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:川上未映子に関するakihiko810のブックマーク (83)

  • 川上未映子が最新長篇で見つめる「90年代」特有の空気。X JAPAN、ラッセン、トラウマ、岡崎京子・・・(川上 未映子,大澤 聡)

    川上未映子が最新長篇で見つめる「90年代」特有の空気。X JAPAN、ラッセン、トラウマ、岡崎京子・・・ 90年代東京を舞台に、金と家の相克を生きる少女たちを描いた『黄色い家』。狂騒の資主義と生の切実さが衝突する作に込められた作家の魂とは。批評家の大澤聡さんによる、川上未映子さんのロングインタビュー「エクストリームで個人的なものとしての文学」(「群像」2023年5月号掲載)を再編集してお届けします。 「90年代後半」特有の空気 大澤 手元にはまだケータイが存在しておらず、あるのはポケベルか、せいぜいピッチ(PHS)くらい。だからずっと面と向かっておしゃべりをしていられて、ファストフード店の硬い椅子で氷の溶けきった不味いコーラを無限にずるずる吸い上げ続けている風景、あれが僕のなかの1990年代後半なんです。もっとも、1978年生まれの僕がその時代を10代後半として過ごしたからというだけの

    川上未映子が最新長篇で見つめる「90年代」特有の空気。X JAPAN、ラッセン、トラウマ、岡崎京子・・・(川上 未映子,大澤 聡)
  • 「お金は生死のルールを超越していると見せかける」──作家・川上未映子の死生観と「お金」への思い

    最新作『黄色い家』は「黄色」と「お金」を巡る物語だ。世界的にも今、最も注目を浴びる作家の一人である川上未映子が、 資主義と分かち難いという死生観や、 今作で拓けた作家としての新境地を語る。

    「お金は生死のルールを超越していると見せかける」──作家・川上未映子の死生観と「お金」への思い
  • 今日を生き抜くため、少女たちは犯罪に手を染めた――川上未映子が、クライム・サスペンスに挑んだ理由|WEB別冊文藝春秋

    長篇『夏物語』は40か国以上で翻訳され、世界中に多くのファンを持つ川上未映子さん。 そんな川上さんの待望の最新作『黄色い家』は、自身初となるクライム・サスペンスです。親もとを出て「黄色い家」に集い、カード詐欺に加担する少女たち――彼女たちを通して伝えたかったものとは? 作に込めた想いについて、存分に語っていただきました。 作家の書き出し Vol.23 〈インタビュー・構成:瀧井朝世〉◆「カネ」「家」「犯罪」、そして「カーニヴァル」——新作の『黄色い家』、夢中になって読み、胸が熱くなりました。これは新聞に連載された長篇ですね。 川上 ありがとうございます。そう言って頂けて、ほっとしました。新聞連載を始めるにあたって、最初になんとなく、女の人たちが疑似家族みたいに暮らしているイメージが浮かんだんです。そのコミュニティがどうやって成り立ち、どう変容していくのかを書きたいと思いました。 ——第一

    今日を生き抜くため、少女たちは犯罪に手を染めた――川上未映子が、クライム・サスペンスに挑んだ理由|WEB別冊文藝春秋
  • 川上未映子が語る、現代社会の茫洋とした怖さ 「みんな、自分が他人にしたことのほとんどを忘れている」

    川上未映子『春のこわいもの』(新潮社) 女性の身体と出産を軸にした生命の質を、豊潤にして奔放な筆致で描いた『夏物語』(2019年)が国内外で高い評価を獲得。世界的作家への一歩を踏み出した川上未映子から、待望の新作『春のこわいもの』が届けられた。 作の舞台はパンデミック目前の東京。“ギャラ飲み”で稼ぎ、美容整形したいと願う20代の女性、死を待つ病床で人生を振り返る老女、親友を裏切った過去と向き合う40代の女流作家などを描いた6つの短編からなる作品だ。「最悪な出来事が起きる直前の”今“を書きつけたい。それはずっと一貫しています」という彼女。『春のこわいもの』を中心に、小説家としてのスタンスや社会との向き合い方などについて聞いた。(森朋之) 直前を書くことそのものが“今”を書くこと ーー2019年に刊行された『夏物語』は世界40か国以上で翻訳され、各国でベストセラーとなりました。川上さんのキ

    川上未映子が語る、現代社会の茫洋とした怖さ 「みんな、自分が他人にしたことのほとんどを忘れている」
  • 川上未映子の新境地『黄色い家』インタビュー 「人間のどうしようもないエネルギーを物語にしたかった」

    2020年、20代女性への監禁・傷害の罪で吉川黄美子被告・60歳の初公判が開かれた。その記事を読んだ花は、黄美子との過去を思い、当時一緒だった蘭と会う。今は行方不明の桃子を含め、かつて同居した4人は、警察にいえないことをしていたらしい。物語は1990年代後半にさかのぼり、15歳の花がスナックで働く母の友人・黄美子と出会い、ともに過ごした20歳すぎまでの年月を描いていく。 そのような構成の川上未映子『黄色い家』(中央公論新社)は、非合法な“シノギ”に手を染める内容でエンタテインメント性がありつつ、女性4人の共感と齟齬を細やかにとらえている。作は、どのように生まれたのか。著者に訊いた。 (円堂都司昭/1月31日取材・構成) 念頭にあったのは「家」を描くこと ――『黄色い家』の物語を構想したのは、「娘について」(『春のこわいもの』2022年所収)を書いたことがきっかけだとか。40代小説家・よ

    川上未映子の新境地『黄色い家』インタビュー 「人間のどうしようもないエネルギーを物語にしたかった」
  • 愛されて120年! 絵本〈ピーターラビット™〉シリーズの新訳は何がちがう? 全23巻の翻訳を手がける川上未映子さんに聞く! | ダ・ヴィンチWeb

    トップインタビュー・対談愛されて120年! 絵〈ピーターラビット™〉シリーズの新訳は何がちがう? 全23巻の翻訳を手がける川上未映子さんに聞く! 世界中で愛されている絵〈ピーターラビット™〉シリーズ。1902年にフレデリック・ウォーン社よりいたずらっ子のうさぎを描く『ピーターラビットのおはなし』(ビアトリクス・ポター:著)の初版が刊行されてから120周年を迎える2022年、早川書房がフレデリック・ウォーン社と提携し、日における公式出版社となった。その記念すべき年の3月、早川書房は新訳版の絵〈ピーターラビット™〉シリーズ(全23巻)の刊行を開始する。翻訳を手がけるのは、2008年に『乳と卵』で芥川賞を受賞、2019年に発表した『夏物語』が国際的な評価を受けている小説家・詩人の川上未映子さんだ。 ノーベル賞作家のカズオ・イシグロさんが「ピーターラビットとフロプシー、モプシー、カトンテー

    愛されて120年! 絵本〈ピーターラビット™〉シリーズの新訳は何がちがう? 全23巻の翻訳を手がける川上未映子さんに聞く! | ダ・ヴィンチWeb
  • 川上未映子とナタリーポートマンが語りあった「女性の身体」の話(川上 未映子,ナタリー・ポートマン)

    構成/FRaUweb 川上未映子さんの表現が大好き ナタリー・ポートマンが自身のインスタグラムに川上未映子さんの『夏物語(英語タイトル:Breasts and Eggs)』を紹介し、「私は川上未映子さんの表現が大好き!」と伝えたのは2020年12月11日のことだった。 『レオン』でデビュー後、「スターウォーズ」シリーズや『ブラックスワン』などハリウッドを代表する俳優として活躍しながら、ハーバード大学を卒業し、若いころからエイズ撲滅のボランティアに参加し続けているという彼女。2020年のオスカーでは女性監督がひとりもノミネートされなかったことへの抗議をこめ、実力をもちながらもノミネートされなかった女性監督の名前を刺しゅうしたショールを羽織り、授賞式に参列したのも記憶に新しい。 そんな彼女のラブコールにより、川上未映子さんとふたりの対談が実現。2021年3月4日には彼女のインスタグラムで公開さ

    川上未映子とナタリーポートマンが語りあった「女性の身体」の話(川上 未映子,ナタリー・ポートマン)
  • 川上未映子

    大島弓子。きっと、すごい、どうせ、面白いんでしょう。あらゆるみんなにとって特別な、みんなが目をきらきら輝かせて語り、語りたい、でも語りつくせぬ、みんながそれぞれに生きてきた思い出そのもののようなきっと大島弓子なんでしょう。素敵な絵で。言葉で。うん。きっとわかる。でも読めないなあ。なんでかな。ずっとまえ、漫画喫茶に一冊だけあった大島弓子。屋でもあればいつも目を反らしてた。こんな場所では読めないなあ。じゃあいつ買うの。いつ、結局どうするの。男の人に「中高生のときに大島弓子を読んでないことは、未映子さんにとって最大の不幸です。読め。読め。大島弓子を読め。大島弓子を読まずして何を語れるというのだ」とか云われたりもした。そしてどんどん大島弓子が遠くなる。いっそもう、読まずに、だって読まずに来たのだから、読まないで生きて、死んでいこうか。そう思ったりもした。大島弓子。 そして私はこの冬に「バナナブレ

  • 川上未映子からあなたへ。見せかけの言葉にどうか騙されないで

    1976年、大阪府生まれ。 2007年、デビュー小説『わたくし率イン 歯ー、または世界』が第137回芥川賞候補に。同年、第1回早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。2008年、『乳と卵』で第138回芥川賞を受賞。2009年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で第14回中原中也賞受賞。2010年、『ヘヴン』で平成21年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、第20回紫式部文学賞受賞。2013年、詩集『水瓶』で第43回高見順賞受賞。短編集『愛の夢とか』で第49回谷崎潤一郎賞受賞。2016年、『あこがれ』で渡辺淳一文学賞受賞。「マリーの愛の証明」にてGranta Best of Young Japanese Novelists 2016に選出。他に『すべて真夜中の恋人たち』や村上春樹との共著『みみずくは黄昏に飛びたつ』、短編集『ウィステリアと三人の女たち』など著書多数。『早稲田文学増刊 女性号』で

    川上未映子からあなたへ。見せかけの言葉にどうか騙されないで
  • 社会学者・上野千鶴子が、人工授精(AID)を決意する女性を描いた川上未映子の小説について語る | レビュー | Book Bang -ブックバン-

    『夏物語』は、夏目夏子の物語、そして女の夏、太陽が天心にあって孕み産む充実の季節の物語。 女のライフイベントで出産に勝る重大なイベントはない。年長の女性たちを対象に、これまでの生涯でもっとも記憶に残る経験は何ですか? という問いに対して、最も高い頻度で挙げられるのは、最初の出産経験であって、結婚式などではない。出産の感動の前には、結婚式の喜びなど、霞んでしまうようだ。出産をした女性の表現者が、自分にとってもっとも切実なその経験を、きちんと言語化しようとしないのを、不審に思ってきた。 生まれることに自己決定はない。だが産むことには自己決定がある。この目も眩むような非対称を、どうやって埋めればよいのか? 母になる女たちは、この暗渠をどうやって越したのか? どうすれば、そんな無謀で勝手な選択ができるのか? わたしはその暗渠の前で、立ちすくんだ女だ。作者の川上はその暗渠を飛んで、子どもを産んだ。実

    社会学者・上野千鶴子が、人工授精(AID)を決意する女性を描いた川上未映子の小説について語る | レビュー | Book Bang -ブックバン-
    akihiko810
    akihiko810 2019/12/05
    『夏物語』
  • 川上未映子が提示した、正解がない家族関係を結ぶときの大切な指針

    She isの更新は停止しました。新たにリニューアルしたメディア「CINRA」をよろしくお願いいたします。 ※この画面を閉じることで、過去コンテンツは引き続きご覧いただけます。 「フィクションをつくることが、どんどん祈りの形態に近づいてきた」。これは以前、小説家の川上未映子さんが語った言葉。人は自分が選んだ人生以外を生きることはできず、そして選んだことを、選ばなかったことにすることはできません。 川上未映子さんの新作小説『夏物語』の後編のインタビューでは、前編にひき続き、これまでになかった家族のかたちから、いまだに可視化されていない差別が横行するいびつな世界で生きてしまっているわたしたちのよりよい生き延び方、そして小説にたくした祈りについて、お話をうかがいました。 さまざまなシステムや社会のしがらみがひとつひとつ解きほぐされて、個人の選択が尊重され、自由な世の中になりますように。そして同時

    川上未映子が提示した、正解がない家族関係を結ぶときの大切な指針
  • 川上未映子が話す。わたしたちはなぜ子どもを生むのか、生まないのか

    人はいつのまにか生まれていて、いつか死んでしまうその日まで、時間は止まらないし、どんなに強く願っても、時間は、誰かは、かえってきてくれない。すべての呼吸、言葉、時間、ふれあい、感情、思い出は一回きりで、その「取り返しのつかなさ」にたいして、小説家の川上未映子さんは、子どもの頃から切実な興味をもって生きてきたといいます。 新作『夏物語』は、その「取り返しのつかなさ」の最たるものである、「生まれてきてしまうこと/そして死んでしまうこと」のいっさいが描かれている、これまででいちばん長い物語です。たくさんのお話をうかがったので、今回は前編・後編にわけて、川上未映子さんとの対話をお届けします。前編はおもに、「子どもを生む」ことについて。『夏物語』というタイトルからは、作が女性やフェミニズムということに限定されない物語だということが伝わってきます。これは女性にかぎらず、すべての人間にかかわる、人生

    川上未映子が話す。わたしたちはなぜ子どもを生むのか、生まないのか
  • SPBS10周年記念スペシャルトーク。「川上未映子の10年。日本文学の10年」(前半)

    SPBS10周年記念スペシャルトーク。「川上未映子の10年。日文学の10年」(前半) 2018.2.26 タグ #SPBS店 #インタビュー #トークイベント 「今から考えると、顔の上半分が切れている写真が表紙なんて、ありえない」(合同会社SPBS福井代表)『ROCKS』創刊号のカバーに川上さんが登場してから10年。まだ何者でもなかったころの川上さんを知る、書評家の江南亜美子さんが、文学の、これまでの10年とこれからの10年をうかがいます——彼女と彼女の未来の記憶、前半は、創作の秘密と「世界の残酷」を前にした小説の機能について。 スピーカー=川上未映子さん(文筆家)、江南亜美子さん(書評家・近畿大学、京都造形芸術大学非常勤講師) 自分の才能を信じていないから、文体を変える 江南亜美子(以下、江南):『乳と卵』(文藝春秋)で芥川賞を受賞されたのが2008年で、まだ10年しかたっていないと

    SPBS10周年記念スペシャルトーク。「川上未映子の10年。日本文学の10年」(前半)
    akihiko810
    akihiko810 2018/02/26
    川上未映子「人生が一度しかないということ。一回性。その意味がわからない。それが、私にとって物を書く原動力なんだと思います
  • 作家の読書道 第142回:川上未映子さん|作家の読書道|WEB本の雑誌

    作家自身は、どんな「屋のお客」なんだろう?そしてどんな「の読者」なんだろう? そんな疑問を、作家の方々に直撃インタビューです。 作家の読書道 第142回:川上未映子さん 詩人として、小説家として活動の場を広げる川上未映子さん。はじめて小説を発表してからまだ6年しか経っていないのに、今年は短篇集『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞も受賞。さまざまな表現方法で日常とその変容を描き続けるその才能は、どのようにして育まれていったのか。読書を通して感じたこと、大事なたちについて語ってくださいました。 ――幼い頃の読書環境はいかがでしたか。 川上:父親は適度にが好きだったようなんですが、家に子供がすぐ読めるがたくさんある感じではなかったんです。でも、芥川賞を受賞した時のインタビューで「家にがなかった」と言ったら、「あったわ!」と言われました(笑)。家でを読むというイメージはなくて、図書館や児童館

    作家の読書道 第142回:川上未映子さん|作家の読書道|WEB本の雑誌
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  • 【写真×文学】作家・川上未映子 | キヤノン EOS M6

    作家・川上未映子が感じとる、 “写真”という表現の面白さとは? 長編小説から詩、エッセイまで、幅広く執筆を行って多くのファンを得ている作家、川上未映子。 言葉をかさね、さまざまに表現を紡いでみせる彼女は「写真」という表現について、 どのような面白みを感じているのでしょうか? 26歳の時に歌手でデビューし、やがて小説を書き始めると2008年に『乳と卵』で芥川賞を受賞、その後も活躍を続けている川上未映子さん。さらに、2010年には映画『パンドラの匣』にてキネマ旬報新人女優賞も受賞と、作家という枠に収まらない“表現者”として、注目を集める存在です。そんな川上さんは“写真”について、「写っているものと同じくらい、写っていないものが気になる」と言います。フレームのなかに入らなかったものを想像させ、引力を感じるという“写真”。「フィクション」というキーワードでその面白みを読みときながら、小説との共通性

    【写真×文学】作家・川上未映子 | キヤノン EOS M6
  • 【読書感想】みみずくは黄昏に飛びたつ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    みみずくは黄昏に飛びたつ 作者: 川上未映子,村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/04/27メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (3件) を見る Kindle版もあります。 みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子訊く/村上春樹語る― 作者: 川上未映子,村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/04/27メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容紹介 ただのインタビューではあらない。『騎士団長殺し』の誕生秘話、創作の極意、少年期の記憶、フェミニズム的疑問、名声と日常、 そして死後のこと……。誰もが知りたくて訊けなかったことを、誰よりも鮮烈な言葉で引き出した貴重な記録。11時間、25万字 におよぶ、「作家✕作家」の金字塔的インタビュー。 村上春樹さんと川上未映子さんの対談、というよりは、川上未映子さんが「インタビュアー」として

    【読書感想】みみずくは黄昏に飛びたつ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 村上春樹さん、死んだらどうなると思いますか? 川上未映子×村上春樹『みみずくは黄昏に飛びたつ』 - エキサイトニュース

    川上さんはインタヴュアーとして、話題作『騎士団長殺し』(第1部 顕れるイデア編/第2部 遷ろうメタファー編、新潮社)にかんする問いを中心に、この国民的&世界的に支持されている小説家の志向を、とにかく広く、深くえぐろうとしている。 こんな〈死〉はイヤだ! 村上さんは、〈死にたいなって思ったこと〉は一度もないそうだ(310頁)。 村上さんの小説には超自然的なできごとが起こるものが多い。でも作者人は超自然現象なんて信じていない(259頁)。 〈基的には、死というのはただの無だろうと。でも、ただの無というのも、どんなものか見たことないからね〉(314頁)。 このあとに、村上さんの村上さんらしさが書でもっとも凝縮された一節が続く── 〈村上 でも、実際に死んでみたら、死というのは、新幹線が岐阜羽島と米原のあいだで永遠に立ち往生するようなものだった、みたいなことになったらイヤだよね。駅もないし、

    村上春樹さん、死んだらどうなると思いますか? 川上未映子×村上春樹『みみずくは黄昏に飛びたつ』 - エキサイトニュース
    akihiko810
    akihiko810 2017/05/15
    川上未映子が村上春樹にとにかく訊きまくる長時間インタヴュー。
  • SWITCHインタビュー「新海誠×川上未映子」 #君の名は。 制作に関する話も #etv

    コートク @kortoku #NHK #Eテレ は『SWITCHインタビュー 達人達』「新海誠×川上未映子」 思春期の心情を繊細に描くアニメで若者の支持を集める新海誠。文体を駆使し登場人物の心理をえぐる小説を書き続ける川上未映子。表現者2人が、互いの創作の秘密に迫る。 2016-09-10 21:59:20

    SWITCHインタビュー「新海誠×川上未映子」 #君の名は。 制作に関する話も #etv
    akihiko810
    akihiko810 2016/09/12
    うわー二人の対談だったの!みたかった
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