ガボの必見・発見(必験・初験) 50代半ばの私として、残りの人生を考えると必見(験)だと思えること、またこの年で新たに発見(初験)できたことという軸で、美術・街歩き等を中心に書いていこうと思います。 いわゆる小劇団演劇を最後にまともに見たのは、確か1982年、つかこうへい劇団「蒲田行進曲」。銀ちゃんが風間杜夫、ヤスが平田満、小夏が根岸季衣。平田満がめちゃくちゃよかった。小夏は映画では松坂慶子がやったが、舞台の根岸季衣のほうが数段いいという話を映画が公開された後友人とした記憶もある。それまでは赤テント、黒テント等を見ていたのであるが。 あれから30年強経ったところで、ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出、ナイロン100℃「社長吸血記」を見た。 きっかけは知人が役者の大倉孝二さんファンだったことから、彼の出演する舞台ということでこれを選んだ次第。私はケラさんとかナイロン100℃は全く知らなかっ