「ゼビウス 1000万点への解法」から40年。マトリックス代表・大堀氏とベーマガ創刊編集長・大橋氏が黎明期のゲーム業界を語る ライター:箭本進一 カメラマン:佐々木秀二 伝説の同人誌「ゼビウス 1000万点への解法」の著者として知られるマトリックス代表取締役・大堀康祐氏と,「マイコンBASICマガジン」(以下,ベーマガ)創刊編集長・大橋太郎氏による対談記事をお届けする。 1983年にアーケードでの稼働を開始し,洗練されたグラフィックスと世界観で高い評価を獲得したシューティングゲーム「ゼビウス」。その攻略本である「ゼビウス 1000万点への解法」は,ごく普通の高校生が手がけた同人誌でありながら,情報に飢えた当時のゲーマー達の間で話題を呼び,今に語り継がれる大ヒットとなった。 その高校生――ペンネーム“うる星あんず”こと大堀康祐氏は,その後ベーマガ創刊編集長である大橋氏のスカウトを受け,同誌の
かなりご無沙汰しておりますけど.... メガドラミニ2に「ああ播磨灘」が収録されると発表が 有ったので、その記念にとっておきの開発裏話でも 書くとします。この話は完全初公開です ゲーム開発当初のああ播磨灘は火閻張り手とか、大噴火投げ とか必殺技は、まったく無くて普通の?相撲ゲームでした しかも相撲パートの担当はボクじゃなくてMTJなる人物が 担当していました どのような経緯でMTJが担当する事になったのか? それはボクには分かりません 気が付いた時には、いつのまにか社長が彼を連れてきたのです では相撲パートは、どんな内容だったか?と言うとMTJ曰く 「力士のオブジェクトを頭、上胴体、下胴体、上腕、下腕、上脚、 下脚に分けて、それぞれ小兵力士、中型力士、大型力士の 3体を作って動かします」 っていう訳ですよ 「ボクがそれ無理でしょう!容量16メガですよ!分かってます?」 と言うとMTJが連れ
「たけしの挑戦状」を作った男,福津 浩氏が追い続けた新世界(後編)たけしさんとの仕事と,幻の続編 「ビデオゲームの語り部たち」:第30部 ライター:大陸新秩序 ライター:黒川文雄 カメラマン:愛甲武司 今回の「ビデオゲームの語り部たち」では,前回に引き続き,福津 浩氏の足跡を振り返る。 前回は,プログラミングとジャズに傾倒した青春時代や,光栄マイコンシステム(社名は当時。以下,光栄)時代の奮闘ぶりをうかがった。ビデオゲーム黎明期における開発事情をはじめとした,貴重な証言を得られたと感じている。 今回はいよいよ“本題”である「たけしの挑戦状」の開発エピソードへと入っていく。 同作については,本連載の第26部で,当時タイトーの営業担当だった中村 栄氏にも話を聞いたが,開発現場にいた福津氏の視点からは,また違った景色が見えていたことが分かった。長らく取材を続けてきた筆者としては,埋もれていた“宝
発掘,史上初の純国産ビデオゲーム! HITAC 10で開発され,1973年にお披露目されたゲームと,それが後年に与えた影響とは ライター:hally 12→ 1973年7月,一般的に“日本初のビデオゲーム”とされるタイトーの「エレポン」や,セガ・エンタープライゼスの「ポントロン」が発売された。しかし,これらはあくまでAtariの「PONG」をコピーしたものであり,開発の面からすれば本当の意味で“日本初”であるとは言い難い。 では“日本人が自ら考案・設計した最初のビデオゲーム”とは,いったい何なのだろうか? その答えが,意外なところで見つかった。調査によって,1973年の11月に,岩手大学の大学祭で「電子パチンコ」および「電子ボーリング」なるビデオゲームが,学術用ミニコンピュータ・HITAC 10をプラットフォームとして公開されていたことが明らかになったのだ。現在探しうるうちでは,これが恐ら
本記事は2022年12月時点のTime & Spaceの内容となります 最新の記事に関してはKDDIトビラをご確認ください。 こんにちは、ライターのギャラクシーです。 今 僕は、往年の名作ゲーム『いっき』をスマホでプレイしています。auスマートパスプレミアム会員の特典のひとつとして、他にも色んなゲームが遊べるんです。 『いっき』は1985年に発売されたゲームですが、その特殊な難易度のせいで、僕の学校では「何なんだよこのゲームは!???」とさじを投げた子がほとんどでした。しかし大人になった今なら、35年前のシンプルなゲームなんて― 余裕でクリアできるわけですよ!!! 嘘よね~ん いや無理! 何年経とうが難しいものは難しい。クリアできる人いるのこれ? ほんと、何なんだよこのゲームは!? というわけで、作った人に直接「何なんですか?」と聞くために、サン電子株式会社にやってきました。自社のゲームブ
現実世界を模した野球ゲームから、現実を超えたブロックくずしへ~進化の可能性を見出したビデオゲーム──ファミコン以前のテレビゲーム機の系譜を語ろう 1972年に生まれた世界最初の家庭用ゲーム機『ODYSSEY(オデッセイ)』の紹介に始まり、1977年にボールゲーム機がなぜ100種類以上登場したのかなど、ファミコン以前のゲーム機の歴史を辿る連載“Road To Famicom(ロード・トゥ・ファミコン)”の第3回は、ボールゲームブームのあと、世界中を熱狂させた“ブロックくずし”に着目する。 『BREAKOUT』 (画像は「あそぶ!ゲーム展-ステージ1」にて撮影) 同時期に、野球など現実世界の娯楽をビデオゲームに落とし込もうと試行錯誤がなされていた状況とともに、日本では1978年ごろに広がっていったこの“ブロックくずし”という遊びが、プレ・ファミコン期においてどう重要な役割を果たしたかをたどって
貴重なレゲー1万本と雑誌を収集するフランス没落貴族!?→自宅に凸して数奇な人生を聞いたら、ただのガチゲーマーだった件【NPOゲーム保存協会:探訪レポ】 ゲーム保存協会というNPOをご存知だろうか? 1970~80年代の古いデジタルゲームを文化財として保存することを目的に、ゲームソフトやハードを収集修復するだけでなく、雑誌書籍や周辺資料などの保存活動をしている団体だ。フロッピーディスクやカセットテープなど、ゲームソフトを都内の本部アーカイブ室だけで約1万2000本保有している。最近では日本ファルコムから、1980年代に社内で活躍したユーザーサポート用フロッピーディスクのストック一式を寄贈されたことでも話題になった。 日本ファルコム株式会社さまから、ゲーム保存協会に資料寄贈いただきました。大切な歴史をしっかり引き継ぎアーカイブ室で長期保存します。夏にはアーカイブ室一般公開もはじめる予定ですが、
こんにちは。財布の中身を一瞬で火ダルマにするSPECホルダー・武宗しんきろうです。 ビジュアルでたどる日本の据え置き型ゲーム機のはじまり。後編は1980年中盤から、みなさんご存じのファミコン登場前後までを追っていきましょう。本ブログでの対象範囲はこの辺りまでなのですが、以降の時代に関してもどなたかやっていただきたいですね?。 '80年代に入ると、半導体産業の大いなる躍進とともに、遊具の世界にも大きな変化が現れるようになります。その代表的なもののひとつが、任天堂が1980年4月に発売を開始した「ゲーム&ウオッチ」でしょう。その人気は絶大なもので、蛍光表示管などを使用した小型エレクトロニクスゲーム機とともに、子どもたちの欲しいおもちゃランキングの上位を数年間独占することになります。ゼンマイ、モーター駆動からIC、LSIへと、がん具素材にもアナログからデジタルへの波がおしよせはじめた頃でした。
『君は生命の誕生を見る……』(Gダライアス) 。はじめまして! カンブリアン民族こと武宗しんきろうと申します。 今回より、ファミ通.comブログにおいて、日本で発売された創世期のTVゲーム=家庭用据え置き型ビデオゲームの歴史を紹介させていただくことになりました。2012年はアメリカでTVゲームが生まれてからちょうど40周年のアニバーサリーイヤーであり、また新世代機Wii Uが登場した年でもありますね。過去の思い出を振りかえるのではなく、知られざるTVゲーム創世期をみなさんといっしょに探求し、新ハードが登場するときのような高揚を感じながら、TVゲームってやっぱいいよね! すごいよね! といったキラキラ感を見つけていければうれしいなと思っています。リアルタイム世代はもちろん、若いゲームファンもお気楽に合流ください。なにとぞよろしくお願いします!! では、最初からクライマックスだぜ!! とばかり
2017.03.15 25年前のファミコンソフト「くにおくんの大運動会」ってなんで面白いの? 自称最強プレイヤーが魅力を語る こんにちは。「i:ENGINEER」担当編集者の宇内(うない)です。 これまで「i:ENGINEER」では「技術」をテーマにさまざまな人にフォーカスを当ててきました。 例えば……、 ▼東工大って賢いのに知名度で損!? ロボット技術研究会にいろいろ聞いてみた /i-engineer/interesting/toukoudai こちらは東京工業大学の「ロボット技術研究会」を取材した記事です。彼らのものづくりに対する姿勢は、数万リツイートされるなど大きな反響を呼びました。 ▼【誰でも分かる】「量子力学」ってなんなの? 詳しい人に聞いてきた【入門編】 /i-engineer/interesting/ryoshirikigaku こちらはいかにも難しそうな「量子力学」について
いや~、このドット絵と横スクロール! 懐かしいなー!!…あっ、死んだ。 こんにちは、ネルソン水嶋です。 はじめて買ったゲームは「ドラクエ4」と「スーパーマリオブラザーズ3」です。 これは、昨年11月に任天堂から発売された「ニンテンドークラシックミニ」。一見するとファミコンですが、60%ほどのミニサイズ。テレビにつなぐだけで昔なつかしのファミコンゲームが30タイトルも遊べるというゲーム機です。 今はスマホで気軽に外でゲームができる時代ですが、「ゲームは家でやるもの!」というイメージを抱いている方もまだまだ多いのではないでしょうか? かく言う私も小中学校時代はゲーム大好キッズで、放課後に校庭でサッカーに汗を流す同級生を尻目にゲーム漬けの日々を過ごしました。やりすぎで親から叱られ、ゲームを手の届かない場所に置かれた人は私だけではないはず。 「うん、あったあった」と頷いている……(20代後半~40
作品紹介では、「ドラゴンクエストへの道」というマンガには、ドラクエの製作事情がかなり詳しく描かれていると書きました。この記述は時に非常に詳しいもので、かつ今に至るまでここ以外では知られていないような事実までいくつも描かれている、非常に興味深いものとなっています。ここでは、そんな「ドラゴンクエストへの道」に見られる、ドラクエ、もしくはエニックスのゲームの製作の裏話を、いくつかピックアップして書いてみたい。かつて20年前にわたしが読んだ時には、そのひどく具体的な話に感心してしまったものですが、それを未読の方にも是非知ってほしいと思います。 かつて、エニックス草創期の1982年に開催された「第一回ゲームホビープログラムコンテスト」。これは、プログラムされたオリジナルのゲームを募集するもので、当時としてはあまり例を見ない画期的な企画でした。これが、有能なプログラマー・ゲームデザイナーを抜擢する大き
こんにちは、バーグハンバーグバーグの山口です。 みなさんはゲームが好きですか?僕は死ぬほど好きでした。今でこそプレイする時間は少なくなってしまいまいたが、学生時代、夏休みはずっとゲームをやっているパターンの子供でした。 ところで、みなさんの家にはどんなゲーム機がありましたか?ゲームボーイ、スーパーファミコン、プレイステーション…。このあたりがメジャーなところではないのかと思います。 でもね、知ってる…?みなさんが当たり前のようにプレイしていたゲーム機の裏には、生存競争に敗れていったゲーム機…”負けハード”が数多く存在している事をよォ…? というわけで! 今回はそんな“負けハード”を、 色々買い漁ってみました!!! 今回はいい大人が3人、平日に集まってこれらのゲームをプレイしてみたいと思います。 バーグハンバーグバーグ社員のまきの。 小さい頃から初代ファミコンに親しむという、ゲーム黄金期とと
今回紹介するPhotoCDソフトは 『BIN BIN Collection vol.1 / アリスJAPAN』です。 ※紹介する画像数は24枚(本ソフト収録画像数の1/3以下)とし 画像サイズは768*512を使います (オリジナルサイズは3072*2048) 全ての画像を見たい方はこのソフトを購入してね タイトル画面はありません。 3DOでは自動再生or画像選択再生が行えます。 朝岡美嶺 西野美緒 氷高小夜 森川いづみ 本ブログでの紹介はここまで END 今回紹介するPhotoCDソフトは 『Premiere vol.3 水谷ケイ / メディアザウルス』です。 ※紹介する画像数は45枚(本ソフト収録画像数の30%未満)とし 画像サイズは768*512を使います 全ての画像を見たい方はこのソフトを購入してね 水谷ケイは90年代にテレビ東京の人気深夜番組 「ギルガメッシュないと」にレギュラー
2030年01月01日00:00 カテゴリ検索用 ご挨拶と各種検索リンク トップ絵を再び元山浩二先生が提供してくださいました!超ありがとうございます!! 元山浩二先生の漫画はモバMANのコチラのページで楽しめます! 全体イラストはコチラをクリックしてね! コチラに現在提供していただいているトップ絵をまとめたページがあります。 初めましてならば、表現力と言い回しの不出来さに目を瞑れば 記事を読み切るのに2週間は暇が潰せるブログにヨウコソ… ■広告張らせてね■ ヒャッハー!!クリアランス(大掃除)だぜぇえ!!! ■近況報告 Amazonの欲しい物リストを出してという酔狂な方がいらっしゃいましたので お言葉に甘えつつ…4年も待たせてスイマセンデシタ… だってよぉ…怖かったんだもんよ!!! って事で、自分の購入予定リストに変なのと実用と欲望を加えて作りました… 気付いていたらなんかください。 哀れ
インターネット上に存在する過去の情報をアーカイブ化して保存・公開している非営利団体「インターネット・アーカイブ」が、ブラウザでプレイできる1970年代~1990年までのアーケードゲームを大量に公開しました。 The Internet Arcade : Free Software : Download & Streaming : Internet Archive https://archive.org/details/internetarcade プレイするにはゲーム一覧からどれか1つをクリック。今回は「Bio Attack」にしました。 するとゲームの詳細が書かれたページが開くので右側にある画像かその下の「Run」をクリック。 スペースバーを押すとゲームが読み込まれます。その後「5」でコイン投入、「1」か「2」でプレイヤー選択、「Ctrl」「Alt」「スペース」や「Z」「X」などのキーでゲ
この連載では、ドラゴンクエスト開発者の中村光一さんや、ポケットモンスター開発者の増田順一さんに、かつて彼らがどんな風にゲームを作ってきたかを「自作ゲーム」という観点からうかがってきた。 今回は、いわばその「番外編」である。初めてパソコンに感動した世代の学生が、現在の自作ゲームと変わらぬ開発人数だったファミコンの時代を経て、ゲームが世界規模の巨大ジャンルに発展していくまでを目にする――そんな当時の共通体験を、開発者に最も近いところにいた"最強のウォッチャー"の視点から語ってもらったのが、このインタビューである。 また今回は、ファミ通編集部のご厚意で当時の誌面を見せていただきながら、往年の名物企画たちの裏側も聞かせていただいた。しばしば言われるように、日本の雑誌カルチャーは、単に情報を伝える媒体ではなく、目利きとしての編集者の企画力と職人技で、カルチャーそのものを育ててきた存在でもあった。それ
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