タグ

小説と表現に関するkousyouのブックマーク (5)

  • 翻訳書でしつこく繰り返される表現

    越前敏弥 Toshiya Echizen @t_echizen たとえば blink が出てくるたびに、格好つけて「目をしばたたく」と訳す人がけっこういるけど、読む側からすると、1冊の小説で20回も30回も目をしばたたかれて、うんざりするわけです。「目を凝らす」や「ため息をつく」も同じで、適度に訳語を散らしていかないと、読者は耐えられない。 2015-02-04 12:04:22

    翻訳書でしつこく繰り返される表現
  • 山本弘のSF秘密基地BLOG:「インディアナポリス」は差別語か?

    SF作家・山弘のblogです。小説・アニメ・特撮・マンガから時事問題にいたるまで、いろんな話題を取り上げていきます。 HPはこちら。 山弘のSF秘密基地 http://kokorohaitsumo15sai.la.coocan.jp/ 先日発売された創土社の『超時間の闇』だが、その中に収録された僕の原稿について、ちょっとしたトラブルがあったことを報告しておきたい。 ゲラチェックも完了して編集部に返送した後、10月17日になって、編集者から電話がかかってきた。「一箇所直してほしい」というのである。 オクラホマの田舎の農家の主人が、近くに住んでいる学者について語っている箇所だ。時代設定は1940年である。 >「いや、大学で数学を教えてたとか聞いたな。今はこのあたりで、インディアンの塚を調べてる」 この「インディアン」が差別語だから「先住民」に変えてくれというのだ。 いや、1940年のアメリ

    山本弘のSF秘密基地BLOG:「インディアナポリス」は差別語か?
  • 青少年健全育成に関して、いろいろ考えるための資料。2010.3.18

    青少年健全育成に関して、いろいろ考えるための資料。2010.3.18 以下に掲載するのは、明治35(西暦1902)年、『教育学術界』という教育雑誌に掲載された文章です。著者は坪内雄蔵、一般的には坪内逍遙として知られている小説家です。(著作権の保護期限は過ぎています) 当時は漢学者を中心に、「小説」を非難する人が大勢いました。当時の小説は新しい表現形態である「言文一致体」で書かれており、「勉強していない若者にも簡単に読めてしまう」ことが非難の根拠となっていました。江戸時代まで日教養の中心は「漢文」であり、漢文以外で書かれた文章はまともなものとは見なされない傾向にありました。内容においても、小説男女恋愛を扱うものが多く、それも非難の材料となりました(興味ある方は明治25年頃の北村透谷の小説論を調べてみてください)。 そこで、教育界では、「はたして生徒に小説を読ませてもいいのか?」

    kousyou
    kousyou 2010/03/18
    これはおもしろい
  • 深町秋生の序二段日記

    昨日の「点と線」は面白かった。お金がかかっていて、見ていて愉しい。 松清張的様式美が貫かれていたのがいい。田博太郎と竹中直人というくどい系名優が「傲慢、小心、保身」という絵に描いたような悪い官僚役をやっていたのがうれしい。青酸カリを渡される竹中が「ひええ!」と腰を抜かすところがいい。 しかしおおよそ表現の世界ではよくいえば様式美、悪くいえば紋切り型というのがある。手垢がついているとかステロタイプとか記号のようだとか。昨日のドラマなどはかなりお約束の型などがいくつも炸裂していて、紋切り型ファンとしてはうれしい。 じゃあどういったところで「紋切り型だなあ」と感じるのかを思いつくままに記しておこうと思った。まあエロゲやアニメやエロマンガやケータイ小説は紋切り型を佃煮にしたような世界なんだけれど。「白血病にかかってベッドで眠る美少女」とか「お兄ちゃんのことが好きなの!」とかね……。 例えば 白

    深町秋生の序二段日記
  • ケータイ小説を笑うまえに。 - Something Orange

    題に入るまえに、一篇の詩について話しておきたい。北村薫の『詩歌の待ち伏せ』に掲載されていた詩である。 詩歌の待ち伏せ 1 (文春文庫) 作者: 北村薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/02/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (20件) を見る 詩歌の待ち伏せ 2 (文春文庫) 作者: 北村薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/03/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (13件) を見る わずか3行。 れ ママ ここに カンガルーがいるよ 詩といっても、まだ字を知らない3歳の子供が口にした言葉を親が書きとめたものである。北村は、この「詩」を、雑誌『VOW』で目にしたらしい。 ご存知の方も多いと思う。投稿者が身の回りで見つけた奇妙なものを掲載しているだ。そのの、「詩人の血」と題するコーナーに、この詩は掲載されていた。 もともとは、読売新聞に掲載され

    ケータイ小説を笑うまえに。 - Something Orange
  • 1