10月12日、巨大彫刻物「モアイ」で知られる南太平洋の孤島、イースター島に残る古代人の骨をDNA鑑定したところ、1722年の欧州人到着以前に南米人との混血はなかったことが分かった。写真は2003年10月撮影(2017年 ロイター/Carlos Barria) [ワシントン 12日 ロイター] - 巨大彫刻物「モアイ」で知られる南太平洋の孤島、イースター島に残る古代人の骨をDNA鑑定したところ、1722年の欧州人到着以前に南米人との混血はなかったことが分かった。 2014年に行われた鑑定では、イースター島の住民と南米人の混血が1300─1500年ごろだったことが示唆されていた。 一方、カレント・バイオロジー誌に掲載された今回の研究結果によると、1400─1500年の住民3人、および1800年代の住民2人の骨を分析したところ、混血の痕跡が見られなかったという。 イースター島は、南米から3700