カタルーニャ州のカルレス・プッチダモン州首相は、中央政府が「抑圧を続ける」ならば、今月1日のスペインからの独立を問う住民投票の結果に基づき、州議会が独立宣言の採決を行うと述べていた。住民投票をめぐっては賛否両論がある。
カタルーニャ州のカルレス・プッチダモン州首相は、中央政府が「抑圧を続ける」ならば、今月1日のスペインからの独立を問う住民投票の結果に基づき、州議会が独立宣言の採決を行うと述べていた。住民投票をめぐっては賛否両論がある。
スペインからの独立を問う住民投票を今月1日に実施した北東部カタルーニャ自治州のカルレス・プッチダモン首相は3日、数日中にカタルーニャの独立を宣言する考えを示した。BBCとのインタビューで語った。
「違憲」の住民投票を阻止するため投票所になだれ込む警官隊(10月1日、スペインのサン・ホリア・デ・ラミス) Juan Medina-REUTERS <カタルーニャの独立をめぐるスペイン中央政府との対立は、もはや交渉で解決可能なレベルではなさそうだ> スペイン中央政府とカタルーニャ州政府は過去5年間、カタルーニャの独立をめぐり対立してきた。住民投票の間もその後も、互いに一歩も引かない構えだ。 カタルーニャ州政府は、住民投票を違憲とするスペイン政府の反対を押し切って、10月1日に独立の是非を問う住民投票を行った。カルレス・プッチダモン州首相は同日夜、同州は独立国家となる権利を獲得したと宣言。一方では、投票を阻止しようとする警官隊と住民が衝突。州政府によると住民400人以上が負傷した。カタルーニャ側は、「賛成」多数となれば48時間以内にも独立を宣言するとしている。 中央政府はこれまで、カタルーニ
5分でわかるカタルーニャ問題の増田です。すごい伸びててビックリしました。増田でブクマ四桁行ったのなんて初めてです。みんなカタルーニャに興味あるんやな……! https://anond.hatelabo.jp/20170910082231 ということで、補足説明の補足に来ました。 sgo2 東京が税金が地方にばら撒かれるのはうんざりだから独立する!と言ったら他県民がどう思うか考えれば、スペイン中央政府が辛辣なのも多少は理解できるかと。(その辺差し引いても愚行とは思うが) その喩えでいうなら、東京はたくさん税金を払っているのになかなか高速道路は作られないし老朽化した鉄道しか走っていない、しかもどちらも他の地方では整備されているのに、という状況なんですよね(近郊電車整備計画の実施率はマドリードがほぼ100%、バルセロナでは10%以下)。 さらに、法律では介護費用は中央政府と自治州が均等に負担する
スペインからの独立を目指す動きが活発になっているカタルーニャ州で、独立の是非を問う住民投票を来月1日に実施する法案が州議会で可決され、住民投票を認めないとするスペイン政府との対立が深まっています。 カタルーニャ州の州議会では、6日、独立の是非を問う住民投票の実施に関する法案が賛成多数で可決されました。 法律によりますと住民投票では、スペインからの独立に賛成するかどうか、「はい」か「いいえ」で答えることになっていて、賛成票が1票でも多ければ州議会が独立を宣言するとしています。 スペイン政府は、住民投票は認められないとして憲法裁判所に法律を無効にする訴えを起こす構えですが、カタルーニャ州のプチデモン州首相は、裁判所の判断にかかわらず住民投票を強行する姿勢を示しています。 スペイン政府とカタルーニャ州政府の対立は深まっていて、来月の投票に向けて政治的な混乱が広がることが懸念されます。
6月24日、カタルーニャ自治州首相は、英EU離脱でスペインからの独立を求める根拠が強まったとの認識を示した。写真はカタルーニャ離脱派の集会。バルセロナで昨年9月撮影(2016年 ロイター/Albert Gea/File Photo) スペイン北東部カタルーニャ自治州のプチデモン州首相は、英国の欧州連合(EU)離脱により、同州がスペインからの独立を求める根拠が強まったとの認識を示した。 プチデモン氏は声明で、英国がEU加盟国の承認を得ずに離脱を決定できたことで、カタルーニャ州もスペイン政府の承諾を得ずに独立を主張することが可能と指摘。「他のすべての国が行なっているように、主権について決定を下すことが可能なことを示している」と述べた。 また英国からの独立の是非を問う住民投票を再び実施する「可能性が非常に高い」とスコットランド行政府のスタージョン首相が発言したことをめぐり、支援する立場を示した。
[マドリード 11日 ロイター] - スペインの憲法裁判所は11日、北東部カタルーニャ自治州の分離独立に向けた動きを阻止するためにスペイン政府が行った申し立てを受理し、同自治州の分離独立プロセスを差し止める決定を行った。これにより、スペイン政府と同自治州の政治的な対立は一段と深まっている。 カタルーニャ自治州の州議会は9日、スペインからの分離独立プロセスの開始を宣言する決議を可決し、独立支持派は18カ月以内の完全独立を目指していた。 憲法裁判所は11日の決定で「(カタルーニャ自治州の指導者が)独立プロセスの差し止めに応じない場合、違反とみなされる可能性がある」と警告した。 9月の選挙で選ばれた同自治州の議員らはすでに憲法裁判所の判決に従わない方針を表明しているため、今後の展開は不透明だ。 ラホイ首相は11日、「(憲法裁判所への)提訴は州議会の決議への対応にとどまらず、国全体を守るための措置
[マドリード 27日 ロイター] - スペイン北東部カタルーニャ自治州の独立賛成派議員らは、分離独立に向けた手続きを開始し、州議会に独立宣言文書を提出した。11月9日までに採択される見通し。 独立派の計画によると、その後18カ月以内に憲法制定作業が開始され、独立が完了する運びという。 ただスペインの憲法では自治州の独立は認められておらず、この計画は依然現実的ではない。 スペインのラホイ首相はテレビ演説で、宣言文書を無効にする構えを示し、司法的、政治的なあらゆる手段を用いて、スペイン国民の主権と利益を守ると強調した。 カタルーニャ独立派は9月の自治州議会選で、過半数議席を獲得。総選挙を約2カ月後に控え、中央政府との間で独立をめぐる衝突が避けられない状況となっている。 私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
スペイン北東部のカタルーニャ州では、スペインからの独立の是非を争点に、27日、州議会選挙の投票が始まりました。今回の選挙で独立を主張する勢力が過半数の議席を得れば、州政府は独立に向けた準備に取りかかるとしており、選挙の結果が注目されています。 今回の選挙の争点はスペインからの独立の是非で、バルセロナの投票所には投票開始直後から大勢の有権者が足を運び、関心の高さをうかがわせています。 独立を主張するカタルーニャ州のマス州首相は、選挙の結果、みずからの政党を含め独立を主張する3つの政党が過半数の議席を得れば、スペイン政府との協議や独自の憲法の制定などを進め、18か月以内に独立を宣言したいとしています。 カタルーニャ州では去年、独立の是非を問う住民投票が行われ、80%余りが独立に賛成しましたが、これに先立って憲法裁判所が投票の差し止めを命じたため、法的な拘束力のない投票結果となりました。 スペイ
スペイン北東部カタルーニャ自治州(州都バルセロナ)の独立をめぐる非公式な住民投票が9日あり、州政府は10日未明時点で独立派が8割超だと発表した。「意見集計」との位置づけにとどまるものの、州政府のマス首相は、実際に独立の是非を問う住民投票の実現を求めて中央政府との交渉に乗り出す。 質問は2段階で、まず、カタルーニャが「国であることを望む」が91%、「望まない」が5%だった。さらに、国だとして「独立を望む」は(全体の)81%だったという。 投票は規模を縮小してなお続くが、9日に投票したのは約225万人という。公式な有権者名簿を使っておらず投票率は不明だが、4割ほどだった模様だ。それでもマス首相は記者会見で、「200万超の市民が平和的、民主的に意見を表明した。スペイン政府は現実を受け止め、声を聴くべきだ」と強調した。 中央政府は独立機運が高まるカタルーニャの動きに対し、公式な投票だけでなく非公式
カタルーニャ州はどうスペイン国家に収まるのか、あるいは、収まるかどうかを巡るバルセロナとマドリードの綱引きが最高潮に達し、スペインを壊滅的な危機に飲み込む恐れがある。 矛盾するようだが、投票した人の55%が英国残留を支持した先月のスコットランドの住民投票は、分離派の敗北にマドリードが安堵したにもかかわらず、恐らくスペインの状況を悪化させた。 カタルーニャ自治州政府のアルトゥール・マス首相は、11月9日に独立の是非を問う住民投票を行う計画を推し進めた。これに対し、スペインのマリアノ・ラホイ首相は憲法裁判所に提訴し、同裁判所は投票の差し止めを命じた。 憲法は、スペイン国家の「永続的な統一」を明記しており、大半の学者は、計画されている住民投票は――法的拘束力を持たないものの――スペインの基本法の下では違法だとの見方で一致している。 カタルーニャの問題は急速に、まもなく誰も勝者がいなくなる有害なア
アルゲーロ(イタリア語: Alghero、カタルーニャ語: L'Alguer)は、イタリア共和国サルデーニャ自治州サッサリ県にある、人口約44,000人の基礎自治体(コムーネ)。 カタルーニャ語の言語島として知られる。 名称[編集] 街並み 中世ラテン語の Aleguerium に由来する地名である。この地域で話されるイタリア語以外の言語では、以下のように表記される。 カタルーニャ語: L'Alguer (ラルゲー) サルデーニャ語: S'Alighéra サッサリ語: L'Aliera 地理[編集] 位置・広がり[編集] 隣接コムーネ[編集] 隣接するコムーネは以下の通り。 オルメード プティフィーガリ サッサリ ウーリ ヴィッラノーヴァ・モンテレオーネ 行政[編集] 分離集落[編集] アルゲーロには、以下の分離集落(フラツィオーネ)がある。 Fertilia, Guardia Gran
¹ 「French Land Register data」(1平方キロ以上の湖沼、エスチュアリー、氷河などの水面積除く。 ピレネー=オリアンタル県(ピレネー=オリアンタルけん、フランス語: Pyrénées-Orientales、カタルーニャ語: Pirineus Orientals、オック語: Pirenèus Orientals)は、フランスのオクシタニー地域圏の県である。なお、フランス語での本来の発音はリエゾンにより、ピレネーゾリアンタルとなる。 概要[編集] 県をかつての州で色分けした図 東は地中海、南はスペインのカタルーニャ州ジローナ県、北はオード県、西はアンドラ公国とアリエージュ県と接する。また、ジローナ県の飛地リビアを抱える。フランス革命以前の州であるルシヨン(セルダーニュ、コンフラン、ヴァルスピ、カプシルといった地方に分かれる)を再編したものである。北部のフヌイイェード地方
ばたばたとしているうちに時期を逃した上,戴冠式が非常に地味でほとんど日本で報道されなかったように思えることもありすっかり忘れられかかっているが,スペイン王国のフェリペ6世が即位した。そこで,歴代のスペイン国王の「フェリペ」をざっと振り返ってみて,即位の祝賀としたい。Wikipediaへのリンクをそれぞれつけておき,適当に個人的なコメントを。正直2世以外ろくなのがいない。 ・フェリペ1世(位1506年) いきなり「誰だコイツは」感が半端無いが,狂女王フアナの夫であり,皇帝マクシミリアンの息子。こいつがぼんくら&若死にだったせいで,カルロス1世が若くして即位する羽目になった。このカルロス1世が偉大なる人物であったのは,スペインにとってはむしろ幸いであった。 ・フェリペ2世(位1556〜98年) 間違いなく全フェリペの中で最も有名なフェリペ。「フィリピン」の語源でもある。カルロス1世は長くヨーロ
自国とは異なる国で起きた犯罪をあえて訴追する「普遍的管轄権」を、以前フォーサイトで紹介したことがある(2013年10月21日「国家に縛られず犯罪を裁く『普遍的管轄権』とは――マドリードを訪ねて」)。 通常の裁判管轄権は国境に縛られるが、国際秩序を揺るがす恐れのあるジェノサイド(大虐殺)や「人道に対する罪」の場合、独裁者や国家機関が罪を免れないためにも、当事国以外の国が罪を問える、との考え方である。1990年代後半から2000年代にかけてスペインの予審判事バルタサル・ガルソン氏がこの制度を利用し、チリの独裁者ピノチェト元大統領やアルゼンチンの独裁政権幹部を次々と訴追して、大きな反響を呼んだ。
スペイン・ テネリフェ(Tenerife)島のサンタ・クルス・デ・テネリフェ(Santa Cruz de Tenerife)でごみ収集容器に入っている食品を探す男性(2013年1月16日撮影)。(c)AFP/DESIREE MARTIN 【1月25日 AFP】スペイン統計局(National Statistics Institute)が24日発表した2012年第4四半期のスペインの失業率は、フランシスコ・フランコ(Francisco Franco)総統による独裁体制が終わった1975年以降では最も高い26.02%に達した。国際市場では今後2年で27%まで上昇すると予測されている。 スペイン統計局によると、新たに職を失ったのは18万7300人。働く意思がある家族全員が失業状態にある世帯は833万世帯に上った。若者の状況はさらに厳しく、16~24歳の失業率は前四半期の52.34%から55.13
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