相次ぐパチンコ店の閉店にメーカーの民事再生や廃業など、ここ数年暗い話ばかりのパチンコ業界。スマスロの登場でパチスロは回復の兆しがみえるが、30兆円産業と言われ隆盛を極めた時代にはまだほど遠い。 そこで今回は、関東地方で十数店舗展開する大手チェーンの営業統括部長のA氏に、パチンコの現状と未来についてお話を伺ってみた。パチンコ店が再び活気に満ち溢れる為には何が必要なのか。 立て続けにヒット機種が登場しているスマスロに対し、イマイチ盛り上がりに欠けている感が否めないスマパチ。どちらも、機能や出玉性能面では進化しているのだが、この違いはなんだろうか。 「スマパチに限らずパチンコは甘くしづらいんですよね。甘くすると見た目でわかるから打ち子軍団に占拠されておしまい(笑)。毎日来てくれる常連さんに還元できないなら甘くする意味がないし……。もちろん、お店のメイン機種となっている『エヴァ』や『リゼロ』はそれ
こんにちは。 今日はまた少しタブーな領域について突っ込んでみようと思います。 テーマは「ポーカーはお金を賭けないと成り立たない」です。 国内のポーカーシーンは「時代遅れな法律の問題」で公な場での金銭を賭けたマネーマッチができないようになっています。 たまにこのルールを破ってしまい、少し問題として取り上げられることもあります。 その時、必ずと言っていいほど現れるのが ポーカーはお金を賭けなくても面白いんだから、賭ける必要はない という人たちです。 法律だから仕方ないという意見であれば納得できるのですが、「お金を賭けなくても面白い」という意見には納得できません。 「でもそれはあなた個人の価値観の問題で、お金を賭けた方が面白いと考えているからでしょ?」 と思う方も大勢いると思います。 しかし、これは断じて違います。 僕はポーカーというゲームは「お金を賭けた方が面白いから賭けるべき」と考えているの
KEIRIN: 車輪の上のサムライ・ワールド 作者:ジャスティン・マッカリー早川書房Amazonこの『KEIRIN: 車輪の上のサムライ・ワールド』は、英国人記者が語る日本の競輪論である。日本でどのように競輪が生まれ、育ち、危機を乗り越え、そして日本ならではの独特な魅力はどこにあるのか、それを一冊を通して語り尽くしていく。 なぜ英国人記者が日本の競輪を語っているんだと疑問に思うかもしれないが、その理由は簡単で、著者のジャスティン・マッカリーは日本研究で修士号を取得し、読売新聞で編集者や記者として活躍。その後ガーディアンに入社し日本特派員として活動する、日本在住歴が30年にも及び、同時に競輪の熱狂的ファンだからだ。 本書の「はじめに」は2017年に平塚競輪場で行われた日本競輪最高峰のレースKEIRINグランプリの描写からはじまるが、その熱量ある文章は競輪について何も知らない僕の「英国人記者が
日本の競輪、その特殊性と、だからこその魅力についてを英国人記者が語る──『KEIRIN: 車輪の上のサムライ・ワールド』 この『KEIRIN: 車輪の上のサムライ・ワールド』は、英国人記者が語る日本の競輪論である。日本でどのように競輪が生まれ、育ち、危機を乗り越え、そして日本ならではの独特な魅力はどこにあるのか、それを一冊を通して語り尽くしていく。 それにしても、なぜ英国人記者が日本の競輪を語っているんだと疑問に思うかもしれない。その理由は簡単で、著者のジャスティン・マッカリーは日本研究で修士号を取得し、読売新聞で編集者や記者として活躍。その後ガーディアンに入社し日本特派員として活動する、日本在住歴が30年にも及び、同時に競輪の熱狂的ファンだからだ。 本書の「はじめに」は2017年に平塚競輪場で行われた日本競輪最高峰のレースKEIRINグランプリの描写からはじまるが、その熱量ある文章は競輪
180年の歴史に幕が下ろされるにはわずか15分しかかからなかった。 6月のシンガポールターフクラブ(Singapore Turf Club: STC)のCEOとの短いミーティングにおいて、シンガポールの調教師たちは2024年10月にシンガポール競馬の2世紀にわたる歴史に終止符が打たれることを知らされたのだ。 競馬産業がもう長くは存続しないかもしれないとの噂は流れていた。それでも競馬産業で生計を立てる何千もの人々にとって、この計画的な競馬崩壊のスピードは衝撃だった。彼らの多くは"当局がこの計画を意図的に隠蔽していた"と信じている。 シンガポール唯一の競馬場であるクランジは、2024年10月5日に最後の開催を実施する予定となっている。国有地不足のために、競馬場と厩舎のある120ヘクタールの土地は2027年までに政府に返還されるのだ。STCの職員たちは引き渡しまでの"スムーズな移行"を約束してい
#2 早大卒のエリート、元受刑者、元キックボクシング王者は路上生活者にまで転落 薬物依存症者の9割以上が中卒か高卒、 一方でギャンブル依存症者は… 一般社団法人グレイス・ロードは、ギャンブル依存症を専門とした依存症の回復施設。2015年に山梨県で誕生し、2019年には東京センターも設立されている。創設者の佐々木広さんは薬物・アルコール依存症の回復支援施設である山梨ダルクの代表理事も務める人物で、自身も過去に薬物依存症に陥った経験を持つ。 佐々木さんは、元々はギャンブル依存症回復施設の運営に携わるつもりはなかったという。 「ギャンブル依存症者の家族の人たちとギャンブル依存症問題を考える会の田中紀子さんから、山梨ダルクでギャンブル依存症者を受け入れてもらえないかと打診されたことがギャンブル依存症に関わり始めたきっかけです。それで、2014年から山梨ダルクでギャンブル依存症者の受け入れを開始した
前の記事『一流ボートレーサー逮捕の再来か…「証拠もある」不正が疑われるレーサーの元妻が衝撃告白』では、レース不正が疑われるある選手の元妻が不正の実態を告発した。ここからは、競艇八百長でいかにして汚れたカネが生み出されているのかをみていこう。 2ヵ月で1520万円を荒稼ぎ <4月は、C(選手の実名)2回、D(同)2回、横取りで、合計760づつしとるんやで 大きいわ>(原文ママ) これは競艇八百長で2020年に逮捕された西川昌希元選手と、共犯者の増川遵との間で交わされた「LINE」のやりとりである。 西川は、通信機器の持ち込みが禁じられているレース場に大胆にも私物のスマホを持ち込み、舟券購入役の増川と「仕事レース」(八百長)の買い目をLINEで相談していた。このLINEのやりとりは、西川事件の刑事裁判で検察側が証拠提出したものである。 西川は自身の著書でも明かしているとおり、自分以外の八百長選
https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/blog/bl/pkEldmVQ6R/bp/pnAJ5jkxpq/ 手元のスマートフォンひとつで、24時間いつでもどこでもギャンブルができる“オンラインカジノ”。日本国内での利用は刑法の賭博罪などにあたる違法行為です。ところが、違法であるにもかかわらず、利用者は急増。多額の借金を抱えたり、ギャンブル依存症に陥ってしまう人が後を絶ちません。 一方で、規制や対策はなかなか進んでいないのが実情です。一体なぜなのか。国際金融論が専門で海外のオンラインカジノ事情にも詳しい静岡大学の鳥畑与一(とりはた・よいち)教授に聞きました。 (クローズアップ現代取材班) そもそも、オンラインカジノってなに? オンラインカジノとは、スマホやパソコンなどを通じてインターネット上で行うギャンブルのことです。オンラインカジノのサイトにアク
パチンコ台(「Wikipedia」より) パチンコホールの相次ぐ閉店、パチンコ雑誌の休刊、メーカーの人員整理など、暗い話題には事欠かないパチンコ業界。そうした中で、人気シリーズ「弾球黙示録カイジ」や激アツ柄のキレパンダなどで知られるパチンコ機器メーカー・高尾が5月30日付で民事再生法の適用を申請した。パチンコ・パチスロユーザーにとって青天の霹靂といえるこの一件を、業界人はどのように受け止めたのか。パチンコ雑誌のベテラン編集・H氏に話を聞いた。 模倣台、カイジ問題、社長殺害… ――高尾の件を聞いたとき、どう感じましたか? H氏 ビックリした、の一言に尽きます。「カイジ」の他にも「一騎当千」「ピラミッ伝」「クイーンズブレイド」みたいな、かわいくて少しエロい女の子キャラの台をつくるのが上手ですし、固定ファンがついていましたから。 ――「ベノムの逆襲」や「ダークフォース」のように、初見で「何だこれ
町山智浩さんが2022年4月19日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中でApple TV+『パチンコ』について話していました。 #tama954 町山さん紹介ドラマ もう1本は Apple TV+ 『Pachinko パチンコ』 4世代に渡る在日韓国人家族の物語 当時、身近にいたなあ pic.twitter.com/BUFaYMUFf3 — ?えぞっぽppo eezo?(^◑×◐^)? (@kaz2740) April 19, 2022 (町山智浩)で、今のはWOWOWでこれから放送になる『TOKYO VICE』ですが。どうなるかわかんないけど、面白いすよ。で、もう1本はですね、東京が舞台なんですが、東京で作成してない話で。これはもう既にApple TV+で配信中の『パチンコ』です。主題歌をお願いします。 (町山智浩)この歌は1960年代にGSで流行っていて。グループサウンズでカバーされて
全米で大きな話題となり、2020年に日本でもようやく刊行された小説『パチンコ』。四世代にわたる在日コリアン一家が窮乏や差別に直面し、苦闘する姿を描いた作品だ。 その作品が今度はドラマ化され、Apple TV+で配信されている。海外では高く評価されている一方で、舞台となっている日本ではあまり話題になっていないことを英有力紙の特派員が報じている。その報道の内容を紹介しよう。 差別は今も ミン・ジン・リーのベストセラー小説『パチンコ』のTVドラマ版がイギリスとアメリカで配信されると、たちまち批評家を魅了し、多数の視聴者を獲得した。しかしこのヒット作の背景となっているにもかかわらず、作品がほとんど話題にさえのぼっていない国がひとつだけある。 Apple TV+で配信中のこの8部構成ドラマは、移民ならば誰しも経験することを想起させて終わりではない。日本人の目には、朝鮮半島を植民地支配していた時代の苦
『クレイジー・リッチ!』(2018年)、『パラサイト 半地下の家族』(2019年)、『フェアウェル』(2019年)、『ミナリ』(2020年)、『イカゲーム』(2021年)、『ドライブ・マイ・カー』(2021年)などなど、中国、韓国、日本を含めた東アジアの作品や、その地域にルーツを持つ人々を描いた作品が、近年アメリカでも注目され、さまざまな賞を受賞している。これまで注意を向けてこられなかった人々の「ストーリー」が、いま脚光を浴びているのである。 ここで取り上げる、Apple TV+配信の『Pachinko パチンコ』は、ニューヨーク・タイムズ紙をはじめとする、70を超えるベストリストに名を連ね、オバマ元大統領の推薦図書ともなった、アメリカ在住の韓国系の作家ミン・ジン・リーによる同名小説を、アメリカでドラマ化したシリーズだ。その内容は、韓国の釜山から日本の大阪に移住した女性から始まる、一族の数
カイジ闇の黙示録 (App Store 無料) 「さぁ、闇のゲームの始まりだぜ」 主人公、遊戯の名台詞も懐かしい『遊戯王マスターデュエル』が突然にリリースされて世間が沸いたのが1月19日。 しかし、本当の“闇のゲーム”は遅れてやってきた。 本日1月20日、App Store 向けにリリースされた『カイジ闇の黙示録』だ。 そして、これはそのゲームに挑んだ者たちの記録である。 「カイジがやばそうという情報が流れてきた」 いつものように身内のDiscord掲示板で会話していると、突如『カイジ闇の黙示録』の話題がぶっこまれた。 どれだけヤバいのかと試してみると、予想を超えてヤバい。 正直に書こう。 プレイしてすぐ、「無人島に連れて行かれてこのアプリを持たされても、石ころを投げていた方が楽しいから遊ばない」ぐらいの感想をTwitterに書き込むぐらいヤバいと思った。 が、まさかこの感想を書いた後にこ
府中の盾には、ドラマチックなストーリーが詰まっている。 もともと春と同じ芝3200メートルのレースだった天皇賞・秋は、1984年からは距離を芝2000メートルに短縮。以来、13番人気の“伏兵”ギャロップダイナが“皇帝”シンボリルドルフを下し世間を驚かせた1985年、メジロマックイーンが1位入線もまさかの最下位降着となった1991年、ウオッカがダイワスカーレットをわずか2cmの差で制した2008年など、毎年のように劇的な戦いが繰り広げられファンを魅了してきた。 そして今、それらの熱いドラマを語り合う層が急速に拡大しているという。その立役者が、ゲームやアニメ、コミックなどさまざまなメディアで展開され人気を博しているコンテンツ『ウマ娘 プリティーダービー』(以下、『ウマ娘』)だ。かつての名馬たちを美少女化した“ウマ娘”たちの物語が展開するこのコンテンツでは、モデルとなった馬のルックスや性格、経歴
「期待値を考えればパチンコは絶対に損をする」 「それなのにパチンコなんてやってる連中は頭が悪いとしか思えない」 かつてこんな感じの言説をよく聞いた。 それを聞いて僕は「確かに」と思う一方、この手の言葉がパチンコをやっている人達に「こいつはなんもわかっちゃいねぇ」という風に全く刺さっていないようにも見えた。 「パチンコにハマる奴はただの馬鹿と切って捨ててしまうのは物事の本質をみていないのではないか?」 そもそも人間は数円単位でケチをする生き物であり、少額でも損をしたら物凄く落ち込む生き物である。 そんな損が大嫌いな人間が、果たして絶対に損をするとわかっている行為にこんなにも夢中になるのだろうか… その長年の疑問に最近ようやく回答が得られた。 そして冒頭の期待値云々の話は完全に誤りであった事を理解したので、今日はその話をしよう。 スロットマシンで超簡単に”ゾーン”に入れる 「デザインされたギャ
現在、地方競馬はダービーシリーズの真っ只中。5/27の九州ダービーを皮切りに、明日6/6には東京ダービーが行われる。馬券のネット販売の力もあって、経営状況が軒並み上向きとなった地方競馬。しかし、その明るい日差しの陰に、つらい歴史をたどったいくつもの競馬場の存在がある。 2005年に廃止となった栃木県競馬。現在、南関東・金沢・笠松でレース実況を担当する大川充夫アナウンサーは、その地で始めての場内実況の職に携わり、以来、2005年3月の宇都宮競馬廃止まで、そのすべてを見届けてきた。 「廃止から13年が経過し、栃木県に競馬があったことや、地方競馬のトップで活躍する騎手や調教師が栃木県競馬出身である事実を知らない方も増えてきた」。廃止10年をきっかけに、大川アナが元関係者たちから聞き集めてきた真実。今回は森泰斗騎手(船橋)の証言。今なお北関東時代を懐かしむという、知られざる胸の内とは。 (取材・文
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 最強議論って盛り上がりますよね。 例えば「ONE PIECEで一番強いのは誰だ?」とか「ドラゴンボールで一番強いのは誰だ?」といった話なんですが、この手の最強議論、大抵やたら白熱します。以前、酒飲みながら「黄金聖闘士で最強なのは誰だ」議論やったら2時間かかっても決着がつきませんでした。 ライター:しんざき SE、ケーナ奏者、キャベツ太郎ソムリエ、三児の父。ダライアス外伝をこよなく愛する横シューターであり、今でも度々鯨ルートに挑んではシャコのばらまき弾にブチ切れている。好きなイーアルカンフーの敵キャラはタオ。 Twitter:@shinzaki この世にはありとあらゆる最強議論が満ち溢れておりまして、その中には恐らくあなたが知らない最強議論も多数あります。 例えばネット掲示板群「5ちゃんねる」には、強さ議論専用の板である「格付け板」な
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