前の記事 ヤモリの切断しっぽは「環境に応じて複雑に反応」:その仕組みは 「忘れた記憶」も脳には存続:実験で実証 2009年9月10日 Brandon Keim Image: Dumbledad/Flickr。サイトトップの画像は「拡散テンソル画像(DTI)による脳の断面図」(Wikimedia Commons)。共に、記事でとりあげた研究とは無関係 できれば覚えておきたいと思っていた事柄や人物を忘れてしまった経験のある人には、ちょっとした慰めになりそうだ。その記憶は意識からは隠れているものの、無くなってはいない可能性があるというのだ。 大学生を対象にして行なわれた研究では、学生たちが忘れたと思っていた記憶に該当する活動パターンが脳画像で検出された。 「脳に情報が残っているとしても、その情報に常にたどり着けるわけではないのかもしれない」と述べるのは、カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)の
「脳から特定の記憶を消去」に成功:タンパク質の操作/マイクロ波等の照射が記憶に影響 2008年11月 1日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) David Hambling Photo: Columbia Pictures 米国と中国の科学者チームは10月23日(米国時間)、記憶分子と呼ばれるタンパク質の一種「αCaMKII」(アルファカルシウム/カルモジュリン依存性プロテインキナーゼII)を操作して、マウスの脳から特定の記憶だけを安全に消去する方法を発見したと発表した。 [ジョージア医科大学と、中国上海にある華東師範大学の共同研究。論文は10月23日付けの『Neuron』に掲載。CaMKIIは、中枢神経系における細胞内Ca2+シグナルの主要な担い手として、記憶・学習を形成する上で必要な分子と考えられている] これは人類史上初の成果であり、大きな前進であると同時に
“忘れることが出来ない”…「超記憶症候群」の女性(42)が初めて氏名を明かして苦悩告白 1 名前:どろろ丸φ ★ 投稿日:2008/05/10(土) 15:21:34 ID:???0 毎日の出来事全てを詳細に記憶している女性が学者たちを困惑 させている。彼女は初めて氏名を明かして苦悩する現状を語った。 ジル・プライスさん、42歳。彼女は14歳の時以来、生活の全ての出来事を記憶しているが、それは呪われた「忘れることが出来ない」 能力のようにも思える。 彼女は自らの人生をテレビのスプリット・スクリーンのようだと言う。今現在の彼女の行動を 映し出す画面があり、他方で自分では制止することができない記録していく画面がある。 1980年以降の出来事の詳細―何時に起き、誰と会い、何をして、食事で何を食べたか 等―が、彼女の脳内にしっかり閉じ込められて、歌とか匂いとか、あるいは地名等々、 日常のごくありふ
チンパンジーの「直観像記憶」能力は人間を超える:松沢哲郎氏にメールインタビュー 2007年12月 4日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim Photo credit: 京都大学霊長類研究所 また1週間が始まった、という憂鬱に追い討ちをかけるようなニュースだ――数学にかけては、チンパンジーの方が人間よりも優れているらしい。 もっとも、数学なら何でもいいというわけではなく、基本的な数字の記憶に関してだ。 Bonzo[映画『Bedtime for Bonzo』で、人間のしつけをされるチンパンジー]が二次方程式を解けるとか、米Texas Instruments社のグラフ・数式処理電卓『TI-89』をチンパンジーに取り替え可能ということではない。それでも、京都大学霊長類研究所の所長で思考言語分野教授の松沢哲郎氏は、ヒトに対する概念を改めるべきだと考
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