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フランスに関するkousyouのブックマーク (179)

  • 「革命前夜の地下出版」ロバート・ダーントン 著

    フランス革命前夜、十八世紀のフランスにおいて禁書、海賊版を流通させる地下出版の国際的なネットワークがあった。誹謗中傷、反権力、ゴシップ、性的・政治的ポルノ・・・およそ低俗とされる様々な出版物が、スイスなどフランス国外で印刷され、密輸業者によってフランスに運び込まれ広く行き渡る。その著者となったのが啓蒙思想家に憧れながら、啓蒙思想家になれず、階級社会の底辺でうごめく三文文士たち、いわゆる「どぶ川のルソー」たちで、い詰めた彼らの活動が、やがて革命を準備していく。 書は「の大虐殺」で名高い歴史家ロバート・ダーントンが幅広く史料を渉猟して1982年に書き上げたフランス革命研究の基書の一つで、後にアナール学派を代表する歴史家ロジェ・シャルチエとの論争でも話題になった。しかし残念ながら絶版。 (2015年10月に岩波人文書セレクションから再販されました) ヴォルテール、ディドロ、ダランベール、

    「革命前夜の地下出版」ロバート・ダーントン 著
  • 非宗教性の原理(ライシテ)

    西山教行氏による、2004年に刊行された『共和国ガイド』より、「非宗教性の原理(ライシテ)」項目の日語訳。「このは,中等教育教員の啓蒙のために国民教育相が編集したもので,フランスの知識人がわかりやすい言葉でフランス共和主義を解説したもの」(西山氏のツイートによる)。理解のためのメモとして。

    非宗教性の原理(ライシテ)
  • 「許す」と「赦す」 ―― 「シャルリー・エブド」誌が示す文化翻訳の問題/関口涼子 - SYNODOS

    「シャルリー・エブド」誌襲撃事件の後、フランスと日のメディアによる報道を追っていて、この事件への反応や解釈が両国でまったく異なっていることに気がついた。 大まかに言えば、フランスの場合は、「シャルリー・エブド」の編集方針に賛成でない人、あるいは同誌を読んだことがない人でもほぼ全員が、同誌への抗議の手段として殺人という最大の暴力が行使されたことに激しく怒りを覚えたのに対し、日の場合には、「テロは良くないが」というただし書き付きで、「でも表現の自由と騒ぐのは西欧中心主義ではないか。表現の自由にも、他者の尊厳という制限が設けられるべきでは」と表明することが少なからず存在した。 ここではその点については触れない。それとは別に、取り急ぎ指摘するべき問題が一つあるからだ。 1月13日付読売新聞の夕刊、国際欄に出ていた記事のことだ。今日14日水曜日、襲撃事件後初めて発行される「シャルリー・エブド」最

    「許す」と「赦す」 ―― 「シャルリー・エブド」誌が示す文化翻訳の問題/関口涼子 - SYNODOS
  • 時事ドットコム:仏紙襲撃容疑者ら3人死亡=印刷会社、ユダヤ食品店で籠城−部隊突入、人質4人犠牲

    仏紙襲撃容疑者ら3人死亡=印刷会社、ユダヤ品店で籠城−部隊突入、人質4人犠牲 9日、銃撃犯が立てこもるパリ北東ダマルタンアンゴエルの印刷会社に突入する仏特殊部隊(EPA=時事) 【パリ時事】フランスの風刺週刊紙シャルリー・エブド銃撃事件をめぐり、仏特殊部隊は9日夕(日時間10日未明)、容疑者グループが人質を取り立てこもったパリ北東約40キロのダマルタンアンゴエルの印刷会社と、パリ東部ポルトドバンセンヌ付近のユダヤ教料品店にほぼ同時に突入した。この結果、立てこもった3容疑者全員と料品店の人質4人が死亡、ほかの警官ら4人も重傷を負った。世界を揺るがせた銃撃事件は、発生から3日目で終結した。 〔写真特集〕フランス週刊紙銃撃事件〜部隊突入、容疑者死亡〜 印刷会社に立てこもったのは風刺紙銃撃事件のシェリフ・クアシ(32)、サイド・クアシ(34)両容疑者。いずれも特殊部隊に殺害された。2人は

    時事ドットコム:仏紙襲撃容疑者ら3人死亡=印刷会社、ユダヤ食品店で籠城−部隊突入、人質4人犠牲
  • イエメンのアルカイダ、仏への新たな攻撃を警告 米民間情報機関

    ユダヤ系料品店で立てこもり事件が発生したパリ(Paris)東部ポルトドバンセンヌ(Porte de Vincennes)で銃を構える警察官(2015年1月9日撮影)。(c)AFP/THOMAS SAMSON 【1月10日 AFP】米民間情報機関「SITEインテリジェンス・グループ(SITE Intelligence Group)」は9日、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系のイエメンの武装勢力、「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」幹部がフランスに対し、新たな攻撃もあり得ると警告していることを明かにした。 ハリス・アンナダリ(Harith al-Nadhari)容疑者は公開した動画の中で、「イスラム教徒を攻撃するのはやめた方がいい。そうすれば、安全に暮らしていくことができるだろう。それを拒否して戦いをしかけるのなら『吉報』を待つがいい」と語っている。 アンナダリ容疑者はパリ(P

    イエメンのアルカイダ、仏への新たな攻撃を警告 米民間情報機関
  • 嫌イスラームの再燃を恐れるイスラーム世界

    シャルリー・エブド誌襲撃事件は、世界を震撼させている。欧米諸国を、というより、世界中のイスラーム教徒を、だ。 フランス版9-11事件ともいえるほどの衝撃を与えたこの事件に対して、イスラーム諸国は即刻、テロを糾弾し、フランスへの哀悼を示した。フランスと関係の深い北アフリカ諸国や、経済的なつながりの強い湾岸諸国はむろんのこと、ほとんどの中東の政府、要人が深々と弔意を示している。エジプトにあるスンナ派イスラームの最高学府たるアズハル学院も事件への非難声明を出したし、欧米諸国から「テロリスト」視されているレバノンの武装組織ヒズブッラーですら、惨殺されたフランスの漫画家との連帯を表明している。 意地悪な見方をすれば、この事件がイスラーム教徒の「踏絵」と化しているともいえる。ちょっとでも犯人側をかばうような発言をして、今後吹き荒れるのではと懸念される欧米での嫌イスラーム風潮に巻き込まれて、「テロリスト

  • 仏テロ犯が「イエメンのアル=カーイダ」と称したという情報 - 中東・イスラーム学の風姿花伝

    池内恵(いけうち さとし 東京大学准教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。

  • コメント『毎日新聞』にシャルリー・エブド紙へのテロについて - 中東・イスラーム学の風姿花伝

    池内恵(いけうち さとし 東京大学准教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。

  • フランスでイスラム教徒標的の攻撃相次ぐ、パリ新聞社襲撃後

    仏東部ビルフランシュシュルソーヌ(Villefranche-sur-Saone)で、爆発があったケバブ店を調べる警察の科学捜査官ら(2015年1月8日撮影)。(c)AFP/JEAN-PHILIPPE KSIAZEK 【1月8日 AFP】フランスの複数の都市で7日夜から8日未明にかけて、イスラム教の礼拝所などが攻撃される事件が相次いで起きた。検察当局者が8日、述べた。 パリ(Paris)西部のル・マン(Le Mans)では8日午前0時過ぎ、モスク(イスラム教礼拝所)に手りゅう弾3発が投げ込まれた。手りゅう弾は爆発しなかった。 また、仏南部ナルボンヌ(Narbonne)近郊のポールラヌーベル(Port-la-Nouvelle)ではイスラム教の夜の礼拝の直後に、礼拝に使われていた建物に向けて発砲があった。 さらに8日、仏東部ビルフランシュシュルソーヌ(Villefranche-sur-Saone

    フランスでイスラム教徒標的の攻撃相次ぐ、パリ新聞社襲撃後
  • パリ郊外で男が発砲、女性警官1人死亡

    仏パリ(Paris)郊外のモンルージュ(Montrouge)で、銃撃事件のあった現場から負傷者を搬送する消防隊員と救急隊員(2015年1月8日撮影)。(c)AFP/THOMAS SAMSON 【1月8日 AFP】(一部更新)仏パリ(Paris)郊外モンルージュ(Montrouge)で8日、防弾ベストを着た男が警察官らに向けて自動小銃を発砲し、女性警官1人が死亡、市職員1人が重傷を負った。前日に起きた風刺週刊紙シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)社襲撃との関連は今のところ不明。警察当局が語った。 ベルナール・カズヌーブ(Bernard Cazeneuve)内相は、発砲した男は逃走したと発表した。事件発生を受け同内相は現場に向かっている。 警察は当初、撃たれた2人はともに重体としていたが、その後、カズヌーブ内相は女性警察官が重体だと発表していた。 パリでは7日、風刺週刊紙シャルリ

    パリ郊外で男が発砲、女性警官1人死亡
  • パリの新聞社で銃乱射 複数の死傷者 NHKニュース

    フランスのパリにある新聞社の社に、武装した2人の男が押し入って銃を乱射し、警備に当たっていた警察官と銃撃戦になりました。 地元のメディアによりますと、複数の死傷者が出ていて、2人は、その後、逃走したということです。 この新聞社は、さまざまな風刺画を掲載することで知られています。

    パリの新聞社で銃乱射 複数の死傷者 NHKニュース
  • nix in desertis:書評:『怪帝ナポレオン3世 第二帝政全史』鹿島茂著,講談社学術文庫

    古典的名著だが,なぜこのタイミングで取り上げるかというと,とうとう書の内容が高校世界史に降りてきたという喜ばしい事態が訪れたゆえである。そこで,書の内容を簡潔に取りまとめておく。 これまでのナポレオン3世の業績というと,以下のように説明されていた。 「ナポレオン3世は叔父の人気によりかかって政権を奪取した。前期は権威主義的に政権を運営し,労働者と資家の対立を煽り,その勢力均衡を図って政権を維持した(いわゆるボナパルティズム)。しかし,1860年以降となると民主化の要求に耐えられなくなり,立憲帝政へ移行していった。外征を繰り返したのも,国民の人気を保とうとしたがゆえであった。ゆえに戦敗がかさむと政権が倒れた。」 このような説を唱えていたのはカール・マルクスとヴィクトル・ユゴーの二人であり,20世紀も末になって彼らの権威が崩れ,ようやく実証的な研究が進んできた。これらの説明はほとんどデタ

    kousyou
    kousyou 2014/12/15
    最近読んでいる「近代都市パリの誕生」でも当時の技術官僚たち共通の思想としてサン・シモン主義があったとのことでナポレオン3世だけでなくフランス近代化の思想基盤として捉えるべきなんだろうなと
  • 「ノストラダムス―予言の真実 (「知の再発見」双書)」エルヴェ・ドレヴィヨン,ピエール・ラグランジュ著 | Call of History ー歴史の呼び声ー

    諸宗教の聖典・経典を除けば、十六世紀フランスの医師・占星術師・詩人であるミシェル・ノストラダムス(1503~66)によって書かれた「予言集」は世界で最も読まれたの一つに挙げられるだろう。単なるオカルトブームの書籍としてだけでなく、多くの人がその文章に何らかの意味を見出して、それがときに人々の生死を左右するほどの悲劇を呼ぶことにもなった。 ノストラダムスに関しては、世界の終末を始めとする現代までの様々な事件を予言した予言者として信奉するか、インチキ予言者として弾劾するかの二項対立が続き、ブームの中で必ずしも学術的な分析が進められてこなかった経緯がある。運命の1999年も過去のものとなり、近年、ノストラダムスを彼が生きた十六世紀フランスという歴史の中に位置づけて格的に研究・実証することが出来るようになってきた。その、歴史の中のノストラダムスと彼の予言集はどのようなものとして位置付けられるか

    「ノストラダムス―予言の真実 (「知の再発見」双書)」エルヴェ・ドレヴィヨン,ピエール・ラグランジュ著 | Call of History ー歴史の呼び声ー
  • ピレネー=オリアンタル県 - Wikipedia

    ¹ 「French Land Register data」(1平方キロ以上の湖沼、エスチュアリー、氷河などの水面積除く。 ピレネー=オリアンタル県(ピレネー=オリアンタルけん、フランス語: Pyrénées-Orientales、カタルーニャ語: Pirineus Orientals、オック語: Pirenèus Orientals)は、フランスのオクシタニー地域圏の県である。なお、フランス語での来の発音はリエゾンにより、ピレネーゾリアンタルとなる。 概要[編集] 県をかつての州で色分けした図 東は地中海、南はスペインのカタルーニャ州ジローナ県、北はオード県、西はアンドラ公国とアリエージュ県と接する。また、ジローナ県の飛地リビアを抱える。フランス革命以前の州であるルシヨン(セルダーニュ、コンフラン、ヴァルスピ、カプシルといった地方に分かれる)を再編したものである。北部のフヌイイェード地方

    ピレネー=オリアンタル県 - Wikipedia
    kousyou
    kousyou 2014/10/02
    フランスのカタルーニャ
  • アンドラ - Wikipedia

    ^ a b “UNdata”. 国連. 2021年11月11日閲覧。 ^ 1999年までの通貨はフランス・フランとスペイン・ペセタ。 ^ アンドラのユーロ硬貨も参照。 アンドラ公国(アンドラこうこく)、通称アンドラは、ヨーロッパ西部のピレネー山脈中に位置する立憲君主制国家。首都はアンドラ・ラ・ベリャ。 概要[編集] フランスとスペインに挟まれたピレネー山脈中にあり、歴史的理由によりフランス大統領とカタルーニャ(ラ・セウ・ドゥルジェイ)のウルヘル司教の2名による共同公(カタルーニャ語版、英語版)を元首とするミニ国家である。 イベリア半島に属しており、国際連合の分類では南欧とされている。 アンドラの国旗は青、黄色、赤の縦三色旗であり真ん中に国章が描かれている。 元々はフォワとカタルーニャの旗を合わせた黄色と赤の縦2色の旗を使用していたが、1866年にフランスの青を入れた三色旗に変更され、それぞ

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  • 革命発生の3つの条件~フランス革命の背景まとめ | Kousyoublog

    公開日: 2012/04/03 : 最終更新日:2014/08/21 カテゴリー:ヨーロッパ史, 歴史・宗教 タグ:フランス, フランス革命, 世界史, 欧州, 近世 柴田 三千雄著「フランス革命(岩波現代文庫)」によると、革命の発生条件には以下の三つがあるという(注1)。」1)既存の支配体制の統合力が破綻すること 2)大規模な民衆騒擾、都市や農民の民衆蜂起がおこること 3)新しい政治集団になりうるものが存在すること1)既存の支配体制の統合力が破綻すること(1)アンシァン・レジームの行き詰まり革命以前のフランス「アンシァン・レジーム」の国家構造は「社団国家」と呼ばれる。「社団(コール)」とは都市、農村共同体、貴族、ギルド、教会、高等法院(最高裁判所)など「それ以前の何らかの自決権をもっていた組織や団体が解消されずに、国王によってそれぞれの団体に応じた権利を認可され」(注2)ることで成立し

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    kousyou
    kousyou 2014/09/22
    ブログの過去記事です。
  • マリー・アントワネットは「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない」なんて言わない - エキサイトニュース

    Twitterのハッシュタグ「#もしも歴史上の人物がTwitterをやった時一番炎上しそうな呟き」が非常に面白かった。 #もしも歴史上の人物がTwitterをやった時一番炎上しそうな呟き - Togetterまとめ 確かに過去にインターネットがあったら「やらかしちゃいそう」を想像するのは楽しい。 追ってみると、圧倒的に多かったのが織田信長の能寺ネタと、マリー・アントワネットの「パンが無ければケーキをべればいいじゃない」ネタだった。 織田信長のは「当に燃えてるじゃん!」というオチ。比叡山もね。 問題はマリー・アントワネットの方だ。 「パンが無ければケーキをべればいいじゃない」という言葉は、マリー・アントワネットがいかに浪費家で民衆のことを考えていない悪女だったかを象徴するセリフとして、しばしばネタになる。 しかし、マリー・アントワネットがこの言葉を言ったという証拠は一切残っていない。

    マリー・アントワネットは「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない」なんて言わない - エキサイトニュース
  • 「ナポレオン帝国 (ヨーロッパ史入門)」ジェフリー・エリス 著

    ナポレオンである。フランス革命後の混乱の中でその軍事的才能を認められて民衆の支持を受けて世襲皇帝にまで上り詰め、列強を次々と降して欧州の大半を版図とした帝国を建設し、歴史上、近世と近代とを画した一大転機を作った、栄光と没落とで人々のロマンを掻き立てる不世出の英雄として、半ば神話化して何度も何度も語り継がれてきた。余りに人のロマンを掻き立てる生涯ゆえに、目がくらんで、歴史上のナポレオン帝国の実態は見えにくくなっている。 書はこれまでのナポレオン研究を精査し、ナポレオン帝国の現実の姿を丁寧に概説した非常に手堅い一冊である。とても読み応えがあって、素晴らしい出来だった。岩波のヨーロッパ史入門シリーズはコンパクトかつ格的な内容のが多いけど、その中でも屈指の一冊だと思う。 序論でこれまでの研究史が総覧されているが、それら様々な研究史を踏まえて著者は書の目的をこう整理している。 『・・・それゆ

    「ナポレオン帝国 (ヨーロッパ史入門)」ジェフリー・エリス 著
    kousyou
    kousyou 2014/09/09
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  • 「ケーキの歴史物語 (お菓子の図書館)」ニコラ・ハンブル 著

    ケーキの歴史は非常に古くて非常に新しい。現代人の我々が知っているような甘くて柔らかくてスポンジ状で、綺麗に生クリームやフルーツで飾られたそれが登場するのは十九世紀になってからで、それ以前のケーキとは全く違う。 古くは新石器時代のスイスの村落の遺跡で見つかった『つぶした穀物に水分を加えてかため、平らな円盤状にして――すべては推量の範囲をでないけれども――たき火の灰に埋めた石の上で焼いたもの』(P14)が最初のケーキだった。『何かを練ってパテ状の形』(P14)がケーキのルーツになる。 現代のケーキの直接のルーツは一つにはパンだという。ハチミツや牛乳などが手に入った時にパンを作る際にそれらとある種の脂肪分が加えられてケーキが誕生する。「平たい」というのがケーキとパンを分ける大きな特徴であったらしい。もう一つのルーツは卵と牛乳と小麦粉を混ぜて作られるパンケーキで、これが後にイーストにかわる膨張剤と

    「ケーキの歴史物語 (お菓子の図書館)」ニコラ・ハンブル 著
    kousyou
    kousyou 2014/08/30
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  • 【オピニオン】「21世紀の資本論」ピケティ氏は急進的なのか - WSJ日本版

    フランスの経済学者、トマ・ピケティ氏の著書「Capital in the 21st Century(21世紀の資論)」が米国で大論争を巻き起こしている。米経済学者のポール・クルーグマン氏はニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス誌で同書を評して、「世襲財産の力の拡大を抑制」したいと願う人々への「召集」と書いた。保守派の論客はピケティ氏の「ソフトマルクス主義」(こう言ったのはアメリカン・エンタープライズ研究所のジェームズ・ペトクーカス氏だ)やタイトルであからさまにマルクスの「資論」に触れていることにやきもきしている。  データが詰まった600ページを超える著作の中で、ピケティ氏は資産の収益率が長期的には経済全体の成長率より高いため、資主義は不平等の悪循環を生むと主張している。ピケティ氏によると、不平等の拡大によって現代社会が新たな封建的な体制に変貌する恐れがあるという。彼は(所得にではな

    【オピニオン】「21世紀の資本論」ピケティ氏は急進的なのか - WSJ日本版