社会政策・労働問題研究について歴史的なアプローチで研究しています。ここではそのアイディアやご迷惑にならない範囲で身近な方をご紹介したいと考えています。 今週に入ってどうやら、アスペルガー症候群の話に縁があるらしく、職場でも何度か話題になり、そして、濱口さんのブログでも話題になっている。というか、月曜に聞いた話、新書とは聞いてたけど、こんなところでネタ元が分かるとは(驚)。この引用箇所とまったく同じ話でした。 歴史研究者として言うと、濱口さんがご紹介されたお二人は単純に事実をご存じないんだろうなという感じがあるので、念のためにその点について書いておきます。濱口さんが書かれている日本型雇用システムというのはかなり労働研究オリエンテッド、ブルーカラーに傾いた理解による議論です。専門的に言えば、氏原正治郎=兵藤という研究者のルートですね。でも、一般に日本的経営と言われてきた日本企業の特徴はむしろ