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民俗に関するkousyouのブックマーク (230)

  • 『まちカドまぞく』伊藤いづもワールドの神話観と神々、そしてオカルト愛|ムーPLUS

    「まんがタイムきららキャラット」で連載中の漫画『まちカドまぞく』は、魔族になってしまった主人公の吉田優子(シャミ子)とライバルの千代田桃の掛け合いや、オカルト的な小ネタ、邪神像などのオーパーツのデザインが気になる作品だ。その作者は長野県諏訪地方で創作活動を行う伊藤いづも氏。単独インタビューによって、”きらら系”のイメージを覆す、ディープな話を聞いた。 構成=山内貴範 #ムー民クリエイター 取材協力=伊藤いづも、芳文社 『まちカドまぞく』は伊藤氏のかわいい絵柄と、独特の世界観が融合した人気作。舞台の多魔市は、あらゆる宗教や文化が混在する日の縮図……らしい!? 芳文社HP作品ページ

    『まちカドまぞく』伊藤いづもワールドの神話観と神々、そしてオカルト愛|ムーPLUS
    kousyou
    kousyou 2021/02/25
    “中学生のころには『朝霧の巫女』や『ヘルシング』が好きでした”先生もしかしてめっちゃ若い...!?と思ったけどヘルシングの連載が1998-2009なのか、そうか(遠い目)
  • アイルランド神話・伝説用語辞典|ケルト神話翻訳マン

    どうもこんにちは。はじめましての方ははじめまして。 神話や伝説を読んでいて、詰まったり混乱したりすることは誰しもあると思います。私も何度もあります。今でこそ、アイルランドの神話や伝説に関して多少の知識がつきましたが、触り始めたころは「これ何?」と「なんで?」の連続でした。その疑問は、解消すれば快感へと変わるものですが、一方で伝承文学のとっつきづらさの原因でもあります。 しかし、そのせいでアイルランドの神話に触れなくなる人が出てくるのはもったいない。もっと多くの人に読んで欲しい。1人でもアイルランドの伝承を読む人が増えて欲しい。そう思ったので、アイルランドの神話によく出てくることばについて簡単に説明を行ってまとめてみました。 人名は膨大なので、ここでは取り上げません。また別の機会にやるかもしれません。動物については、個別に記事にしているものもいくつかありますので、そちらをご参照ください(馬、

    アイルランド神話・伝説用語辞典|ケルト神話翻訳マン
  • 「君んち、大体こんな感じでしょ」大学での民俗学の初回授業で先生が披露した知識に痺れる「なんと粋なつかみを…」

    貝澤 カイザー@できるだけ外するマン @Kaiser_ritsuko 大学1年の時に一般教養で民俗学を履修した。 一発目の授業で先生が 「この中で地方出身者の人挙手して」 と言ったので素直に挙手したところいきなり当てられ、出身県を尋ねられた。 これも素直に「群馬です」と答えたところ、「君んちは古い家系?」と尋ねられ、「まあ割と」と答えた。 2019-01-21 17:26:31 貝澤 カイザー@できるだけ外するマン @Kaiser_ritsuko すると先生は黒板にサラサラと略図を描き、 「君んち、大体こんな感じでしょ? まず家の北西に防風林、その手前に家神様の祠、これは多分お稲荷さんかな、そしてその反対、南東の方角にひょっとしたら馬頭観音を祀った碑があるかも。 違う?」 と。 完璧だった。 教室は激しくざわついた。 2019-01-21 17:30:38 貝澤 カイザー@できるだけ外

    「君んち、大体こんな感じでしょ」大学での民俗学の初回授業で先生が披露した知識に痺れる「なんと粋なつかみを…」
  • 地図から消えた村 祟り恐れ、住民ら毎年墓参り/兵庫・篠山市(丹波新聞) - Yahoo!ニュース

    兵庫県の内陸部にある篠山市に、江戸時代にこつぜんと地図から姿を消した村がある。近隣住民は今も村民の墓を大切に守り、毎年、秋分の日に手厚くまつっているが、墓参りのおこりは、「祟りを恐れて」のことだった。消え去った村「夙(しゅく)」に迫る。 夙村があったのは、現在の味間南(約160戸)の中。村のあった場所は、現在、植林されたスギやヒノキが林立する森になっているが、その山中には屋敷跡とみられる台地が点在し、1カ所に集められた墓石や石仏など約30基が鎮座している。 夙村の研究をしている住職、酒井勝彦さん(74)=同市古市=によると、1687年(貞享4)の日付がある「篠山領地誌」に夙の記述が登場する。大辞泉によると、夙とは、「江戸時代、畿内多く居住し、賤民(せんみん)視された人々」とある。 「夙村の人々は、通婚の差別は受けていたようだが、疎外されていたわけではなく、味間南とはゆるやかな交流があった」

    地図から消えた村 祟り恐れ、住民ら毎年墓参り/兵庫・篠山市(丹波新聞) - Yahoo!ニュース
  • 「ゴールデンカムイ」で興味を持った人へ |アイヌってこんな人たちでした - ジモコロ

    マンガ(春からはアニメも)「ゴールデンカムイ」で、最近なにかと話題のアイヌ民族。かっこいい衣装をまとった彼らは、過去にどういう生活をしていたのでしょうか。日常会話で使えるアイヌ語つき! こんにちは! ライターのギャラクシーです。北海道に来ています。 後ろは「天に続く道」と呼ばれる知床の観光スポット。インスタ映えしそうでしょ? ※ちなみに道の両脇にはめちゃめちゃ牛フンが積まれていました。 さて、なぜ北海道まで来たのかというと、あるマンガを読んだからです。 それは…… ヤングジャンプで連載中のマンガ、今春からアニメ化もされる作品『ゴールデンカムイ』! www.kamuy-anime.com 「アイヌの隠し財宝」を巡って、主人公・杉や、土方歳三、陸軍など、様々な目論見を持つ集団が入り乱れての争奪戦! ……というのが大体のあらすじなんですが、舞台が北海道であり、そして何より、すごく詳細にアイヌ文

    「ゴールデンカムイ」で興味を持った人へ |アイヌってこんな人たちでした - ジモコロ
  • なぜ日本の昔話にはゾンビがいないのか?雑文 - けっこう毛だらけ猫愛だらけ

    少し前、知人が「日には幽霊の昔話たくさんあるが、どうしてゾンビの昔話がないんだろう」という疑問をtwitterでつぶやいていた。 答えは簡単で、それは 日が仏教国だから なのだけれど、これについて夫婦で話してみると面白かった。 言われてみればたしかに日にはゾンビの話がない。 逆に言うと仏教伝来前の日にあった、古代神道における「黄泉の国」がいわばゾンビの国にあたるとも言えなくない。「黄泉の国」は、腐ってくちはてた姿の人間だった人たちが、ふらふらしながら以前と同じようにモノをべたり炊事をしたりして生活している(らしい)。 ここで「ゾンビ」とは何かをいちおう定義しておきたい。 『ゾンビ(英語: Zombie)とは、何らかの力で死体のまま蘇った人間の総称である。ホラーやファンタジー作品などに登場し、「腐った死体が歩き回る」という描写が多くなされる。』 出典 wikipedia https

    なぜ日本の昔話にはゾンビがいないのか?雑文 - けっこう毛だらけ猫愛だらけ
  • 鬼六の大工が、ヴィンランド・サガのクヌートの敵方だった、というお話。「だいくとおにろく」松居 直 再話、赤羽 末吉 絵 - まず米、そして野菜

    記事がだらだらと長くなってしまったので先に結論を書いておくと、民話『大工と鬼六』の元ネタの主人公は聖王オーラヴ2世で、クヌート大王(『ヴィンランド・サガ』のクヌート)率いる侵略軍に王座を奪われたノルウェー王だった、という話です。ヴィンランド・サガにオーラヴ2世が直接出てくるわけではない(見落としている、もしくはこれから出てくるかもしれない)ので、正直タイトル詐欺である。のっけから申し訳ありません。 さて、先日、年少さんたちに絵を読み聞かせる機会があったので、『だいくとおにろく』を持っていきました。集団への読み聞かせは初めてで、どう転ぶか分からなかったので、とにかく体当たりで臨もうと、顔芸が効くこのを選んだのでした。顔芸ポイントは鬼の「うんにゃ、ちがうちがう」というセリフで、ここを思いきりニヤニヤして言えば笑いが取れるはず、少なくともコハシはいつも笑ってくれる……やるよ……あたしゃ人を捨

    鬼六の大工が、ヴィンランド・サガのクヌートの敵方だった、というお話。「だいくとおにろく」松居 直 再話、赤羽 末吉 絵 - まず米、そして野菜
  • 東京から30分の都会の禁足地「八幡の藪知らず」 その異様な風景 - ココロ社

    この世には、絶対に立ち入ってはならない場所がある。 有名なところだと久高島のフボー御嶽。 むかし行ったことがあるけれど、最高の聖域とされており、このように絶対的に禁止されていた。看板が新しいことは、いまもなお、強く禁止していることを雄弁に物語っている。誰かが見張っていたりするわけではないし、わたしが神を信じることがあったとしても、少なくともここにいるとされる神ではないと思うのだけれど、住人の「入ってほしくない」という気持ちをないがしろにはできないので入らなかった。強烈に禁止されると、それだけで興奮してしまう。 現代において、米軍基地や原子力発電所など、国家の安全のために立ち入りが禁止されている区域はともかく、宗教的な理由や言い伝えなどによって立ち入ってはならない地域はほとんどない……はずなのだが、東京から30分、都営新宿線の終着駅の八幡、JR総武線の八幡、あるいは京成八幡のすぐ近くに

    東京から30分の都会の禁足地「八幡の藪知らず」 その異様な風景 - ココロ社
  • 妖怪「ヌエ」の正体はレッサーパンダ? 古生物学者が大胆な仮説

    鵺は鎌倉時代に書かれた「平家物語」に登場する、宮中に現れて近衛天皇を苦しめていた妖怪だ。依頼を受けて源頼政が怪しげな黒雲に矢を放ち、地面に落下した怪物を部下の猪早太(いのはやた)が刀で止めを刺した。この妖怪は頭はサル、胴体はタヌキ、手足はトラ、尾はヘビに似ていたと書かれている。 鵺は長らく架空の生物と考えられてきたが、JR東日の新幹線車内誌「トランヴェール」2016年9月号で古生物学者の荻野慎諧(おぎの・しんかい)氏が大胆な新説を披露した。平家物語の別バージョンと言われる「源平盛衰記」では「鵺の尾はキツネに似ている」とされていることを手がかりに、以下のように話した。

    妖怪「ヌエ」の正体はレッサーパンダ? 古生物学者が大胆な仮説
  • 魔法使いはなぜ「杖」を使うんだろう?~その歴史と意味について

    「知恵の象徴、権威の象徴だからだろう」、と言われればぼんやりと納得するのだけど、もっとさらに具体的に確定させろ、というとななかなかの難問でした。 少なくともまとめ者の担当?ツイートは周辺をぐるぐる回ってるか、話がそれてる気がする。コメント欄やブクマで、皆さんの知恵(魔力も可)をお貸しください。 ツイートを使わせていただいたアカウントはこちら(※追加は除く) @suck_a_sage @kasuga391 @Sulfuric_Acid1 @manbou_sakana @gryphonjapan @fuktommy @akmk2

    魔法使いはなぜ「杖」を使うんだろう?~その歴史と意味について
    kousyou
    kousyou 2017/05/30
    古くから巡幸する王が杖を打ち立てて境界を定めたとする伝説が各地にある。王権の象徴、霊的な力の象徴として杖が存在していたところから
  • フランス人写真家が捕らえた「YOKAI」が教えてくれる、異世界と「共存」するということ|WIRED.jp

  • 恵方巻は作られた伝統なのか 発祥は花街、「怪しげな風習」が広まった理由とは

    発祥は花街?「とりあえず大阪の船場が発祥だということは確かでしょう」 そうBuzzFeed Newsの取材に語るのは、熊大准教授の岩崎竹彦さんだ。節分の巻き寿司(恵方巻)の研究者で、「フォークロリズムからみた節分の巻きずし」などの論文がある。 フォークロリズムとは、伝統的な民間伝承が、違う文脈で使われるようになることを指す言葉だ。 「もともとは船場の旦那衆が、花街でやっていた遊びでしょうね」 岩崎さんの聞き取り調査などによると、かつては商家の旦那たちが、遊女と巻寿司を使った遊びを楽しんでいたのだという。 それが少しずつ、人々に浸透していったのだろうか。明治末期の大阪で生きた人が残している回顧録などには、「家でそういうことをしていた」という記載もあるという。 いずれせにせよ、恵方巻きの明確なルーツは不明だ。近畿地方の一部に広がっていた風習であり、「伝統行事」と言えるまでではなかったようだ。

    恵方巻は作られた伝統なのか 発祥は花街、「怪しげな風習」が広まった理由とは
  • 岩を埋められ怒ったエルフ、周囲に災難? アイスランド

    アイスランド首都レイキャビク近くの道路工事現場(2008年10月10日撮影、文とは関係ありません)。(c)AFP/OLIVIER MORIN 【8月31日 AFP】アイスランドで「エルフの岩」とされている岩石を道路建設作業員らが誤って埋めてしまって以降、現場周辺では数々の災難が関係者に続いた──。このエルフたちの怒りを鎮めるため、当局は岩の掘り出しを余儀なくされた。地元紙が27日、報じた。 地元紙モルゲンブラディット(Morgunbladid)によると、問題の岩は、土砂崩れ後のがれきの撤去作業を行った際に埋もれてしまい、これに怒ったエルフたちが、一連の災難をもたらしたというのだ。 アイスランドでは、エルフたちは日々の生活の一部と考えられている。これまでにも、彼らの居場所を荒らさないよう、建設工事計画が変更されたり、エルフたちの警告に耳を傾ける漁師たちが出漁を拒んだりすることもあった。 今

    岩を埋められ怒ったエルフ、周囲に災難? アイスランド
    kousyou
    kousyou 2016/09/04
    日本でもよくあるご神木とか将門とかのあれ
  • 神社にお金を洗いに行く

    神社の中には、境内でお金を洗うと効果がある神社というものが、複数存在するということをご存じだろうか。私は全然知らなかった。 というのも、私が幼少から過ごす神奈川には鎌倉の「銭洗弁財天(宇賀福神社 )」という、有名な銭洗い神社が存在する。そしてその銭洗弁財天の存在が逆に「お金を洗えるのは鎌倉の『銭洗弁財天』だけなのでは」という狭い思考を生み出していた。 世界は広い。神社にお金を洗いに行こう。

    神社にお金を洗いに行く
  • 子どもの間で「どちらにしようかな」に歌われる「ごんべえさん」の謎 | Kousyoublog

    先日、人気アニメのネットラジオ「 咲らじ 」の最新回(最終回)を聴いていると、番組中(48分33秒あたりから)で、「どちらにしようかな」という何かを選ぶときの「選択の唱え言葉」について、奈良県生駒市や川上村では「ごんべえさんの言う通り~」という歌詞だという話をしていて、僕(1972年生まれ、福岡県福岡市出身)が子どものころ(1970年代後半~80年代前半)だと「天の神様の言う通り~」だったので、へぇと思った。 ちょっと軽くググってみると、天の神様、裏の神様、神様、天神様、大黒様、ごんべえさん、裏のごんべえさんなど地域によって色々種類があるようだ。ネット上のいくつかのサイトからごんべえ(権兵衛、ごんべ)さんと唱っている地域を抜き出してみると http://homepage3.nifty.com/docchi/docchi-p.htm 大阪府岸和田市、大阪大阪市阿倍野区、奈良県生駒市、奈良

    子どもの間で「どちらにしようかな」に歌われる「ごんべえさん」の謎 | Kousyoublog
  • 子供の生まれ変わりとしての小鳥~哀しき昔話の類型「小鳥前生譚」 | Kousyoublog

    民話・昔話の類型の一つに小鳥前生譚というものがある。小鳥たちは人間、特に幼くして死んだ子供たちの生まれ変わりであるという、いずれも哀しいお話たちだ。柳田國男の遠野物語にも三つほど紹介されている。 五一 山にはさまざまの鳥住めど、最も寂しき声の鳥はオット鳥なり。夏の夜中に啼く。浜の大槌より駄賃附の者など峠を越え来れば、はるかに谷底にてその声を聞くといへり。昔ある長者の娘あり。またある長者の男の子と親しみ、山に行きて遊びしに、男見えずなりたり。夕暮れになり夜になるまで探し歩きしが、これを見つけること得ずして、つひにこの鳥になりたりといふ。オツトーン、オツトーンといふは夫のことなり。末の方かすれてあはれなる鳴き声なり。 オット鳥(夫鳥)は諸説あるがフクロウ目フクロウ科のコノハズクのことだという。長者の娘の女の子が同じく長者の男の子と仲良くなり、一緒に山に遊びに行ったが、男の子の姿が見えなくなり、

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  • 生贄(スケープゴート)の構造 | Kousyoublog

    先日紹介した民俗学者赤坂憲雄の著書「 境界の発生 (講談社学術文庫) 」に「人身御供譚の構造」という生贄・供犠のメカニズムが分析されている章がある。それによると、まず人柱など神話や伝承などで語られる人身御供譚の定型は以下の通りだという。(P230) (A)毎年、人身御供をもとめる邪神がいる。 (E)邪神・イケニエ・異人は神となる。 ヤマタノオロチ伝説などに見られるように、大蛇など異形の怪物の姿をした邪神への生贄として未婚の美しい娘が捧げられるが、その救済者として神的英雄や旅の僧侶、都よりの貴種など異人が登場して邪神を退治し、異人はその娘と結婚して人身御供の風習は止み、邪神や生贄となった娘・異人は神として祀られることになる、というのが大方の人身御供譚の定型となる。 様々な伝承で語られる人間を生贄として殺害する人身御供の風習については、そもそも伝承であって実際は行われていなかったとする説や、最

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  • 妖怪とは何か | Kousyoublog

    妖怪は「霊魂」の存在を前提としている。人間や動物だけでなく万物すべてに霊魂が宿り、それは人間と同様喜怒哀楽の感情を持っていると考えられた。その霊魂の怒った状態は「荒魂(あらたま)」、喜んだ状態は「和魂(にぎたま)」と呼ばれ、天変地異や疫病から豊作まで霊魂の感情の動きが大きく影響していると考えられた。 「和魂」の状態にある霊的存在は「神」で、それに対して「荒魂」の状態にある霊的存在は「鬼」と呼ばれ、人間にとってのマイナスイメージを全て付託された。「和魂」と「荒魂」という分類とともに、「荒魂」であっても制御されているかいないかで大きな違いがある。この場合の制御、とは祭祀されているかどうかの差で、理解できない超常現象全般を広義の怪異とするなら、狭義の意味での妖怪・怪異現象は制御されない霊魂によっておこされるとされる。 まず第一に「出来事(現象)としての妖怪」が知覚される。薄気味悪い音や匂い、得体

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  • 欧州の怪火伝承~ウィル・オ・ウィスプとジャック・オ・ランタン

    原因不明の発火現象「怪火」にまつわる伝承は世界中に見られる。日でも狐火や鬼火、不知火などとして知られるが、ここでは主に欧州の「怪火」にまつわる様々な言い伝えを簡単にまとめ。 「怪火」は「愚者の火(ignis fatusイグニス・ファトゥス)」と呼ばれる。その火についていくのは愚か者の所行だからである。「怪火」は大きく分けて「死の予兆」と「旅人を惑わす明かり」がある。前者は「人魂(コープス・キャンドル)」「ウィル・オ・ウィスプ」等、後者には「ジャック・オ・ランタン」等で、いずれも多数の伝説がある。 「人魂(コープス・キャンドル)」主にウェールズ地方をはじめとするブリテン諸島で見られる死の予兆。死が迫っている人の家や場所で地上を上下に飛び回り蠟燭の火のような形をしている。アイルランドとイングランド北部では生霊の蠟燭とも呼ばれる。イングランドでは死者の魂についていくと言われ、ウェールズの伝承で

    欧州の怪火伝承~ウィル・オ・ウィスプとジャック・オ・ランタン
  • 村社会の宿業「子殺し」が生んだ妖怪「座敷わらし」 | Kousyoublog

    古くから言い伝えられる妖怪に座敷わらしがいる。子供の姿をした妖怪で、家の中でがさがさと音を立てたり、他愛のないいたずらをし、座敷わらしが棲み付いた家は豊かに栄えるといわれる。 柳田國男の「遠野物語」には二つ、座敷わらしのエピソードがある。 遠野の土淵村大字飯豊のに住む今淵勘十郎の家には十二~三歳の男の子の座敷わらしが棲みつき、廊下ですれ違ったという。また、同じ村の佐々木某の家では主人の留守の間主人の部屋で紙をがさがさする音が聞こえて家人が部屋に入ってみるがだれもいなかった、というエピソードで、座敷わらしという神が住む家は”富貴自在なり”という。(遠野物語一七) 古くから女の子の座敷わらしが二人棲みつき、とても栄えていた山口孫左衛門という学者がいた。ある日村人が村の橋の辺りで見慣れない女の子二人とすれ違う。「お前たちはどこから来たんだい?」と村人が尋ねると、「おら山口の孫左衛門のところから来

    村社会の宿業「子殺し」が生んだ妖怪「座敷わらし」 | Kousyoublog