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文学フリマに関するakihiko810のブックマーク (80)

  • 短歌ブームと文学フリマ拡大が示す『不良債権としての「文学」』の答え

    プロ・アマ、営利・非営利、ジャンルを問わず、つくり手が「自らが〈文学〉と信じるもの」を自分で販売する場として、規模を拡大し続けている「文学フリマ」。2002年にスタートしたこの展示即売会は、現在は九州〜北海道までの全国8箇所、年間合計9回にわたって開催されている。参加者たちは略して「文フリ」とよく呼ぶ。 出店者・来場者の増加を背景に、2024年5月19日(日)開催の「文学フリマ東京38」からは東京開催時の一般入場を有料化。12月1日(日)開催の「文学フリマ東京39」は東京ビッグサイトでの開催も発表され話題となった。 今、文学フリマは文学を志す人々にとって、作品発表やビジネスにおいて、既存の商業出版だけではない「オルタナティブな場」として機能し始めているのかもしれない──この問いを掘り下げ、文学にまつわる人々にとっての思考の補助線をまとめようと、有料化される前の最後の「文学フリマ東京37」の

    短歌ブームと文学フリマ拡大が示す『不良債権としての「文学」』の答え
  • 文フリに現代の「文学とは何か」を見た

    11月11日(ポッキーの日)、かねてより見物したいと思っていた「文学フリマ」に参加した。おのぼりさん感覚、文化祭感覚、そしてかつて開いていた僕の屋「フィクショネス」感覚を、存分に味わうことができた。誘っていただいた破船房の仲俣暁生さん(当「マガジン航」の編集発行人)に、まずは感謝する。現場でも仲俣さんは大奮闘なさって、おかげで僕は楽ができた。 開場は12時の予定で、準備は10時からということだったが、僕たちが到着した時(つまり開場2時間前!)には、すでに来場者が行列を作っていた。東京流通センターをフルに使った会場は広かったが、個々のブースは狭かった。破船房もひとつのテーブルを半分だけ使うことができて、そこに仲俣さんや僕のを、なるたけ見栄えよく並べて客を待った。 テーブルの残り半分を占める隣のブースは、11時を過ぎても人が来なかった。大きな段ボールがいくつも積んであるばかりで、他人事なが

    文フリに現代の「文学とは何か」を見た
  • さようなら、大きくなりすぎた文学フリマ

    文(2023/06/27) 補足・注意喚起・お気持ち表明2(2023/07/02) 導入 皆月さんのお怒り 第1期(2023/06/27) 皆月さんのお怒り 第2期(2023/06/28 20時台) 皆月さんのお怒り 第3期(2023/06/28 23時台 ~ 2023/06/29) 皆月さんのお怒り 第4期(2023/06/30) 文(2023/06/27) 文学フリマは大きくなりすぎた。少なくとも、私たちにとっては。 自分が参加している即売会が成長するのは素晴らしいことです! 中には、無条件でそう思う人もいるかもしれない。もちろん、来場者の立場なら――知らない人に揉まれて汗を押し付けられるのが嫌でなければ――効率よく一度にたくさんのサークルを回れるのはいいことだ。しかし、サークル参加の立場であってもなお、即売会の成長を手放しに賛美している者が多いのは驚きである。まるで、 自由 とい

    さようなら、大きくなりすぎた文学フリマ
    akihiko810
    akihiko810 2023/06/27
    コロナ前は出店してたが、今はそのモチベがない
  • 文学フリマ代表・望月倫彦が語る、リアルなイベントの価値 「文章を書く人の数は今が一番多い」

    小説、評論、エッセイ、詩歌、ノンフィクションなど様々な作品の展示即売会である文学フリマ。そこには同人誌をはじめ、CD、電子書籍、Tシャツなどいろいろな形の「文学」が並び、多くの来場者を集めている。間もなく11月20日にも東京で開催されるこのイベントは、2002年の第1回以来、20年におよぶ歴史を持つ。初期からアマチュアに混じりプロの書き手が出店する一方、かつてアマだった参加者が商業デビューした例も少なくない。規模を拡大し続け、東京以外の各地でも即売会を開催するようになった文学フリマ事務局は今年、一般社団法人になった。望月倫彦代表に文学フリマのこれまでとこれからを聞いた。(円堂都司昭/10月31日取材・構成) 望月倫彦氏 ――文学フリマの歴史は、公式サイトにまとめられていますが、代表自身から始まりをあらためて話していただけますか。 望月:批評家・マンガ原作者の大塚英志さんが、作家の笙野頼子さ

    文学フリマ代表・望月倫彦が語る、リアルなイベントの価値 「文章を書く人の数は今が一番多い」
  • 「大切な人」を書くことの怖さと甘え/村井理子×こだま対談<後編> | 女子SPA!

    作家のこだまさんと村井理子さんは、ままならない家族関係について、そのやるせなさを超えてわずかな希望を見出すエッセイを書き、多くの読者を獲得してきました。従来の家族観を更新させるその文章が共感を得る一方で、ふたりは身内について書くことの苦悩や欲望とどのように向き合っているのでしょうか。 村井さんは「ここまで書いてよかったのか」と常に自問自答しながらエッセイを書いていると言います。一方、家族に執筆活動を伏せているこだまさんは「バレたら勘当」も覚悟しているそうです。立場は違えど、お互いに悩みながら、家族のことを書くふたりは今回初対面。しかし、これまでもお互いのエッセイをを読みながら、同志として支え合っていたそうです。 【対談前半】⇒親を「しょうがない」と割り切ることで親子関係が変わる/村井理子×こだま対談<前編> ――以前、村井さんが「こだまさんが書いているから私も書き続けられるところがある」と

    「大切な人」を書くことの怖さと甘え/村井理子×こだま対談<後編> | 女子SPA!
  • 「自分の人生を肯定して生きる」こだま×鶴見済スペシャル対談

    衝撃的な私小説『夫のちんぽが入らない』で知られるこだまさんが、生まれ育った「何もない」集落を舞台に綴ったエッセイ「おしまいの地」シリーズ。その第3弾にして完結篇の『ずっと、おしまいの地』(太田出版)が8月に刊行されました。 夫に誕生日を10年以上告げられなかった話、闘病生活中に急に除雪車を購入する父やマルチ商法に漬かってしまった母の話など、身近に起こったエピソードをどこかおかしく巧みに描いた傑作エッセイが収録されています。 この刊行を記念して、こだまさんとフリーライターの鶴見済さんに対談をしてもらいました。「生きづらさ」をテーマに執筆活動を続けてきた鶴見さんは、7月に最新エッセイ集『人間関係を半分降りる』(筑摩書房)を刊行。生きづらさの根的な原因は人間関係にあるとしながら、友人、家族、恋人との適度な距離感での上手な付き合い方などを伝えています。 世の中で「当たり前」とされる価値観にとらわ

    「自分の人生を肯定して生きる」こだま×鶴見済スペシャル対談
    akihiko810
    akihiko810 2022/09/23
    ]「自殺マニュアル」の鶴見と、「おとちん」のこだま。異色の組み合わせ対談だ!
  • 作家・爪切男×漫画家・鳥飼茜が語る男女の友情「私の味方は期待しない、面白い話ができるかどうか」(エンタメNEXT) - Yahoo!ニュース

  • さみしさや情けなさを「ちゃんと書く」 エッセイスト・こだまさんと哲学研究者・永井玲衣さんが対談(好書好日) - Yahoo!ニュース

  • 『夫のちんぽが入らない』は、性行為の話ではない “いびつ”な私小説の魔力

    1月18日、こだま著『夫のちんぽが入らない』が発売された。 「お客様がタイトルを声に出して言わなくても書店さんに注文できる申込書」がわざわざ公式サイト上に用意された(外部リンク)ほど、衝撃的なタイトルが印象的な書である。 『夫のちんぽが入らない』は、2014年5月に開催された文学フリマで発売された『なし水』に収録された同タイトルの短編を大幅に加筆した「衝撃の実話」(公式サイトより)である。 漫画家のおかざき真里は、Twitterで、16歳未満と思われるフォロワーをブロックしてまで書を推薦している。 私はこのをのびのびと推したいために、フォロワーさんを洗って16歳未満と思しき方たちを片っ端からブロックしたのでした。そんなもん何の足しにもならないのですがきいてください『夫のちんぽが入らない』。 pic.twitter.com/dH6xPbpNQN — おかざき真里『阿・吽』5巻1/12発

    『夫のちんぽが入らない』は、性行為の話ではない “いびつ”な私小説の魔力
  • 気持ちのいい場を作るためにはケンカしてもいい──ある喫茶店のシスターフッド。僕のマリ インタビュー - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ

    「わたしが働いている喫茶店では『お客さんと喧嘩してもいい』というルールがある」。 とある喫茶店で起こった出来事とそれを取り巻くさまざまな感情がまっすぐな言葉で綴られた『常識のない喫茶店』が文筆家・僕のマリによって上梓された。一見風変わりにも見えるそのルールの描写の裏には、その店が大切にしていることへの洞察がある。そんな「常識のない」職場での日々と自身に起こった変化について著者へインタビューを行った。 【関連】小田急線刺傷事件で思い出す、「ミソジニスト」による女性の搾取と甘え(僕のマリ) ──舞台の喫茶店に勤めて、どれくらいになりますか。 僕マリ もう5年目になりますね。同人誌やWEBでエッセイを書くようになったのも、この店の先輩で編集者もしている人から勧められたのが、きっかけのひとつでした。 ──僕のマリさん初連載をまとめた書は、笑いと怒りに満ちた「お客様への『逆クレーム』」という面が

    気持ちのいい場を作るためにはケンカしてもいい──ある喫茶店のシスターフッド。僕のマリ インタビュー - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ
    akihiko810
    akihiko810 2022/01/12
    僕のマリさん本出したんだ。文フリからの出世組だな
  • 父親にうどんをぶつけられて上京を決意し、恥をかくことで作家になれた爪切男さんのターニングポイント【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン

    著: 玉置 標 2018年のデビュー作『死にたい夜にかぎって』がテレビドラマ化され、今年の2月に『もはや僕は人間じゃない』、3月に『働きアリに花束を』、4月に『クラスメイトの女子、全員好きでした』と、3カ月連続で単行を出版した人気作家の爪切男(つめきりお)さん。 文章を書く仕事に漠然と憧れて香川県から上京し、町田駅(東京都)の横の相模大野駅(神奈川県)、中野駅も利用できる新井薬師前駅、その一駅先の沼袋駅と引越して作家になるまでの経緯を、散る桜を愛でつつ散歩しながら伺った。 ゲームブックを自作する子どもだった爪さんは1979年生まれの42歳。嫌いなものは虫。まだ幼いころに両親が離婚をしたため、アマチュアレスリングの猛者だった厳格な父親によって育てられる。細かい話は『働きアリに花束を』を読もう。 ――爪さんはどんな子どもだったんですか。 爪切男さん(以下、爪):「ガキのころはすごくイヤな子

    父親にうどんをぶつけられて上京を決意し、恥をかくことで作家になれた爪切男さんのターニングポイント【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン
  • 爪切男×燃え殻が語る、悲喜こもごものアルバイト体験 「仕事が楽しいなんてアブノーマルな性癖ですよ」

    デビュー作『死にたい夜にかぎって』が話題となった作家・爪切男が2月から3カ月連続で新作エッセイを刊行している。2月24日には『もはや僕は人間じゃない』(中央公論新社)が、3月19日には『働きアリに花束を』(扶桑社)が発売された。4月26日には『クラスメイトの女子、全員好きでした』(集英社)も発売される予定だ。 第1弾となる『もはや僕は人間じゃない』刊行の際は、当サイトにて歌舞伎町のゲイバー店員のカマたくとの対談をおこなった。(参考:爪切男×カマたくが語る、頑張りすぎない“中道”の生き方 「悩みがないことが、むしろ僕らの悩み(笑)」) 続く第2弾『働きアリに花束を』は、爪切男がこれまでに行ってきた数々の仕事を題材とした“お仕事エッセイ”だ。そこで今回は共に『週刊SPA!』で連載をしていた燃え殻との対談を実現。同じく扶桑社から『夢に迷って、タクシーを呼んだ』を3月21日に刊行した燃え殻は、爪切

    爪切男×燃え殻が語る、悲喜こもごものアルバイト体験 「仕事が楽しいなんてアブノーマルな性癖ですよ」
  • 爪切男が語る3ヶ月連続エッセイ出版、父親、仕事、オナニーのこと

    サイトStoryWriterを立ち上げた2018年1月。まだほとんど記事をアップしていなかったときに、たまたま神保町の屋で手にした『死にたい夜にかぎって』。出会い系サイトで知り合った車椅子の女との初体験、カルト宗教を信仰する初めての彼女、新宿で唾を売って生計を立てていた彼女との6年間の話などユーモアとやさしさに包まれた文章で描かれた同書に惹かれ、作者である爪切男に取材オファーの連絡を取り、小説の舞台でもある新井薬師の喫茶店で取材をし、デビュー冊であるという同書について話を聞いた。 それ以降、同人誌即売会・文学フリマ、弊社から発売したBiSHのアイナ・ジ・エンドのZINEでの対談取材、カンパニー松尾の映画上映会など、折に触れ遭遇しては、ちょっとしたコミュニケーションをとってきたが、そんな爪がついに新刊エッセイを発売するニュースを目にした。しかも、3ヶ月連続、すべて違う出版社からだという

  • 私小説「夫のちんぽが入らない」 作者が込めた思いとは

    こだまさんは、主婦の傍ら同人活動を行っていた。2014年5月に開催された文学フリマで、合同誌「なし水」を仲間らと販売。 その中に収録され、書の元となったのが「夫のちんぽが入らない」だ。 こだま(私)さんは、18歳の頃、同じ大学に通う男性と交際を始める。のちに夫になる人物で性格から趣味、志向も好みだった。 事件は起こる。初めて体を重ねようとした夜、彼の性器がまったく入らない。なぜかは分からないが入らない。 書の書き始めには、このようにある。 いきなりだが、夫のちんぽが入らない。気で言っている。交際期間を含めて二十年、この「ちんぽが入らない」問題は、私たちをじわじわと苦しめてきた。 周囲の人間に話したことはない。こんなこと軽々しく言えやしない。 何も知らない母は「結婚して何年も経つのに子供ができないのはおかしい。一度病院で診てもらいなさい。そういう夫婦も珍しくないし、恥ずかしいことじゃな

    私小説「夫のちんぽが入らない」 作者が込めた思いとは
  • 「文学になるセックス、ならないセックス」pha×高石智一

    ――自分にとってセックスは、そんなに安易に手に入るものではなく、なにか憧れの素敵な行為であってほしい―― 先日発売された小説『夜のこと』の一節だ。昔はたしかにあったはずのセックスという行為への畏敬の念が、回数を重ねることによってすり減り、変化していく……そんな大人になってからの多くの夜が、実体験をもとに描かれている。 書いたのは、元”日一有名なニート”・pha(ファ)さん。これまでも『持たない幸福論』など、京大卒の高学歴ながら従来の価値観に頼らず生きていく様子を描いた書籍が注目を浴びたが、初めて書いた小説『夜のこと』が同人誌即売会・文学フリマ東京で発表されて話題を呼び、今回書籍化されることとなった。 文学フリマで『夜のこと』を発見し、書籍化を担当したのは編集者・高石智一さん。 これまでもドラマ化された『死にたい夜にかぎって』(爪切男)や、『夫のちんぽが入らない』(こだま)など、作家の実体

    「文学になるセックス、ならないセックス」pha×高石智一
    akihiko810
    akihiko810 2020/11/27
    小説『夜のこと』書いたのは、元”日本一有名なニート”・pha(ファ)さん。>自分が中心の場を作ると一気にモテやすくなる
  • 文学フリマから生まれた“SNS時代の私小説”『夜のこと』 | 日刊SPA!

    かつて“日一有名なニート”として知られたphaが、2018年に文学フリマに出店。そこで発売された同人誌は、彼の限りなく私的な恋愛事情について赤裸々に書かれたものだった。インターネットのブロガーとしても知名度が高く、すでに多数の著書を出版している彼は、なぜ今「文学フリマ」という場を選び、恋愛小説『夜のこと』を書いたのか。文学フリマ代表の望月倫彦氏と共に、インターネットと文学フリマの関係性について語り合った。 ――おふたりは会うのは初めましてですか。 pha:そうですね。 望月:phaさんは有名な方なので、僕は一方的によく知ってはいますが。出演されていた「ザ・ノンフィクション」も拝見していて、その飄々とした姿が記憶に残っています。なんとなくふんわりとシェアハウスで生活をして、その後、ふんわりとやめて一人暮らしを始める感じ。嫌になったとか、特別な理由があるとかではなくて、「なんとなく潮時かな」

    文学フリマから生まれた“SNS時代の私小説”『夜のこと』 | 日刊SPA!
    akihiko810
    akihiko810 2020/11/20
     かつて“日本一有名なニート”として知られたphaが、2018年に文学フリマに出店。
  • phaが語る、自由恋愛の末にたどり着いた“虚無” 「恋愛の本質は刹那的なもの」

    ブロガーで作家のphaが11月15日、自身初となる小説『夜のこと』を出版した。これは「日一有名なニート」として世に知られる様になった、彼自身の恋愛や性の体験を元に書き上げられた恋愛短編集である。数々のエピソードが連なっていくなかで、この作品がたどり着くのは“虚無”だ。この作品は私小説であるとphaは語る。SNSマッチングアプリの流行により、近代以来の自由恋愛がある種の極点に差し掛かった今こそ、再び私小説が書かれるべき時代なのかもしれない。今回はこの小説や自身と未来のセックス観などについて、著者のphaに話を聞いた。(小池直也) 僕は「人生は虚無だ」という考え方 ――Twitterを拝見すると、完成までの追い込みが大変だったのかなと感じました。『夜のこと』を出版される今のご心境を教えてください。 pha:疲れきって完成から1週間ほど放心状態でしたよ。最後は頭の中がのことばかりの1カ月で

    phaが語る、自由恋愛の末にたどり着いた“虚無” 「恋愛の本質は刹那的なもの」
  • 酒井若菜×こだま<書いて伝える大切さ>を語る「大丈夫って言われるよりも救われる言葉」 - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ

    書くことの怖さや不安 酒井 今日東京に来たんですか? こだま 昼に着きまして、明日お昼に帰ります。なかなか出て来られないですね。 酒井 大変ですね。今日来るときは具合悪くならなかったですか? こだま もう不安で1週間くらい前から、緊張で口数が普段よりも増えています。もう落ち着かなくなっちゃうんですよね。 酒井 仮面を被るとしゃべれるみたいなことを書かれていましたよね。それってエンターテイナーに共通している気がしていて。芸人さんも俳優さんも、メイクや衣装をつけるとモードが切り替わったりする方が多いから、そういうスイッチを持っておくって、とっても真っ当なことのような気がします。 こだま 仮面で活動するってどうなんだろうって思うときもかなりあって、こんなに人のことをベラベラ書いているくせに自分だけ仮面を被っていると批判されることもあって、そのたびに考え直すんです。 酒井 人のことを書くなら自分も

    酒井若菜×こだま<書いて伝える大切さ>を語る「大丈夫って言われるよりも救われる言葉」 - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ
  • こだまさん「うつも、特殊な夫婦関係も、書くことで救われる。損したままでは終われません」

    衝撃のデビュー作『夫のちんぽが入らない』から3年。いまだに、夫にも作家活動をしていることを告げずに、普段は主婦として過ごしているという、こだまさん。現在の夫との関係性、うつについて告白した新作『いまだ、おしまいの地』について、覆面作家こだまさんにお話をうかがいました。 記事末尾でコメント欄オープン中です! この不調が、うつだとわかってよかった ――今回のエッセイ集では、日々こだまさんが日常から切り取ったさまざまな出来事に加え、持病からくるうつについても告白されています。エッセイで綴ろうと思った理由を教えてください。 こだま: 「うつ体験記」というようなかしこまったものを書くつもりは全然なくて、なんだかわからない不調が「うつだった」とわかって、病院に通っていることを、日常の出来事として書きました。 もともとうつの自覚はありませんでした。ただ、毎日の生活の中で電話をかけたり、人と接することがど

    こだまさん「うつも、特殊な夫婦関係も、書くことで救われる。損したままでは終われません」
  • 作家こだま、鬱をきっかけに性格変わる「むしろポジティブになった」 | 日刊SPA!

    の最果て、北のどこかに存在する「おしまいの地」、その不毛の荒野で慎ましやかに暮らす一人の主婦。彼女の名はこだま。自分が作家であることを周囲に隠し、彼女は、今日もおしまいの地でひっそりと美しい言葉を紡いでいる。 彼女は同人誌『なし水』をきっかけに、あれよあれよという間に「しがない主婦」から「ベストセラー作家」へと変貌を遂げた。同じく『なし水』に文章を寄せていた私も、彼女のあとを追いかけるように作家となり今に至る。 私とこだまが出会ってからもう6年。お互い物書きとしてを出せる明るい未来が待っているなんて夢にも思わなかった。 このたび、第34回講談社エッセイ賞を受賞した『ここは、おしまいの地』の続編にあたる『いまだ、おしまいの地』を発売したこだまに、私、爪切男がインタビューをすることになった。私とこだま、それぞれのデビュー作『死にたい夜にかぎって』と『夫のちんぽが入らない』を手掛けてくれた

    作家こだま、鬱をきっかけに性格変わる「むしろポジティブになった」 | 日刊SPA!