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ブックマーク / realsound.jp (13)

  • 『ぼっち・ざ・ろっく!』担当編集・瀬古口拓也インタビュー 「4コマ雑誌「きらら」の固定観念を払拭する企画を出し続けてきた」

    近年のアニメーション界を席巻する超話題作になった、はまじあきの漫画ぼっち・ざ・ろっく!』。昨年12月24日にはアニメーションが最終回を迎え、いまだにその話題を聞かない日はないのだが、「陰キャならロックをやれ!」というインパクト爆発のキャッチコピーや、王道を行く主人公の後藤ひとり(ぼっちちゃん)の成長物語が多くの感動を呼んだ。 単行品薄の『ぼっち・ざ・ろっく!』を試し読み(続きは画像をクリック) 【漫画】単行は品薄になるほど人気となった『ぼっち・ざ・ろっく!』を試し読み そんな名作に立ち上げから関わったのが、「まんがタイムきららMAX」編集長代理の瀬古口拓也である。2012年の入社以来、「きらら」一筋の瀬古口に、『ぼっち・ざ・ろっく!』ヒットの理由から「きらら」という雑誌の特徴まで、濃密なインタビューを敢行。漫画界を牽引する雑誌の魅力に迫った。 歴史的ヒットの要因はどこにある? ――『

    『ぼっち・ざ・ろっく!』担当編集・瀬古口拓也インタビュー 「4コマ雑誌「きらら」の固定観念を払拭する企画を出し続けてきた」
  • 『ラブライブ!』の大人気キャラを描いた室田雄平 自身のイラストを「賞味期限切れ」と語る理由と次なる挑戦

    『ラブライブ!』の大人気キャラを描いた室田雄平 自身のイラストを「賞味期限切れ」と語る理由と次なる挑戦 24歳にして突如、『ラブライブ!』シリーズのキャラクターデザイナーに抜擢され、数々のかわいらしいキャラクターを生み出し、人気を牽引するアニメーターになった室田雄平。シリーズの人気は第2作『ラブライブ!サンシャイン!!』で頂点に達し、話題を席巻した。 室田は2010年代のアニメ界で、もっとも目にされたキャラクターをデザインした一人といえるだろう。ジャケットのイラストを描いたCDはヒットチャートの常連になり、『ラブライブ!サンシャイン!!』の舞台となった静岡県沼津市には聖地巡礼に押し寄せる“ラブライバー”が続出。さらに作品から生まれたアイドルグループは紅白歌合戦にも出場し、そのアニメ制作にも関わったほどである。 しかし、室田は著書『アニメーター室田雄平が考える ヒットするキャラクターデザイン

    『ラブライブ!』の大人気キャラを描いた室田雄平 自身のイラストを「賞味期限切れ」と語る理由と次なる挑戦
  • 『ぼっち・ざ・ろっく!』作者・はまじあきインタビュー「 ぼっちちゃんの性格は、私自身の投影です(笑)」

    今期のアニメーション界の話題を席巻する作品になった、はまじあきの4コマ漫画ぼっち・ざ・ろっく!』。 【写真】後藤ひとりのアイコン! ぼっちちゃんジャージが登場 「陰キャならロックをやれ!」というキャッチコピーはインパクト抜群であった。陰キャ女子の後藤ひとり(ぼっちちゃん)のネガティブっぷりが炸裂するギャグ漫画と思いきや、ぼっちちゃんの成長があり、バンドメンバーとの友情もあり……と、実は王道を行く成長物語であり、音楽漫画としても読みごたえ抜群の名作なのだ。 そんな注目作を生み出した、漫画家はまじあきに直撃インタビュー。12月24日にはアニメーションが最終回を迎えたばかりだが、気になる漫画の今後についてもお話を伺った。 『ぼっち・ざ・ろっく!』第1巻。「まんがタイムきららMAX」で連載中。はまじあき著、芳文社/刊 ぼっちちゃんは作者自身の投影!? ――『ぼっち・ざ・ろっく!』は今期のアニメで

    『ぼっち・ざ・ろっく!』作者・はまじあきインタビュー「 ぼっちちゃんの性格は、私自身の投影です(笑)」
  • 斉木久美子が語る『かげきしょうじょ!!』制作秘話と作家生活25年の歩み 「“もう終わったな”と一度は思いました」

    斉木久美子が語る『かげきしょうじょ!!』制作秘話と作家生活25年の歩み 「“もう終わったな”と一度は思いました」 美しく華やかな舞台で多くのファンを魅了する紅華歌劇団は、100年の歴史をもち、未婚の女性だけで構成されている。そんな歌劇団の人材を育成する紅華歌劇音楽学校に、「オスカル様」に憧れる天真爛漫な渡辺さらさと、元・国民的アイドルの奈良田愛ら、40名の少女が第100期生として入学した――。 未来のスターを目指す少女たちの青春群像を描く『かげきしょうじょ!!』は、斉木久美子による大人気マンガだ。2012年に「ジャンプ改」(集英社)で連載が始まり、同誌の休刊後は「メロディ」(白泉社)に移籍して物語は継続されている。今年7月には最新11巻が発売、そしてTVアニメも放送が開始された。新刊リリースとアニメ化、また漫画家生活25周年といくつもの節目を迎える斉木久美子氏に、『かげきしょうじょ!!』に

    斉木久美子が語る『かげきしょうじょ!!』制作秘話と作家生活25年の歩み 「“もう終わったな”と一度は思いました」
  • 花守ゆみり×千本木彩花『かげきしょうじょ!!』インタビュー 歌劇と声優を結びつける共通項とは?

    放送中のTVアニメ『かげきしょうじょ!!』(AT-X、TOKYO MXほか)は、宝塚歌劇団をモチーフに紅華歌劇音楽学校に通う少女たちの奮闘を描いた作品で、『メロディ』(白泉社)にて掲載中の斉木久美子による漫画が原作。アニメでは、実際に宝塚歌劇団の舞台音楽を手がける斉藤恒芳が音楽を担当し、キャストが歌うエンディングテーマ「星の旅人」や劇中歌の作詞作曲も手がけるなど、アニメの枠を越えた格的な作りが話題となっている。今回、渡辺さらさ役の千木彩花、奈良田愛役の花守ゆみりにインタビュー。作とその音楽の魅力、さらに歌劇学校と声優事務所の共通項など、さらさと愛にも負けない声優としての情熱的な思いを語ってくれた。(榑林史章) 「渡辺さらさに救われる奈良田愛の眩しさの虜になってしまった」(花守) ーー『かげきしょうじょ!!』は、宝塚音楽学校をモチーフにした話ですが、原作コミックはご存じでしたか? 千

    花守ゆみり×千本木彩花『かげきしょうじょ!!』インタビュー 歌劇と声優を結びつける共通項とは?
    kousyou
    kousyou 2021/08/25
    “千本木:実は、最初は星野薫役だったんです。テープ審査の時も星野役を受けていて、スタジオオーディションでも「星野さんで」と呼ばれていたんです。でも、現場に行ったら「さらさと愛もお願いします」と。”
  • 『スーパーカブ』はまるで純文学のよう? 日常的な芝居など“引き算の演出”が生む豊かさ

    変わらない日常の中で、ほんの少し頑張って手に入れた家具や家電、あるいは乗り物によって生活が変化する。そんな瞬間は誰にでもあるのではないだろうか。最初は劇的な変化に喜び、気がつけばそれが日常となり、当たり前の存在に。だけれど、それを手に入れる前と後では人生そのものが変わっている。そんな瞬間を丁寧に描いたのが、テレビアニメ『スーパーカブ』だ。 TVアニメ『スーパーカブ』公式サイトより 『スーパーカブ』は2016年より小説投稿サイトにて連載されたトネ・コーケン原作の小説を原作とし、書籍・漫画化を経て、2021年4月よりテレビアニメで放送が開始されている。両親も友人お金趣味も将来の目標もない、1人で静かに孤独に暮らす主人公・小熊が、スーパーカブと出会うことで生活を一変させていく姿を描いていく。 一般的にアニメの魅力としてよく挙がるのは、やはり派手なアクション・バトルの作画や演出ではないだろうか

    『スーパーカブ』はまるで純文学のよう? 日常的な芝居など“引き算の演出”が生む豊かさ
  • 『ニジガク』はなぜ“同好会”を描いたのか? 『ゆるキャン△』に共通する“個の尊重”

    『ニジガク』の旧作との差異は無数にあるが、特に重要なものを挙げるなら、「全員で力を合わせて目的を達成する」団結の物語だった旧作と比較して、“個の尊重”というテーマが作品全体に貫かれている部分だろう。 ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 1 (特装限定版) [Blu-ray] 『ニジガク』に登場する虹ヶ咲学園の“スクールアイドル同好会”は、かつて一度瓦解している。それは1年生の中須かすみと、2年生の優木せつ菜の“目指したいアイドル像”が異なっており、折り合いをつけられなかったことが原因だ。ふたりとも、自分の“大好き”の形は譲れない。それがスクールアイドルをやるいちばんの理由だから。 これに対して『ニジガク』は、それぞれが自分だけの“大好き”を表現し切るため、ひとりひとりが“ソロアイドル”として活動するという道を選ぶ。誰かが目指す輝きにみんなで手を伸ばすのではなく、ひとりひとりが自

    『ニジガク』はなぜ“同好会”を描いたのか? 『ゆるキャン△』に共通する“個の尊重”
  • 映画館の収益は売店頼りって本当? 『鬼滅の刃』驚異的大ヒットを機に再確認したい映画館の意義

    東京は立川にある独立系シネコン、【極上爆音上映】等で知られる“シネマシティ”の企画担当遠山がシネコンの仕事を紹介したり、映画館の未来を提案するこのコラム、第43回は“映画館の収益は売店頼りって当?”というテーマで。 『鬼滅の刃』驚異的大ヒットに救われた映画館 『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(c)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable コロナ禍で壊滅的な打撃を受けている映画館業界ですが、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の驚異的な超特大ヒットに、当に救われています。 緊急事態宣言明けの再開直後の6月は、立川シネマシティでは前年同月比で2割に満たないという、さてそろそろ閉館の貼り紙の下書きでも始めるか、と思わせる惨憺たる状況でしたが、ようやく10月には7割程度にまで戻ってきました。 映画館として期待してしまうのは、今回の『鬼滅の刃』の劇場版は、純粋なアニメ版の続きだということ

    映画館の収益は売店頼りって本当? 『鬼滅の刃』驚異的大ヒットを機に再確認したい映画館の意義
  • 声優・杉山里穂が『波よ聞いてくれ』で見せた存在感 難役をこなした“高い演技力”に迫る

    北海道にあるとあるラジオ局を舞台に個性的な登場人物の人間ドラマを描いたTVアニメ『波よ聞いてくれ』(TBS系)が、6月19日に最終回を迎える。ドラマやアニメ化が困難と称された作だが、ひょんなことからラジオパーソナリティーとして活動することになった傍若無人で破天荒な主人公・鼓田ミナレを演じる杉山里穂の演技に注目が集まっている。 2015年に声優としてデビューした杉山は、2018年放送のTVアニメ『実験品家族 -クリーチャーズ・ファミリー・デイズ-』のタニス役で初主演を果たしている。過去には『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』のアニータ役や『CONCEPTION』のタルア役、『ブギーポップは笑わない』の橋坂静香役など数々の作品に出演。しかし、アニメ作品への出演は決して多くはなく、むしろ海外ドラマの吹き替え声優としての仕事が目立つ。だが、今期は『波よ聞いてくれ』以外に、『継つぐもも』ではメインキ

    声優・杉山里穂が『波よ聞いてくれ』で見せた存在感 難役をこなした“高い演技力”に迫る
  • 『映画刀剣乱舞』を傑作たらしめた小林靖子による脚本 “内と外”に向けた構造を読み解く

    かつて宮崎駿や押井守、庵野秀明という才能たちと出会った時に似た興奮で、ある映画とある優れた脚家について語りたい気持ちが続いている。公開後最初の月曜、通い慣れた川崎の映画館で、僕は『映画刀剣乱舞』を観た。初めに言ってしまうと、僕は原作のゲームをプレイしたことがない。だから僕が今から書くことは、もしかしたら熱心な原作ファンにとっては当然すぎたり、あるいは少しズレていることなのかもしれない。でも僕はこの映画を見ながら、昔観た懐かしい映画を幾つも思い出していた。雑誌『H』(ロッキング・オン刊)のインタビューで、刀剣男士・鶯丸を演じた廣瀬智紀が「この映画は時代を変える可能性のある作品だ」と語るのを後日読んだけれど、僕が映画館で思い出したのも、そうしたサブカルチャーの歴史を変えた作品たちだ。『刀剣乱舞』は間違いなくそれらの作品群に並ぶ、日の女子ゲーム文化にとってのエポックメイキングな作品だと思う。

    『映画刀剣乱舞』を傑作たらしめた小林靖子による脚本 “内と外”に向けた構造を読み解く
  • 「漫画村」はなぜ閉鎖しない? 弁護士と漫画編集者の見解を聞く

    漫画の海賊版サイト「漫画村」が3月5日、ユーザー増加による維持費アップを理由に、月額500円の有料サービス「漫画村プロ」をリリースすると発表し、物議を醸している。 著作権違反が公然と行われているなかで、同サイトはなぜ閉鎖に至らないのか。不動法律事務所の小杉俊介弁護士は、次のように語る。 「漫画村が謳っているように、国交のない・著作権が保護されない国=万国著作権条約に加盟していない国で運営されている、というのが事実であれば、現状、法的責任を問うことができません。インターネット上の画像を表示しているだけだから違法ではない、という見方に関しては、いわゆる『リンク集』についても著作権違反を認めた例があり、同じ理屈で責任を問うことは不可能ではないという見解もありますが、裁判例がないので何とも言えないところです」(小杉氏) 漫画村が挑発的に掲げている予防線は、確かに法的追及を逃れる盾になっているようだ

    「漫画村」はなぜ閉鎖しない? 弁護士と漫画編集者の見解を聞く
  • アイドルの声優活動なぜ増加? 2つのシーンに起こった変化を読む

    増加するアイドルから声優への転身 10月1日、Dorothy Little Happyの髙橋麻里が、声優活動を開始することを発表した。彼女は同日付けで声優プロダクションのオブジェクトに声優として所属。今後はDorothy Little Happyと声優の両活動を並行して行っていくという。かねてよりアニメ好きであることを公言していた髙橋。2015年にはGEMやX21のメンバーらも参加したドリーム・ユニット、マジカル☆どりーみんの一員としてTVアニメ『ジュエルペット マジカルチェンジ』のオープニングテーマ「マジカル☆チェンジ」を歌ったことはあるが、声優としてはこれが最初の一歩となる。今後の活躍が期待されるところだが、実は近年、彼女のようにアイドルと声優を兼業したり、あるいはアイドルから声優に転身する例が増えているのだ。 乃木坂46『いつかできるから今日できる』(初回仕様限定盤Type-C) 現

    アイドルの声優活動なぜ増加? 2つのシーンに起こった変化を読む
  • クラムボン・ミト、サカナクション、くるり岸田……バンドマンが手掛ける劇伴、それぞれの特徴とは?

    近年、シーンの最前線にいるバンドのメンバーが、映画の劇伴を手掛けることが増えてきた。たとえば、クラムボン・ミトが映画『心が叫びたがってるんだ。』、サカナクションが映画『バクマン。』の主題歌と劇中音楽、くるりの岸田 繁が『まほろ駅前狂騒曲』の劇伴を担当するなどしている。なぜ、バンドマンがここまで積極的に起用されるようなったのか。 スペースシャワーTVの映像プロデューサーであり、『フラッシュバックメモリーズ3D』や『劇場版BiSキャノンボール2014』、現在公開中の『私たちのハァハァ』といった話題作を手がけた高根順次氏は、先に挙げた3作品の充実ぶりを指摘する。 「『心が叫びたがってるんだ。』に関しては、作品の根幹にも関わる、ミュージカルの楽曲を含むスタンダード・ナンバーが多く使用されています。ミトさんはそれを上手くアレンジし、必要なところに必要な分だけ音が足されているという感じで、音響効果を含

    クラムボン・ミト、サカナクション、くるり岸田……バンドマンが手掛ける劇伴、それぞれの特徴とは?
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