブラジルの洞窟で見つかった新種の虫の雌が「ペニス」のような器官を持ち、それを使って雄と交尾することを解明した。性差とは何かを考えさせるとして、研究が評価された。 この虫は体長約3ミリで、日では住宅など身近な場所にいる「チャタテムシ」の仲間。吉澤さんは和名を「トリカヘチャタテ」と名付けた。男女の入れ替わりを描いた平安時代の古典「とりかへばや物語」からとった。 トリカヘチャタテは2010年以降に新種として登録された

    雄と雌「逆転」の虫を発見、日本人らにイグ・ノーベル賞:朝日新聞デジタル
  • 妖怪「ヌエ」の正体はレッサーパンダ? 古生物学者が大胆な仮説

    鵺は鎌倉時代に書かれた「平家物語」に登場する、宮中に現れて近衛天皇を苦しめていた妖怪だ。依頼を受けて源頼政が怪しげな黒雲に矢を放ち、地面に落下した怪物を部下の猪早太(いのはやた)が刀で止めを刺した。この妖怪は頭はサル、胴体はタヌキ、手足はトラ、尾はヘビに似ていたと書かれている。 鵺は長らく架空の生物と考えられてきたが、JR東日の新幹線車内誌「トランヴェール」2016年9月号で古生物学者の荻野慎諧(おぎの・しんかい)氏が大胆な新説を披露した。平家物語の別バージョンと言われる「源平盛衰記」では「鵺の尾はキツネに似ている」とされていることを手がかりに、以下のように話した。

    妖怪「ヌエ」の正体はレッサーパンダ? 古生物学者が大胆な仮説
  • News Up 敵はヒアリ 頑張れ日本のアリ? | NHKニュース

    強い毒を持つ南米原産の「ヒアリ」が国内で相次いで見つかり、連日、メディアで取り上げられています。そうした中、ネット上では「ヒアリの天敵は日のアリだけだ」といった書き込みが目立つようになっています。中には「頑張れ日のアリ」などと、日のアリに期待するような声も。でも、天敵って、カエルにとってのヘビ?。当に日のアリは、そんなに強いの?(ネットワーク報道部 管野彰彦記者) 各地のドラッグストアでは、アリに効く殺虫剤のコーナーが設置され、都内のホームセンターでは「通常の5倍の売り上げになっている」と言うところもあり、一般生活の中でも警戒感が高まっています。 ヒアリはことし5月に兵庫県で見つかって以降、愛知や東京など各地で相次いで発見されています。刺されると、アナフィラキシーショックを起こして命を落とすこともあるうえ、繁殖力が強く、定着してしまうと根絶するのが難しいとされていて、各地の港やそ

    News Up 敵はヒアリ 頑張れ日本のアリ? | NHKニュース
  • ネコ家畜化、新石器時代に拡大か DNA研究

    窓の外を見る。英ロンドンで(2017年5月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/Justin TALLIS 【6月20日 AFP】ネコは古代エジプトを「征服」するはるか以前に、石器時代の農耕民を魅了していたとする研究論文が19日、発表された。DNA分析で明らかになったところによると、これ以降にネコの家畜化と愛玩動物化が世界中に広まっていったのだという。 原産地を出て世界に拡散した最初の野生ネコで、今日の飼いネコの祖先となったのは、リビアヤマネコ(学名:Felis silvestris lybica)であることが今回、研究で明らかになった。小型でしま模様のある中東産の亜種は全世界に生息地を拡大させるまでに上り詰めた。 リビアヤマネコは約6000年前、現代のトルコ周辺のアナトリア(Anatolia)地域から船で欧州に渡った可能性が高い。「リビアヤマネコの世界征服は新石器時代に始まった」と、論

    ネコ家畜化、新石器時代に拡大か DNA研究
  • 日本水産、世界で類を見ない「マダコの完全養殖」に成功

    水産が、マダコの完全養殖技術の構築に成功したと発表した。完全養殖の成功例は国内外合わせて数件しか報告されておらず、画期的な成果という。 日水産は6月8日、これまで困難とされていたマダコの完全養殖技術の構築に成功したと発表した。マダコの養殖は、幼生が成長する前に死滅してしまうケースが多く、完全養殖の成功例は国内外合わせて数件しか報告されていなかった。 現在の魚介類市場では、タコ類は年間7~10万トンが流通。その全てが天然の漁獲物で、養殖物は市場に出回っていない。そのため、事業化に成功した場合は水産業の在り方を大きく変える可能性がある。 天然のマダコは、卵から孵化した幼生が海中を浮遊したのち、海底に定着してから成長を始める。しかし、養殖では飼育環境の整備が難しいため、着底する前に幼生の大半が死んでしまうという。 こうした課題を解決するため、日水産の大分海洋研究センターは、(1)親ダコに

    日本水産、世界で類を見ない「マダコの完全養殖」に成功
  • 恐竜の進化史書き換えか 「革命的」新系統樹、英チームが発表

    ティラノサウルス類の骨格標を見る人。モンゴルの首都ウランバートルの博物館で(2016年7月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/Johannes EISELE 【3月23日 AFP】恐竜は130年もの間、その複雑な系統樹の最初の分岐点として「鳥盤類」と「竜盤類」の2大グループに分類されてきた。だが、教科書や古生物学界で疑いようのない事実として説明されてきたこの系統樹を覆す可能性のある「革命的」論文が22日、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。 論文の共著者、英ロンドン(London)自然史博物館(Natural History Museum)のポール・バレット(Paul Barrett)氏は「われわれの研究は130年にわたる定説を覆すものだ」と語った。 研究チームが原始的な恐竜の特徴を詳細に分析した結果、竜盤類に分類されるティラノサウルス・レックス(T・レックス)と、鳥盤類に属

    恐竜の進化史書き換えか 「革命的」新系統樹、英チームが発表
  • ゴキブリ:繁殖に雄いらず 雌3匹以上で単為生殖促進 | 毎日新聞

    全国に分布するワモンゴキブリは雌だけで3匹以上いると、雄と交尾せずに子孫を残す「単為生殖」が促進されるとする実験結果を、北海道大の研究チームが13日発表した。単為生殖できる他のゴキブリも同様の性質をもっている可能性がある。動物学専門誌に掲載された。 害虫駆除では雌のフェロモンで雄を引きつけて殺虫し、繁殖を妨げる方法があるが、ワモンゴキブリは雌雄両方の駆除を徹底しないと効果が小さいと考えられる。 チームはワモンゴキブリを▽雌雄1匹ずつのペア▽雌1匹だけ▽雌だけ2~5匹--など11パターンで、それぞれ14組以上を容器で飼育。複数の卵が入ったカプセルのような「卵鞘(らんしょう)」を形成するまでの期間を2回目まで調べた。

    ゴキブリ:繁殖に雄いらず 雌3匹以上で単為生殖促進 | 毎日新聞
  • 人類最古の祖先、5億4000万年前の肛門のない袋状生物か 研究

    約5億4000万年前に生息していた袋状の海生生物「サッコリタス」の復元画像(2017年1月30日提供)。(c)AFP/NATURE PUBLISHING GROUP/JIAN HAN 【1月31日 AFP】人類から進化系統をさかのぼることができる最古の生物は、約5億4000万年前に生息していた卵形の生き物である可能性が高いとの研究結果が30日、発表された。この生物は、摂と排せつを同じ大きな開口部から行っていたという。 英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された研究論文によると、「サッコリタス(Saccorhytus)」と命名された非常に小さな生物の驚くほど保存状態の良い化石が、中国内陸部・陝西(Shaanxi)省で発見されたという。 進化の重要な枝分かれのうち、人類に至るものを含むいくつかの分岐は、見過ごされそうなほど小さく目立たないこの海生生物から端を発したのではないかと研究チーム

    人類最古の祖先、5億4000万年前の肛門のない袋状生物か 研究