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ブックマーク / doramao.hatenablog.com (21)

  • ニセ科学を検証する一冊「謎解き 超科学」が発売されます - とラねこ日誌

    彩図社から、『謎解き 超科学』というが10月25日頃発売されます。 価格は1400円+税で、全国書店及び一部コンビニエンスストアでも販売されます。 こちらの表紙を目印に、見かけたら是非手にとってやって下さい。 ■どうしてどらが宣伝? ニセ科学問題を憂うから、みたいな立派な心がけではなくて、今回取り扱う31項目の超科学(に於けるニセ科学の表現)のウチ4項目の執筆をどらねこに担当させてくださいましたので、渾身のチカラを込めて(込めたから内容の良さを保証するモノでは無いが)書かせて頂きました。 内容はこのブログの愛読者の方にはおなじみのものですが、過去記事の焼き直しなどではなく、新たに調査しなおし、背景なども存じ上げない方を想定したものとしたつもりです。ニセ科学は社会のリソースを奪うだけでなく、社会的弱者をい物にするものも存在します。そうしたものが実態を認識されないまま広がってしまう事を放

    ニセ科学を検証する一冊「謎解き 超科学」が発売されます - とラねこ日誌
  • いまさら(?)絆 - とラねこ日誌

    「絆」といえば、日漢字能力検定協会が発表した2011年「今年の漢字」第1位であったように、震災後の日においてよく耳にしましたが、主にマスメディアを通してこの言葉が発信されていたようにどらねこは記憶しております。今更ですが、この「絆」という言葉について当時を思い起こしながらどらねこの考えを書いてみようと思います。 ■当時思ったこと 「絆」という言葉からどのようなイメージを持つかというのは人それぞれでしょう。しかし、近しい間柄のつながり、離れがたい結びつきを示す言葉である事はある程度共有されているように思います。これはどちらかというと肯定的な意味合いですね。昨年の震災当時、停電で近しい人と連絡がとれなくなった時に、その無事を思う気持ちは被災地やその周辺で共有されていた思いだったでしょう。その気持ちが想起されていた時にしっくりと来る言葉、それが「絆」だったのではないかなぁと感じるんですね。

    いまさら(?)絆 - とラねこ日誌
  • ぷるぷる呪術 - とラねこ日誌

    コラーゲンをべる事でお肌がぷるぷるになると謂う話は、とらねこ日誌を読んで下さる方には今更説明するまでもなくバカバカしい話として受け取ってもらえると思いますが、ちょっと流行しただけでなく、いまだに出回っているのを見てどうしてだろうなぁと考えてしまいます。そこでテキトーにその理由を妄想してみました。 ■類感呪術 同じ性質を持つものや体の悪いところと同じ部位をべる事で病気が治るとか健康になれるみたいな考え方は【類感呪術】と呼ばれる呪術に分類されるものです。 コラーゲンでお肌ぷるぷるについては次のような流れがあるんじゃないかと思います。 肌のハリにはコラーゲンの架橋が大事である →コラーゲンが失われていくと肌が衰える →コラーゲンが豊富な物をべれば良い →コラーゲン豊富なゼラチン質のべ物が良い 実際には消化によりアミノ酸にまで分解されちゃって肌のコラーゲンに積極的に利用されるなんて事はない

    ぷるぷる呪術 - とラねこ日誌
  • ちかごろの妊産婦さんはまじめすぎる? - とラねこ日誌

    【平成22年乳幼児身体発育調査の概況について】*1と謂う調査報告が厚生労働省ウェブサイトにアップされていたので読んでみました。そのなかから栄養関係で参考になるところや興味深い部分について、元資料を参照しながら紹介してみたいと思います。 この調査は一般調査と病院調査からなり昭和35年に第一回が行われ、今回で六回目となります。調査項目にもよるけれど、経年比較が出来るため最近の乳幼児の発達状況について色々と示唆を与えてくれます。まぁ、調査の性格もあるのでこれで何かをはっきりと謂えるものでもないのですけど・・・ ■出生時・出生後の体格 以前、生まれてくる子供の体重は年々減少傾向にあって、低出生体重児が増えていることやその原因や問題点に言及した記事*2を書いたことがありますが、乳幼児身体発育調査にもそのことがあらわれているようです。※画像はクリックと大きくなります。 上の表は体重について過去の調査結

    ちかごろの妊産婦さんはまじめすぎる? - とラねこ日誌
  • 欠如モデルがわからない - とラねこ日誌

    どらねこは欠如モデルと謂うコトバに対し色々とモヤモヤしております。そのモヤモヤをなんとなく書いてみます。まぁ、個人的なモヤモヤなので逸脱についてはご容赦を。 ■モヤモヤ 最初のモヤモヤはある科学コミュニケーションについて勉強していたとされる人物が『欠如モデル』について説明した文章を読んだときに感じたものです。それは次のようなニュアンスの物でした。 知識豊富な教師が無知な子どもに対して知識を提供する学校の理科の授業のようなもの これが科学コミュニケーションを学んだ方が想定する欠如モデルの共通認識なのかは知りませんが、小学校教育が欠如モデル的なものだとしたら、それは小学校教育をバカにしているのか、欠如モデル自体、案外スジが良いものであると謂う事なのかも知れません。 当たり前の事を書きますが、初等教育は一般的な児童の発達状況や情報操作の特性などに配慮しつつ、一人一人の状況を見ながら、基は守りつ

    欠如モデルがわからない - とラねこ日誌
  • あきらかがあきらかかはつまびらかではない - とラねこ日誌

    ※ネタ記事です。何か主張するつもりもありませんのでそのあたりもどうぞご了承下さいませ。 ■この名前は読めないよ 近頃のわかいもんはぁ〜、では無いけれど、ウチのどら息子の同級生には漢字を見るだけではその名前の読みを正解できないような読ませ方をしているモノがとても多いんですね。職場の人から聞きましたが、クラスの出席簿には漢字の上に全員ルビが振ってあるとか。大変な時代になったものだなぁ、なんてヒトゴトのように唸ってみたのですが、よく考えたらウチのどら息子の名前自体が読みを正解することが困難なモノでして、まさしくブーメランだなぁ、とも思ったわけでした。 ところで、一見読みやすそうに感じるけれど、実は別の読み方だったりする名前があるのですが、そうした名前は幅広い年齢層から特に違和感なく受け入れられているように見えるのですが、実はそっちの方が厄介だったりするんじゃないかとたまに思ったりもするのです。

    あきらかがあきらかかはつまびらかではない - とラねこ日誌
    kousyou
    kousyou 2011/11/15
    僕も名前の読みが一番想定し難いので、人が初めて僕の名前を呼ぶ時の不安げな声の感じに直面するたびに申し訳ない気持ちになる。
  • 都道府県名を独断と偏見で食べ物にかえてみたよ(完成版) - とらねこ日誌

    こんにちわんこそば、どらねこです。うどん県に対抗して我が(?)青森県もべ物県にしたら良いのに・・・なんてツイートしてたら皆様のいつきが良いので、早速ネタにしてみました。 北海道から沖縄まで全都道府県を独断と偏見に満ちたべ物の名前で表してみましたよ。異論、反論は※欄、ツイート、ブコメにて聞いてやるにゃん!上から目線ですまないモフ。 皆様、沢山のご意見有り難うございました! ■北海道・東北編 美味しい材がありすぎて意見がまとまらなそう。 うふふ 杜の都あたりから異論がきそう・・・。がんばろうホヤ 山形は唯一行った事がない東北の県なのだ ■関東編 いいたいことはわかる どうだ(笑) 埼玉スマン 下町のソウルフードだろ? ■中部編 憧れの魚沼産コシヒカリ 奢って欲しいとかそんなんじゃ・・・ 福井ってホントイメージ無いんですよ。 かんてんパパ うなぎパイもすてがたい ■近畿編 旅行してみた

    都道府県名を独断と偏見で食べ物にかえてみたよ(完成版) - とらねこ日誌
    kousyou
    kousyou 2011/10/25
    こうしてみると麺類と魚介類こそ国民食な気がしてくるなぁ
  • もうダマされないための「科学」講義の2章を読んで気になったこと - とラねこ日誌

    『もうダマされないための「科学」講義』の感想については引き続きこちらのシリーズ書いていきますが、それとは別に個人的に気になった部分を独立した記事としてアップいたします。 そんなのは貴方の杞憂に過ぎないとか重箱スミだみたいな批判も受けそうですが、気になったので放置しないで書く事にしました。それは伊勢田哲治氏によって書かれた2章の『科学の拡大と科学哲学の使い道』の事例の使われ方などについてです。を未読の方でも分かるような配慮はあまりしておりませんので、どうぞご了承下さい。あと、たぶん面白くないです。 ■生態系に価値はあるのか p75-76より リチャード・B・プリマックによる教科書が日語にも翻訳されていますが(『保全生物学のすすめ』文一総合出版)、その第一章を読むと「生態系には来的に価値があるのか」という問いが最初に掲げられています。生物学と銘打ったの最初の章に、生態系の価値をめぐる議

    もうダマされないための「科学」講義の2章を読んで気になったこと - とラねこ日誌
  • 震災後の社会不安に役立つ(?)社会心理学の知見 - とラねこ日誌

    御用学者と謂うレッテルや、科学者対市民のような構図が意図的かどうかまではわかりませんが、つくられている事について、どらねこは色々と懸念をしております。ただ単に心配性なだけかも知れませんが、集団の心理やレッテルの威力を考えるとどうしても不安に思ってしまうのです。こうした状況は異なる集団間の葛藤を生み出しますし、集団の外にいる人間が述べることは信用ができないと考えてしまいがちです。震災後の復興では、私たちは互いに協力し合い、現実的な対応を行っていかなければならないと思いますが、信用のできないと考える相手との作業には、機会費用が多くかかる事がしられており、このような高コスト体質はその妨げになると考えられます。相手を信用するために担保が必要となるからです。問題をおこしたときの罰則を厳しくする事、第三者の検証を増やすことで手続きが煩雑になる事などなどです。こうした問題は見逃されがちですが、非常に重要

    震災後の社会不安に役立つ(?)社会心理学の知見 - とラねこ日誌
  • 悲嘆と呪術的思考(医療訴訟など考えながら) - とラねこ日誌

    ■喪失体験と呪術 大小は様々ではあるものの、ヒトは生きていくうちに喪失体験を何度も重ねていくと思います。手術により何らかの機能を損なうこと、親しい人との別離、ペットとの死別、親や子どもを失う事・・・ 喪失体験により様々な哀しみが当事者を襲い、それは悲嘆と謂う言葉で説明されます。悲嘆の感情は通常、時間と供に変化をしますが、その変化のことを悲嘆のプロセスと説明されます。この悲嘆のプロセスとして、多く観察される症状(行動)の中に次のようなモノがあります。 それは 【自責感】 と 【不当感】 です。 前回のエントリで、どらねこは努力と願いの呪術性について乱暴な考察を行ったのですが、喪失体験を切っ掛けにして現れるこれらの症状にも呪術的なモノが大きく関係しているように思います*1。 ■自責感と不当感の呪術性 大切な何かを失った瞬間は真っ白となり深く考える事が難しい状態になることが多い事が知られておりま

    悲嘆と呪術的思考(医療訴訟など考えながら) - とラねこ日誌
    kousyou
    kousyou 2011/08/20
    何かブコメ書こうと思ったけど、100文字ではうまくまとまらないので、追々整理しつつブログに何か書くかも。
  • ゼンメルワイスの物語 - とラねこ日誌

    もしも産科医師が自らの誤った解釈や手技が原因で、来守るべき母子の健康を損なってきた事を指摘されたとすれば、それを素直に受け入れる事が出来るのでしょうか。 それが、人の死と直結するような事であれば、認める事は簡単な事ではありません。どらねこであれば、真っ正面から受け止める事ができず、現実逃避や無理筋な反駁を行ってしまうかも知れません。多くの人にとって、取り返しのつかないような過ちを受け止めることは大変に困難な事であると思います。これは代替医療や根拠のない健康法に嵌ってしまった人が後戻りできない理由の一つであると思っております。ハンガリー出身の医師ゼンメルワイスはそんな罪の意識と闘い、過ちを償うためにその人生を捧げました。 この物語を書くにあたっては、南和嘉男著 医師ゼンメルワイスの悲劇 講談社刊(絶版)を大きく参考にさせていただいております。その他、トールワイド著 塩月正雄訳 外科の夜明け

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  • モフ力を研ぐ為の4つの心得 - とラねこ日誌

    こんにゃちわ、モフモフ療法を専攻しているどらこです。ほとんどブタなネコですが、モフモフに関してはプロフェッショナル。今回は、モフモフ力を磨く為の4つの心得を皆さんにお教えしたいと思うモフ。 1.しなやかに歩み寄り上目遣いに見つめた後、眼を細めて「なぁ〜お」と鳴く これは自分の容姿に自信のあるネコが用いると良いでしょう。下僕が他のモノに夢中になっているときに、わざとらしく尻尾をたたきつけ、こちらに振り向かせたときにすかさず、「ウルウル」とさせ、「なぁ〜お」とやれば下僕は「どうしたんだい、お腹がすいたの?」と謂うでしょう。そこで、「分かっているでしょ、モンペチちょうだい、ごろごろにゃぁ〜ん」と謂いましょう。だいたいの下僕はアナタをモフモフしないと気が済まなくなる習性がありますので、顎をちょっとくらい触らせてやっても良いでしょう。すかさず調子に乗って、てをさしのべてくるでしょう。空気を読めない下

    モフ力を研ぐ為の4つの心得 - とラねこ日誌
    kousyou
    kousyou 2011/04/29
    モフカに空目して、ある朝目が覚めると大きな猫になってしまってしょうがなくモフモフする話かと・・・
  • 食べないのに太っちゃう体質なのよぉー - とラねこ日誌

    今日はちょっと、栄養疫学っぽいおはなし。 登場人物紹介 ぽにょ子:最近というか、ここしばらく腹回りが気になる妙齢の女性。口癖は、「息を吸うだけで太っちゃう体質なの」 ぽも夫:ぽにょ子に振り回されてばかりの友人。面従腹背がモットー ■太らないで腹一杯べられる体が欲しい ぽにょ子:あ、ぽも夫!私の分もお弁当買ってきて頂戴。う〜ん、そうねぇ、ボリュームはあるけどカロリー控えめなかんじでお願いね。200kcal ぐらいのカツカレー大盛りとか。 ぽも夫:ポニョ子さん、それはちょっと・・・。(そんなのあり得るかよ、ロウ細工でもくってろボケがぁ) ぽにょ子:あによ、冗談に決まってるでしょ。なんかテキトーに買ってきてよ、太らなそうなヤツを。 ぽも夫:コンニャク麺とか、冷や奴みたいな感じで良いかなぁ。 ぽにょ子:それじゃお腹にたまらないでしょ。もぅ、乙女心を理解してない典型ね。じゃあいいわ、ヘルシーにおろ

    食べないのに太っちゃう体質なのよぉー - とラねこ日誌
    kousyou
    kousyou 2010/10/06
    エネルギー効率が良くてなおかつ吸収率が高いんです・・・
  • 和食至上主義に潜む食養の思想 - とラねこ日誌

    以前、畝山さんが教えてくださったマクロビオティックに関連する論文ですが、先日文献の複写が届きました。早速読んでみたところ、最近の育に潜む問題点を鋭く指摘するとても参考になるモノでした。掲載誌の性格上、今後参照されることもあまり期待できませんので、文からの引用多めで皆様にご紹介したいと思います。 ※文中、断りが無い箇所は全て以下の論文からの引用です。 引用文献 荻原由紀 『フードファディズムと「和至上主義」』農林水産省農林水産研修所生活技術研修館 日リスク研究学会第 20 回研究発表会 講演論文集(Vol.20,Nov.17-18,2007) では、さっそく紹介します。 ■1.はじめに より 特に近年、教育や農政の現場で目立つのは、和の健康性を過大評価し、パンや肉などの欧米的な品を危険視する言説である。 教育の現場では特にTOSSが一時期育関連教材を、農政の現場では最近川島

    和食至上主義に潜む食養の思想 - とラねこ日誌
    kousyou
    kousyou 2010/09/24
    とても面白かった。
  • マクロビと呪術 - とラねこ日誌

    このエントリはマクロビとホメオパシー−共通点や類似点−の『呪術的側面を持つ』項目です。 どらねこはこっち方面には明るくないので見当違いの事を書いている可能性がありますので、その場合はご指摘いただけると有り難いです。また、こんな事例もあるよ、といったご紹介は大歓迎です。随時追加していきたいと思います。 ■ホメオパシーと呪術 ホメオパシーは『類似の法則』という、『似たものが似たものを治す』という考え方を出発点に生まれたものです。この類似の法則というのは、類感呪術と呼ばれる呪術の一形態の延長線上にある考え方とされております。現代の知識に当てはめて考えてみるとこの考え方を元に新たな医療を考案するのは科学では無く呪術ですが、当時としては特段おかしな考え方ではなかったようです。似たものが似たものを治すというのはそういう事例もあるし、そうでない事例もあります。出発点が同じでも片方は科学的根拠のある医療に

    マクロビと呪術 - とラねこ日誌
  • モフモフ療法の歴史 - とラねこ日誌

    ※このエントリは100%ネタ記事です。読んで為になる要素は何もありませんし、長いだけに時間をむだにすること請け合いです。くだらない記事で有ることを理解してくださった方のみ読みすすめることをオススメいたします。 【ネコ揉み療法の問題点について、厳しい指摘を掲載し続ける『トアル新聞』であったが、今回はなんと、ネコ揉み療法と並べて語られる事も多い、『モフモフ療法』の世界的権威と呼ばれる人物に突撃インタビューを行っている。トアル新聞からの許可を得て転載させていただいた。】 『モフモフ療法』 動物やぬいぐるみなどの柔らかなふんわりとした被毛の様、或いはふんわりとした被毛に接触した感触を(モフモフ)もふもふと形容されるが、このモフモフと接触する事でヒトは安らぎを覚えるとされ、この感覚を積極的採り入れたセラピーをモフモフ療法という。 モフモフ療法には主にが用いられる事が多いとされるが、アレルギー等を勘

    モフモフ療法の歴史 - とラねこ日誌
  • キセキがおこるネコ揉み療法 - とラねこ日誌

    どらねこのぐじゃぐぢゃしたアタマの整理用エントリです。 このエントリはフィクションであり、登場する病名や固有名詞等は架空のものです。実際の人物及び団体等と直接の関係はございません。 ネコ揉み療法とは 『キセキがおこるネコ揉み療法』のキャッチフレーズで知られる代替療法である。 施術は厳しい訓練を積んだネコと講習を受け認定されたネコ療法士の手によって為される。受療者は安楽な姿勢でネコを膝などに載せ、療法士の指示に基づいた部位を揉んだり撫でたりを繰り返す。この行為により受療者の精神は解放され、癒しの波動を受けやすくなるとされ、ネコが発するスピリチュアルヒーリングパワーを効率良く吸収できるとされる。 ネコ揉み療法はキブン障害から流行性認知症まで幅広い効果が謳われているが、その効果を実証したエビデンスレベルの高い研究は知られていない。 ネコ揉み療法には様々な流派があるとされているが、ネコ原理主義者か

    キセキがおこるネコ揉み療法 - とラねこ日誌
    kousyou
    kousyou 2010/08/08
    ネコ揉み療法実践者の多くがパンダ中心の動画生活を送るパンダビオティック法を取っていることから、60年代のムニュムニュエイジ運動との繋がりを指摘する声も
  • 東京へ行ったダヨその3 - とラねこ日誌

    もう2週間くらい前ですが、学会参加のため新幹線に乗って東京へ行きました。 今まで散々新幹線を利用してきたどらねこですが、その日初めて気がついたことがあります。 ぽよぉ〜ん、としながら窓の外を眺めていると、『ガツゥン』と謂う軽い衝撃と共に列車はトンネルに突入しました。 「むにゅう」 どらねこの目が捉えた映像は、脳内で擬音へと変換され認識されました。 何かおかしいな・・・ 新幹線の内壁が動いているよ。 えっ動くのコレ?目の錯覚かなぁ〜。 列車は既にトンネルを抜けておりました。窓の外にはのどかな田園風景が次々と流れておりました。 半信半疑のどらねこは、肘掛けと窓の直ぐ下の内壁の間にげんこつ(愛pad)を突っ込みました。すると、どらねこのげんこつはその隙間にすっぽりと収まりました。そうして、次のトンネル突入を待ち受けました。 『ドゥイン』 列車は再びトンネルに突入しました。外の風景は一瞬にして真っ

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    kousyou
    kousyou 2010/07/16
    読みながらぐにゃぐにゃになった新幹線の内壁がアメーバのように巻き付いてくるような妄想をして不思議な気分になったのは寝起きでまだ朦朧としているからです。
  • なんらかの不安を抱える子を持つ親が代替療法に嵌らないために - とラねこ日誌

    この記事で述べます『代替療法』は、子どもの健康を損なうおそれのある理論や思想などを持っているものをいいます。 例えば、通常医療で提供される治療法を否定したり、効果の確認されていない療法を通常療法と置換させるようなもの、治療法が確立されていない疾病等からの回復を謳うようなものに限ります。その点をご了承いただき読んでいただければ幸いです。 何らかの障害を抱えていたり、慢性疾患に苦しむ子どもを前に悩まない親は少ないと思います。そんな親の心を利用して代替療法は接近を図ってきます。それは善意であったり、藁にもすがる思いを利用するものであったり・・・ 過去記事では代替療法の問題点などを述べてきましたが、今回はなんで嵌ってしまうのだろう、出会う切っ掛けはどんなものだろう、どうして信用してしまうのだろうという事を主に考えてみたいと思います。 ■出産前 代替療法に接する機会は子どもが生まれる前からあると思い

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    kousyou
    kousyou 2010/07/10
    これはすばらしい記事
  • モーいちど骨粗鬆症と牛乳 - とラねこ日誌

    今回は牛乳有害論のお話しです。 家どらねこ日誌でも『牛乳は当にモー毒か?』で検証をし、牛乳が骨粗鬆症のリスクになるという根拠とは謂えない論拠の不当性を指摘しました。 しかし、身の回りにはいまだ正しい話であると理解してしまっている方がいたり、ネット上でもまだまだ牛乳有害論を見かけます。 牛乳有害論はマクロビ信奉者や、昔ながらの日が至高であると考える方々を中心として広まったようです。例を挙げてみましょう。 胃腸は語る−胃相腸相からみた健康・長寿法 新谷弘実:弘文堂(1998) p168 ●牛乳の飲み過ぎが骨粗鬆症をつくる また、年をとってくるとカルシウムが減って骨粗鬆症になるから牛乳を飲みなさい、というは誤りです。牛乳の飲み過ぎこそ骨粗鬆症をつくるのです。というのは、牛乳は飲むと血中のカルシウム濃度がすぐに高くなるから吸収がよいといわれるのだということは先に述べました。実際にはそのあと

    モーいちど骨粗鬆症と牛乳 - とラねこ日誌