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天皇と近世に関するkousyouのブックマーク (1)

  • 「幕末の朝廷―若き孝明帝と鷹司関白」家近 良樹 著

    まぁ絶版なので最初は書評書かなくてもいいかと思ったのだが、やはり書の幕末史における重要度から言っても紹介しておく方が良いかなと。2007年のなので、たぶんあと五年か十年かしたら中公文庫なり講談社学術文庫なりから再販されるんじゃないかと思うが、とりあえず良いなので、古書なり図書館なりで一読おすすめします。一応、先日紹介した同じ著者の「江戸幕府崩壊 孝明天皇と「一会桑」 (講談社学術文庫)」2~5章で同時代の大まかなアウトラインはつかめます。 天皇の地位の急激な上昇日近世・近代政治史上最大のテーマ、それは「天皇は何故これほど急激に地位を向上させたのか」ということだ。 豊臣氏を滅ぼした徳川幕府は元和元年(1615)、禁中並公家諸法度を制定して天皇と朝廷を事実上支配下に置いた。表面上幕府と朝廷は対等という体裁を整えてはいたが摂関家以下公家は将軍に臣従し、武家伝奏を通じて朝廷統制が行われ天皇

    「幕末の朝廷―若き孝明帝と鷹司関白」家近 良樹 著
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