「シモキタザワ猫町散歩」はいかが 世田谷文学館が制作、無料配布 - MSN産経ニュース森鴎外の娘で作家の森茉莉が毎日のように通った喫茶店「邪宗門」。世田谷文学館主催の文学散歩で大勢の参加者が訪れた（世田谷文学館提供） 財団法人せたがや文化財団世田谷文学館（東京都世田谷区南烏山）は萩原朔太郎旧居跡など下北沢駅周辺の文学者ゆかりの地や文学作品をマップなどで紹介した「文学地図 シモキタザワ猫町散歩」を制作した。 タイトルの「猫町」は朔太郎が昭和８年、世田谷区代田に新居を構えた後に短編小説に書いた下北沢が舞台とされる幻影の町。 マップは下北沢駅を中心に三好達治、宇野千代・東郷青児旧居跡などを作家のイラスト画入りで掲載。１時間半〜２時間程度のおすすめ散歩コースのほか、関連の文学作品、地域の歴史、祭り、劇場なども紹介されている。 同文学館は「文学を中心に地域を再発見しようと、一昨年の植草甚一から始めた文学地図の３作目。マップを見ながら歩けるように作っているので、文学散歩の手引きとして活
