タグ

社会学に関するakihiko810のブックマーク (84)

  • 社会学者・岸政彦が語る生活史を読むこと/描くことの魅力

    「生活史」とは、ある個人の生い立ちや人生の語りを聞き取る、社会学の質的調査のひとつだ。そんな「生活史」という言葉がかつてより浸透し、身近に感じられるようになったのは、社会学者の岸政彦が、この10年以上の中で執筆や編集を手掛けてきたたちによる影響が大きいように思う。岸はどのようにして生活史にまつわるを作ることになったのだろう。 「生活史の語りをたくさん集めたモノグラフを作りたいというのが、子どもの頃からの夢でした。中学生の時にスタッズ・ターケルというアメリカの作家にハマったんです。彼は人々への聞き書きだけを集めた分厚いを何冊も出していて、それがお手になっているというか。社会学者になったのも、社会学そのものも好きだけれど、人に生活史を聞きやすいんじゃないかな、というのがあって。沖縄が自分の調査テーマになってからも、生活史をずっと聞いてきました」 岸の最初の単著である『同化と他者化: 戦

    社会学者・岸政彦が語る生活史を読むこと/描くことの魅力
  • 人生を変える社会学──『岩波講座 社会学』刊行にあたって

    このたび、『岩波講座 社会学』が正式に刊行開始となりました。前回の「岩波講座」からほぼ30年経つ。私のほかに、北田暁大、筒井淳也、丸山里美、山根純佳の各氏が全体の監修を務め、テーマごとに編集される全13巻の各巻に、そのテーマに造詣が深い社会学者が編者になります。 前回の「岩波講座」が刊行されたときは、たしか私はまだ院生でした。貪るように読んだことを覚えています。あれから社会も、社会学も、大きく変化しました。 前回は上野千鶴子や吉見俊哉、大澤真幸などが全体の監修者で、巻数も26あったと記憶しています。各巻のタイトルも凝ったものが多かった。執筆者も社会学プロパーだけでなく、竹田青嗣などの周辺領域の方が入っていました。文体や内容も派手で、自由で、雑多で、それほど社会学とは関係のないものもたくさんありました。もちろんそれだけではなく、当時の最先端の社会学的な議論をしている論文もたくさんあって、たと

    人生を変える社会学──『岩波講座 社会学』刊行にあたって
  • 上野千鶴子、性差別論が中国で爆発的ブーム...「おひとりさま」に共感も

    中国で「上野ブーム」が巻き起こったきっかけは? 誌「世界が尊敬する日人100」特集より> 村上春樹や東野圭吾など中国で人気の日人作家は多いが、新たに上野千鶴子がその1人に加わった。2022年に7冊、23年(7月末時点)は新訳を含め8冊もの翻訳書が出版されており、累計発行部数は70万部を超えたと報じられている。 「爆紅(爆発的人気)」とまで言われる中国の上野ブーム、きっかけとなったのは19年の東京大学入学式の祝辞だ。大学にも社会にもあからさまな性差別が横行しているとの指摘は、中国でも大きな反響を呼んだ。 17年にアメリカから始まった、セクハラや性差別を告発する#MeToo運動は中国でも広がりを見せたが、中国共産党は「西側敵対勢力による分断工作」として取り締まる姿勢を示している。こうしたなか、主に日の問題を指摘しているため検閲を擦り抜け出版を許されている上野の著作は、フェミニズムに共

    上野千鶴子、性差別論が中国で爆発的ブーム...「おひとりさま」に共感も
  • 最近、他人と“壁”を感じるあなたへ。「コスパを意識しない人間関係」のあり方を社会学者に聞いた - りっすん by イーアイデム

    リモートワーク・テレワークの導入や飲み会文化の変化などにより、最近は同じ会社で働く同僚とも、特別な機会がない限り交流の機会は少なくなりがちです。このことは、無理な人間関係の解消にもつながり、これまで歓迎すべき事柄として語られることも多かったように思います。 他方で、こうした人間関係の変化に対し、「さみしさ」や「孤立感」を覚える人も少なくないはずです。また、転職や部署異動などで新たな人間関係が生まれる場面において、以前のように他人と「信頼関係」が築けず、モヤモヤした思いを抱えている人も多いのではないでしょうか。 社会学者の石田光規さんは、個人の選択が尊重される現代社会は一見「自由」で生きやすそうに思えるけれど、孤立や人間関係の格差を招いてしまう側面も持ち合わせている、と語ります。 人と顔を合わせる機会が少なくなった今、私たちが再び人間関係を築いていくためにはどのような姿勢が求められるのか、お

    最近、他人と“壁”を感じるあなたへ。「コスパを意識しない人間関係」のあり方を社会学者に聞いた - りっすん by イーアイデム
    akihiko810
    akihiko810 2022/11/30
    社会学者の石田光規
  • 上野千鶴子さんの「フェミニズム本」が中国でブーム 家父長制が根強い国で受け入れられる背景とは〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

    における女性学の第一人者で東京大学名誉教授の上野千鶴子さんの著書が、中国で次々に翻訳されブームとなっている。『女ぎらい ニッポンのミソジニー』(単行は紀伊国屋書店、文庫版は朝日新聞出版)もそのうちの1冊で、単行中国国内で版が重ねられている。副題にある通り、日社会におけるミソジニー(女性嫌悪)に光を当てる内容だが、儒教的な家父長制が残る中国韓国など東アジア圏の若い女性たちから根強い支持を得ている。その理由は何か。著者の上野千鶴子さんに聞いた。 【アンケート結果】家庭や学校で感じるジェンダーのモヤモヤ *  *  * 中国で「上野千鶴子」の名前が広く知れ渡ったのは2019年。東京大学の入学式で上野さんが述べた祝辞が大きなニュースとなってからだ。 「祝辞はすぐに中国語に翻訳され、中国版のツイッター『微博(ウェイボー)』で、あっという間に拡散されました。中国では私の知名度は低かったは

    上野千鶴子さんの「フェミニズム本」が中国でブーム 家父長制が根強い国で受け入れられる背景とは〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
  • なぜ「趣味」が社会学の問題となるのか――『社会にとって趣味とは何か』編著者・北田暁大氏インタビュー【後篇】|Web河出

    いよいよ発売の、北田暁大+解体研[編著]『社会にとって趣味とは何か』。一見わかりにくいタイトルの書は、いったいどんな書物なのか。北田暁大さんに訊いてみた。前篇・後篇、2回に分けてお届けする。 (前篇はこちら) :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 3◇「差異化の論理」との向かい合い方 ――書のように趣味を捉えると、従来のサブカルチャー論などとどのように違ってくるのでしょう? 北田■たとえば、『神話解体』が出される以前の80年代~90年代初頭の文化論って、ものすごく記号論的、というか、他者との差異を示す記号として趣味を捉えるという志向性が強かったと思うんです。商品や消費対象である文化的生産物の「内実」の序列ではなく、横並びの記号化された商品・生産物の、記号的な差異を示すことに強い意味がみいだされる。ファッション、モードが一番良く採りあげられてい

    なぜ「趣味」が社会学の問題となるのか――『社会にとって趣味とは何か』編著者・北田暁大氏インタビュー【後篇】|Web河出
  • 上野千鶴子×宮台真司×鈴木涼美 「時代の証言者たち」が集った大反響のトークイベントを電子書籍化|往復書簡 限界から始まる|上野千鶴子/鈴木涼美

    往復書簡 限界から始まる 2022.02.22 公開 ツイート 上野千鶴子×宮台真司×鈴木涼美 「時代の証言者たち」が集った大反響のトークイベントを電子書籍化 上野千鶴子/鈴木涼美 社会学者の宮台真司さんをゲストにお迎えし、昨年8月に開催された上野千鶴子さん、鈴木涼美さんによる『往復書簡 限界から始まる』の刊行記念イベントが、電子書籍『「制服少女たちのその後」を語る』として発売されました。 テキストは、『小説幻冬12月号』に掲載されたものです。冒頭を抜粋してお届けします。 「宮台さんは、責任を感じてらっしゃるんですか?」(上野) ――『往復書簡 限界から始まる』の中では、涼美さんが女子高生時代のブルセラ体験で、目の前で自慰行為をする男性の、滑稽で情けない姿を浴びるほど見たことによって、男性への絶望に繋がり、今なお逃れられていないといったことを書かれています。上野さんはそれに対して、性が対価

    上野千鶴子×宮台真司×鈴木涼美 「時代の証言者たち」が集った大反響のトークイベントを電子書籍化|往復書簡 限界から始まる|上野千鶴子/鈴木涼美
    akihiko810
    akihiko810 2021/12/04
    >河合隼雄さんが昔言った「援交は魂に悪い」というのを、僕は当初、鼻で笑ってましたけど、でも、ある時期から鼻で笑えなくなった。
  • 150人が150人に「生活史」を聞く…途方もないプロジェクトが生まれた理由(山本 ぽてと) @gendai_biz

    一般公募した「聞き手」150人が、語り手をひとり選び生活史を聞く。それぞれが持ち寄った生活史150人分が、解説も説明もなく並ぶ。150万字、1216ページにも及ぶ『東京の生活史』は今までにないインタビュー集だ。編者で社会学者の岸政彦さんに話を聞いた。 取材・文/山ぽてと 少し距離があった東京 ——なぜ「東京」を選んだのかについてお聞きしたいです。このお話は何度も聞かれているかもしれませんが。 じゃあ、ちょっと思い出話をします。いままで一度もしゃべったことのない話です(笑)。 東京に生まれてはじめて自分の意志で行ったのは、高校1年生のゴールデンウィークだったんですよ。それまでも、親に連れられて、筑波の科学万博に行って、ロケット乗った記憶があるかな。その時、親が儲かっていたので、けっこいいホテル、高輪プリンスホテルかどっかに泊まったんだけど、誰も風呂の使い方が分からなくて(笑)。 とにかく、

    150人が150人に「生活史」を聞く…途方もないプロジェクトが生まれた理由(山本 ぽてと) @gendai_biz
    akihiko810
    akihiko810 2021/10/31
    150万字、1216ページにも及ぶ『東京の生活史』
  • 対談 岸政彦×林雄司 聞いたそのままが面白い――いまなぜ生活史か 文學界11月号 | インタビュー・対談

    2021.10.26インタビュー・対談 対談 岸政彦×林雄司 聞いたそのままが面白い――いまなぜ生活史か 文學界11月号 出典 : #文學界 ジャンル : #ノンフィクション 150人の声を集めた『東京の生活史』が刊行された。無名の人々が語る人生を記録する「生活史」はなぜ面白いのか? 編著者と「デイリーポータルZ」編集長がその謎を語り合った。 「文學界 11月号」(文藝春秋 編) ■作らない、ただ聞く 林 聞き手として参加しておいて言うのも何ですが、すげえデカいが送られてきてびっくりしました。 岸 『東京の生活史』(筑摩書房)って、面白いで、厚ければ厚いほどちっぽけになるんです。ひとりの人に二、三時間話を聞けば、五、六万字にはなるけど、一人一万字までにしてもらって、一五〇人で二段組み一二〇〇ページを超える厚さになった。でも、東京の昼間人口は一五〇〇万人ですから、全員の話を聞こうと思った

    対談 岸政彦×林雄司 聞いたそのままが面白い――いまなぜ生活史か 文學界11月号 | インタビュー・対談
  • 「世代的な変化を強く感じている」「日本の歴史上、初めて」…上野千鶴子が20代、30代のフェミニストに思うこと | 文春オンライン

    なぜなら女性学は当事者研究だからです。私たち女性学の研究者が何をやってきたかというと、女の経験の言語化と理論化。私自身が若かった頃は「恋愛」や「性」が目の前にある課題だったし、子どもを産まない選択をした私にとっても「出産」や「子育て」は、やはり大きな課題でした。 そんな私もだんだん年をとって40歳を過ぎた頃に見えてきた新たな課題が「老い」だったのです。そして、高齢女性たちの実態を調べるうちに、「介護」にも自然と目が向き始めました。私もそのうち要介護認定を受けて介護保険の利用者になる。そう考えれば「介護」もやはり女の課題の一つです。つまり、フェミニズムやジェンダーという用語を使わなくてもフェミは書けるということなのです。 週刊文春WOMAN vol.10(2021年 夏号) 40年前、女性学に出会った時は、「自分自身を研究対象にしていいんだ」と、まさに目からウロコが落ちる思いでした。人に言

    「世代的な変化を強く感じている」「日本の歴史上、初めて」…上野千鶴子が20代、30代のフェミニストに思うこと | 文春オンライン
  • 岸政彦『図書室』書評 —思い出すこと/思い出せないこと/思い出さないこと— | フラスコ飯店

    社会学者が「小説」を書いたらどうなるのか。他者との交わりと自己への内省が同居するこの岸政彦の小説を、自身も社会学を学んでいるライターの安尾日向が語ります。 思い出すこと 自分の一番古い記憶ってなんだろう、と考えてみる。 4歳のとき、もうすぐ生まれてくる妹を、わくわくしながら待っていた病院の廊下の景色だろうか。それともそのもう少し前、幼稚園の入園式の日に、制服を着るのが急に嫌になって、押入れの一番上に登って籠城したときの、少し高いところから見下ろした居間の景色だろうか。 どちらのイメージも、思い出した端から綻びていく淡いものだ。これらは記憶と呼べるのだろうか? 自分が当にこの目で見たものだという自信は少しもない。印象的なこれらのシーンは、あとになってから家族に聞かされた話を、頭のなかで想像し、再現したイメージに過ぎないのかもしれない。 http://sociologbook.net/wp-

    岸政彦『図書室』書評 —思い出すこと/思い出せないこと/思い出さないこと— | フラスコ飯店
  • 岸政彦「自分はまだ『小説』というものを『書いてない』」(小野 美由紀) @gendai_biz

    社会学者・岸政彦さんの著書『図書室』──三島賞候補となった小説「図書室」と自伝エッセイ「給水塔」が収録されている。なぜ小説で女性を書いたのか? 男性には内面がないのか? 「図書室」の話から次回作の構想まで、岸さんが縦横に語る。 マジョリティには「自己」がない? ──6月に発売された『図書室』は三島賞候補にもなり、発売即重版とかなりの話題作となっています。 岸:今回の作品は、女性一人称で書く、というところでだいぶ悩みました。 最初に「男でも女でもなくて、一人の人間が団地で暮らしていて、窓から見下ろすと雨が降っていて」というシーンが浮かんで、そこから始まったんですよ。で、そこから書く時、あくまでも僕個人の感覚なんですけど、男性一人称で書こうとすると、どうしても個人の内面みたいなものが、なぜか書けなくて。 「ビニール傘」の主人公には人格がないんですね。あれは「俺」って視点は定まっているんだけど、

    岸政彦「自分はまだ『小説』というものを『書いてない』」(小野 美由紀) @gendai_biz
    akihiko810
    akihiko810 2019/11/18
    社会学者・岸政彦さんの著書『図書室』──三島賞候補となった小説「図書室」と自伝エッセイ「給水塔」が収録されている。
  • 上野千鶴子に聞く「社会学は役に立つか」 カテゴリーがパラダイムを変える

    今年4月、東京大学の入学式で社会学者の上野千鶴子氏が述べた祝辞は話題を集めた。そこで上野氏は「女性学」という学問を作り、研究者として社会の不公正と闘ってきたと述べた。社会学者としての「闘い方」とはどんなものなのか。人に聞いた――。(前編、全2回) カテゴリーがなければ「事実」は生まれない 社会学は基的に「経験科学」です。つまり、人と人との相互の間に起こる、言及可能な現象を扱うのが社会学です。 でも、言及可能な現象を扱うといっても、カテゴリー化されていない現象はそもそも認識すらできません。たとえば「ドメスティック・バイオレンス(DV)」や「セクシュアル・ハラスメント(SH)」という概念は、かつては日語にはありませんでした。いずれも海外から日に導入された言葉ですから、今でもカタカナ言葉のままなんです。そうやって、カテゴリーを作ることで初めて、ファクトを切り出すことができるようになりまし

    上野千鶴子に聞く「社会学は役に立つか」 カテゴリーがパラダイムを変える
  • 『社会学はどこから来てどこへ行くのか』出版によせて - 社会学者の研究メモ

    今月(2018年11月)、四人の社会学者の対談集、『社会学はどこから来てどこへ行くのか』が出版された。私以外の三人は、社会学の世界に限らず高い認知度があって、どういったいきさつからか、そこに私も混ざっているのだが、いくばくか場違い感があるのは否めない。 社会学はどこから来てどこへ行くのか 作者: 岸政彦,北田暁大,筒井淳也,稲葉振一郎出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2018/11/14メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る 私はどちからといえば、他の三人と比べて制度としての社会学の世界に浸かっている度合いが強い。社会学会、家族社会学会、数理社会学会では面倒な≒重要な役を仰せつかっているし、大規模な調査プロジェクト(SSMやNFRJ)に参加しているし、そういったしがらみのなかで雑務に追われるのが日常だ。一日の仕事時間の1/4くらいは、広い意味では学会関係

    『社会学はどこから来てどこへ行くのか』出版によせて - 社会学者の研究メモ
  • かつて“童貞”とは妻に捧げるものだった――童貞はいつから恥ずかしいものになったの? 社会学者・澁谷知美先生に聞いてみた

    少子化が深刻化する昨今、日では生涯未婚率が上昇しています。社会保障・人口問題研究所の2015年度調査では、18~34歳の独身男性の42%が「性経験がない」と回答しています。 「ニコニコドキュメンタリー」では童貞について特集した番組が放送され、番組内では東京経済大学准教授の澁谷知美氏へインタビューを行いました。 澁谷氏は、戦前にあった「童貞=美徳論」が現在の童貞観に変わっていった経緯を解説し、今後の童貞への風当たりについてはネット時代を迎えて童貞への風当たりが厳しくなったと分析しました。番組後半では、童貞で悩む視聴者へ「人を恨むのではなく、自分の人生を充実させること」とアドバイスを送りました。 澁谷知美氏。“童貞”の定義――「性行為をしているか否か」「童貞の精神性」澁谷: 基的に私が採用している定義は、性行為をしているか否かというところですね。これは私が独自に考えたわけではなくて、いろい

    かつて“童貞”とは妻に捧げるものだった――童貞はいつから恥ずかしいものになったの? 社会学者・澁谷知美先生に聞いてみた
  • 自殺の「意志」は現代日本でどう扱われているのか

    1977年横浜生まれ。2009年よりフリーランスライターとして活動。政治、経済から社会問題まで幅広くカバーし、主に研究者や学者などのインタビュー記事を執筆。現在、日刊サイゾーなどに執筆中。ブログ:http://golazo-sala.cocolog-nifty.com/pinga/ 昨年10月、大手広告代理店である電通に勤務していた高橋まつりさんが、過重労働が原因で自殺したと労災認定され、長時間労働に対し同社へ世間の厳しい目が向けられた。 また、学校でいじめに合い、自殺に及んでしまったというニュースを耳にすることも度々ある。 自殺やその背景について、自殺当時は注目されても、その後法廷では何が争われているのかはなかなか聞かない。過労自殺、いじめ自殺の損害賠償請求裁判が、どのような論理で法廷で争われ、社会学の立場からはどのように見ることができるのか。 『自殺の歴史社会学』(青弓社)の共著者の一

    自殺の「意志」は現代日本でどう扱われているのか
    akihiko810
    akihiko810 2018/02/09
    『自殺の歴史社会学』 元森絵里子准教授インタビュー
  • コミュニティ観察とクリエイティビティ ――西田亮介さんロングインタビュー - 荻上式BLOG

    2009年1月23日、渋谷にて、慶應義塾大学政策・メディア研究科所属の西田亮介さんのインタビューを行いました。西田さんは、僕と芹沢一也さんとで発行しているメールマガジン「αシノドス」に「湘南と創発型地域活性インフラ ―ボトムアップによる地域活性の可能性」を寄稿してくださり、また『思想地図2』に「<社会>における創造を考える」を寄稿されている、1983年生まれの若き研究者。イケイケ色黒サーファーという風貌で、非常にコミュニカティブでかつビジネス志向が強く、フィールドワーク的思考と理論的思考の両方に高い関心を持つというかなり特異な西田さんですが、気がつけば毎月欠かさず一緒に呑みに連れて行きたくなるような(そしていつも朝まで呑むハメになるような)、とても気さくで面白い人です。 今回はそんな西田さんに、これまで媒体に掲載された論文の内容を中心に、研究者を志した背景や現在の問題関心などを伺いました。

    コミュニティ観察とクリエイティビティ ――西田亮介さんロングインタビュー - 荻上式BLOG
    akihiko810
    akihiko810 2018/02/08
    西田亮介
  • 被差別部落と結婚差別/『結婚差別の社会学』著者、齋藤直子氏インタビュー - SYNODOS

    ――齋藤さんが被差別部落の結婚差別に興味をもったきっかけを教えてください。 私は死ぬことや葬式が怖い子どもでした。でもそうやって怖がることが、死に携わる人の差別につながるんじゃないか、だから乗り越えようと思ったんです。大学時代の卒論では地域で葬式をやっていた時代のことや、葬儀屋さんに聞き取り調査をしました。 大学院ではもう少し差別の問題を掘り下げようと、部落問題を研究することになります。結婚差別の研究をするきっかけは、2000年に大阪府が行った「同和問題の解決に向けた実態等調査」に参加したことです。どんな差別を受けたのか40人ほどに聞き取りすると、話された被差別体験の多くが結婚差別でした。 当時は、「差別」を中心に聞き取る従来の方法に批判的な生活史調査が流行っていた時代です。2002年には同和対策事業特別措置法を後継した法律の終了も決まっていて、部落問題はもう店じまいだと思われていました。

    被差別部落と結婚差別/『結婚差別の社会学』著者、齋藤直子氏インタビュー - SYNODOS
  • なぜ彼女たちは出会い系に引き寄せられるのか / 「彼女たちの売春(ワリキリ)」著者、荻上チキ氏インタビュー | SYNODOS -シノドス-

    2013.03.15 Fri なぜ彼女たちは出会い系に引き寄せられるのか 「彼女たちの売春(ワリキリ)」著者、荻上チキ氏インタビュー AV女優、風俗嬢、個人売春。性行為によってお金を稼ぐ、彼女たちのサービスを利用する男性の数は多いが、その実態はほとんど調べられていない。評論家・荻上チキは、さまざまに存在する性産業のなかでも、出会い喫茶、出会い系サイト、テレクラといった出会い系メディアを使った個人売春、通称「ワリキリ」の現状を知るべく取材を重ねた。 そこから見えてきたのは、貧困、精神疾患、虐待、教育からの排除といった、「古典的な問題」の集積だった。社会によってつくり出されたさまざまな「斥力」を受け、出会い系の「引力」に惹かれていった彼女たちの現実はいかなるものか、インタビューを行った。(聞き手・構成/出口優夏) ―― このの主題である「ワリキリ」とはどういうものですか? 「ワリキリ」とは、

  • 田中俊之さんインタビュー 「男性学」が読み解く「働く男のしんどさ」とは?働き方の変革は、企業にとっての「リスクヘッジ」 | 『日本の人事部』

    田中俊之さんインタビュー 「男性学」が読み解く「働く男のしんどさ」とは?働き方の変革は、企業にとっての「リスクヘッジ」 | 『日本の人事部』