ナマズの煮込みに、ザリガニのニンニク煮込み…。日本人の舌に合わせた料理ではなく、本場中国の味を出す中国料理店が都内に急増!その数300軒にのぼります。急増の謎をひもとくと、中国社会の知られざる変遷が明らかに。熾(し)烈な受験戦争や就職戦線、“頑張らない若者”の増加…。中国の若者たちは日本の価値観や終身雇用など雇用環境に共感、来日するケースが増えています。ブームから見える新時代の日中関係に迫りました。
<台湾語とは何か。それを使うことに何の意味があるのか> 台湾の若者の間で今、台湾語が流行していることはあまり知られていない。 背景にあるのは台湾人意識(台湾人としてのアイデンティティー確立や独立意識)の高まりだ。 台湾語とは通常は閩南(びんなん)語を指し、台湾の公用語である中国語(華語、国語と呼ばれる)とは異なる。国民党が1945年に台湾入りする前、現在の福建省から台湾南部に移住してきた人々が話していた言語だ。 現役世代からすれば、おじいちゃん、おばあちゃんが話していた言葉。その台湾語を使うことで自らのアイデンティティーをより強固にするということなのだろう。 「私たちが使っていかないと、あと5~10年で台湾語は消えてしまう」と危機感を示す若者も少なくない。 「中国と同じ言語を使いたくない」と主張する者もいる。 それはカルチャーの分野にも広がっていて、人気の台湾語ロックバンド茄子蛋の代表曲「
近日、講談社『現代ビジネス』上で発表されて大いに話題となった藤田祥平さんのウェブ記事「日本が中国に完敗した今、26歳の私が全てのオッサンに言いたいこと」。この記事を肴に、中国ライターの安田峰俊と中国ITライターの山谷剛史が引き続き語る(前編より続く)。 ネトゲ廃人に希望はあるのか 山谷 ところで藤田さんの記事には、深センのネトゲ廃人村「三和」の話が出てきます。これって明らかに、安田さんが今年の夏ごろに現地取材して、SAPIOとか文春オンラインでバリバリ書いていた内容の後追いだと思うんですが、ソースへの言及が全然ないですよね。藤田さんの独自取材みたいに読めてしまう。たとえばこういう部分です。 >たとえば私は、三和地区という深センのスラム街に分け入った。ネットカフェで3日間ゲームをやり、1日だけ肉体労働をして暮らす「廃人」たちに、取材をするためだ。 >その地区に降り立ったとき、「人力資源市場」
昨今、残業代の未払いや、過重労働による過労死などの問題が相次ぎ、悪質な“ブラック企業”への問題意識が高まるなか、アニメーターの“ワーキングプア化”がアニメ業界の関係者によってつまびらかになった。そうした厳しい環境下で、古くから日本のアニメ制作会社は作画作業の多くを韓国や中国に発注することで苦境を乗り切ってきた。しかし、「今後は中国と日本の立場が変わる可能性も」と語るのは、ガンダムの生みの親・富野由悠季著『映像の原則』(キネマ旬報ムック)など、日本書籍の翻訳に数多く携わっている台湾人翻訳家・林子傑氏。日本アニメへの造詣が深く、中国のアニメーター事情を知る林氏に、日中のアニメ制作会社が繰り広げる“人材確保”の舞台裏を聞いた。 【写真】声優・田辺留依が艶ワンピ披露 中国漫画を日中共同アニメ化 ■日本アニメの下請けから脱却!? 稼げる国産アニメにシフトする中国 「中国はここ数年、IP(知的財産)概
今回、G20の議長国を初めて務め、大国としての存在感を高める中国。 その足元で日本企業を脅かす模倣品、偽物商品の進化が止まりません。 こちら、フィギュアのスーパーコピーをメーカーからお借りしてきました。 本物は1万円ほどで売られているのに対して、偽物は2,000円ほどです。 かつては、中国製のコピー商品と言いますと粗悪なイメージがありましたが、今、出回っているスーパーコピーは見た目もそっくりだけでなく、品質も本物に限りなく近づいているんです。 そのスーパーコピー、ありとあらゆるものに広がっています。 日本を代表するメーカーの製品。 このように中国では人気のある商品で、コピー品はないものはないと言われるほどなんです。 中には、日本企業がまだ進出していない国に中国製のスーパーコピーが出回って、いつの間にか正規品としてシェアを独占しているというケースもあって大きな脅威となっています。 中国の偽物
昨年11月に中国・北京で行われた「オデッセイ」プレミア上映会の様子。(左から)セバスチャン・スタン、リドリー・スコット監督、マット・デイモン、チェン・シューが駆けつけた 公開中の「オデッセイ」などハリウッドの大作映画で、中国のキャストや風景などの中国色が目立つ作品が増えてきた。背景には、中国の巨大な映画市場とその特殊性がある。 「オデッセイ」は、火星にたった一人残された男のサバイバルを描いたSF作品。その作品で、中国は救出計画の鍵となり、プロジェクトの成否を心配そうに見守る中国人群衆の姿が何度も映し出された。 評論家「違和感覚えた」 映画評論家の秋本鉄次さんは「『70億人が彼の還りを待っている』というキャッチコピーなのに、米国以外は中国ばかり。まるで米中共同救出作戦のようで、違和感を覚えた」と語る。 こうした傾向は数年前から続いている。中国製の宇宙船が活躍する「ゼロ・グラビティ」(2013
拡大する香港の民主化運動 photo Getty Images 民主化を求める香港の抗議行動が拡大している。事の起こりはといえば、行政長官の選出について、中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会が8月末に決めた「普通選挙案」が民主主義にほど遠く、中国の息がかかった候補者からしか選べない仕組みになったからだ。香港はどこへ行くのか。 「50年間、民主主義を尊重」の約束は破られた これまで行政長官は選挙委員会(定員1200人)が選出する間接選挙の仕組みで決まっていた。それを、2017年からは新しい指名委員会が指名する2~3人の候補者の中から住民が1人1票で選ぶ方式に改めた。一見、住民の意思が尊重されるように見えるが、肝心の指名委員たちは親中派が多数を占める見通し
中国担当のMです。 最近、気になっていたことがありました。 中国で、『百年の孤独』が売れているのです。 『百年の孤独』といっても、残念ながら日本の...中国担当のMです。 最近、気になっていたことがありました。 中国で、『百年の孤独』が売れているのです。 『百年の孤独』といっても、残念ながら日本の焼酎じゃあありません。 コロンビアのノーベル賞作家、ガブリエル・ガルシア=マルケスが発表した小説です。ちなみに出版からすでに44年経っています。 その本がここ数ヵ月ずっと、中国各地でベストセラーとなっているのです。 なぜ、いまごろ・・・・・・。中国で出版できないような内容だったっけ、といろいろ考えてみましたが思い当たる節はありません。それどころか、ガルシア=マルケスは中国では比較的人気のある作家だったはず。ずいぶん前に、彼の著作『予告された殺人の記録』をベースにした映画『血祭りの朝』(
劉暁波氏=ロイター 【オスロ=伊東和貴】ノルウェーのノーベル賞委員会は8日、2010年のノーベル平和賞を、中国共産党による一党独裁の見直しや言論・宗教の自由などを求めた「08憲章」を起草した中国人人権活動家で作家の劉暁波(リウ・シアオ・ポー)氏(54)に授与すると発表した。中国の人権改善や民主化に取り組む姿勢が評価された。 今回の授賞決定は、経済大国として国際社会での存在感を増す中国に対し、民主化と人権改善を強く促したものだ。ノルウェーでの報道によると、中国政府は、劉氏ら反体制派への授与が「中国とノルウェーの関係に影響を及ぼす」と委員会側に事前に圧力をかけていたとされる。今後、中国の猛烈な反発を招くのは必至だ。 同委員会は授賞理由の中で「中国は世界第2位の経済大国になったが、基本的人権の分野において責任を果たす必要がある」とした。 授賞式は12月10日にオスロである。賞金は、1千万
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モンゴルの首都ウランバートル(Ulan Bator)にあるネオナチをテーマにしたバーでくつろぐ客たち(2010年7月21日撮影)。(c)AFP/KITTY HAMILTON 【9月1日 AFP】バトさん(24)はモスクワに留学経験があるモンゴル人で、話しぶりは穏やか、着こなしも洒落ている。しかし自慢げに見せてくれた携帯電話の待ち受け画面には、ナチス・ドイツ親衛隊高官の頭がい骨が映っていた。 外見を見ただけでは、バトさんがモンゴルで極右団体に指定されている3団体のひとつ、「ダヤール・モンゴル運動(Dayar Mongol)」のメンバーだとは思えない。 この排外主義団体が掲げる第1の敵は中国だ。中国とロシアに挟まれた内陸国で、旧ソ連の衛星国だったモンゴルは20年前、ソ連の崩壊とともに資本主義へ移行した。経済発展に取り組んだものの、依然としてアジア最貧国の1つに数えられている。 外国人投資家が金
■編集元:ニュース速報+板より「【中国】毛沢東の孫が将軍に昇進(写真あり)」 1 そーきそばφ ★ :2010/08/02(月) 12:38:41 ID:???0 【北京=矢板明夫】中華人民共和国の建国の父である毛沢東元主席の孫で、 中国軍事科学院戦争理論・戦略研究部の副部長を務めている毛新宇氏(40)が最近、 中国軍の少将に任命され、最年少の将軍となった。中国各紙が伝えた。 新宇氏は毛元主席の次男、毛岸青氏(1923~2007年)と作家で撮影家協会主席を務めた邵華氏(1938~2008年)との 間に生まれた長男で、1992年に人民大学歴史学部を卒業、中央党学校などを経て軍隊に入り、2003年に軍事科学院で 博士号を取得した。博士論文のテーマは「毛沢東の戦略思想研究」だった。 新宇氏の少将昇進についての正式発表はないが、複数の中国メディアが7月末、少将の肩章のついた軍服を着
曹操高陵の発掘作業が12日に行われ、テレビ中継で放送された。しかし1号墓からは、墓室に通ずる墓道から鉄剣が見つかったのみで他にも何も出土しなかった。1号墓の主人の正体は謎を深めるばかりだ。1号墓と2号墓の間には深さ30メートルにおよぶ盗掘穴があり、盗掘者は2号墓から1号墓に侵入して、中にあった物品を全て持ち去ったと見られる。ただ2号墓の西側から一群の殉葬墓がすでに発見されているが、誰も埋葬されていないと見られている。広州日報が伝えた。 中国文化遺産研究院の上級技師、王金華氏は同日、1号墓と2号墓を中心として曹操高陵遺跡博物館を建設し、墓室から出土した文化財や遺跡の保護を同時に行うことを明らかにした。 2号墓からは頭蓋骨が出土したが、正面がえぐり取られていた。曹操のものだと考えられるが、状態が悪く、現代の技術でも容貌を復元することは難しい。しかも遺体は墓の後室から前室に動かされていた。 墓室
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