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:宮台真司とmovieに関するakihiko810のブックマーク (9)

  • 宮台真司×黒沢清監督『スパイの妻』対談:<閉ざされ>から<開かれ>へと向かう“黒沢流”の反復

    リアルサウンド映画部にて連載中の社会学者・宮台真司による映画批評「宮台真司の月刊映画時評」。今回は特別編として、10月16日に最新作『スパイの』が公開となった黒沢清監督との対談を掲載する。以前から黒沢監督の手腕を高く評価してきた宮台が、『スパイの』を起点に、黒沢監督ならではのモチーフの反復、フィルムというモノに対するフェティシズム、作が無意識下で伝えている現代社会への痛烈なメッセージに迫る。 “黒沢流”のモチーフの反復が意味するもの 宮台真司(以下、宮台):最初に少し個人的な話をすると、僕の母方の祖父は、フランス租界にあった上海自然科学研究所の教授だったので、母の家族は租界地で暮らしていたんです。今作『スパイの』の優作とその・聡子と同じように、お手伝いが5人いるという環境で、想像を絶する大豪邸に住んでいました。母によると、母の両親であるその教授とーーつまり僕の祖父母ーーは「とに

    宮台真司×黒沢清監督『スパイの妻』対談:<閉ざされ>から<開かれ>へと向かう“黒沢流”の反復
  • 昨今の「一見そうは見えないバンパイヤ映画」について書きました - MIYADAI.com Blog

    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『マジカル・ガール』『リップヴァンウィンクルの花嫁』はバンパイヤの回帰を告げるのか ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【<贈与>から<交換>への転換】 ■ギリシャ悲劇はデルフォイの神託を核とする。神託に予言された悲劇──「オイディプス王」で言えば母との姦淫──を回避しようと渾身の努力を重ねることで却って悲劇が呼び寄せられる。そこでは「苦労して精進すれば報いられる」との<交換>の論理が否定されている。 ■ソクラテス言行録『ファイドロス』では、悲劇を回避しようと神に拝跪して生贄を捧げ罪を雪ぐ営みが、神からの交換的返礼への<依存>(ゆえの神強制)として警められ、かわりに「予言の回避が予言の実現させる不条理」を承知の上で邁進する<贈与>の論理が奨励される。 ■双方共通して、

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    akihiko810 2018/02/14
    『マジカル・ガール』『リップヴァンウィンクルの花嫁』はバンパイヤの回帰を告げるのか
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    akihiko810 2017/10/05
    『野火』やっとみた。この宮台の批評は酔眼 >観客が映画館にまで運び込んだ通常の〈世界体験〉の位相が、それとは全く異なる主人公・田村が生きている〈世界体験〉の位相によって、上書きされてしまう
  • 宮台真司の『野火』『日本のいちばん長い日』評:戦争を描いた非戦争映画が伝えるもの

    7月25日公開の『野火』(塚晋也監督)、8月8日公開の『日のいちばん長い日』(原田眞人監督)、そして10月1日に公開される『ドローン・オブ・ウォー』(アンドリュー・ニコル監督)と、最近で戦争を扱った良作が多いので、これらをまとめて取り上げたいと思います。合わせて、『野火』に重なる『シン・レッド・ライン』(1999年/テレンス・マリック監督)、『日のいちばん長い日』と重なる『終戦のエンペラー』(2013年/ピーター・ウェーバー監督)なども見ていきたい。 (※メイン写真は『日のいちばん長い日』のもの) 『野火』と『シン・レッド・ライン』の共通モチーフ 戦争に関する映画がいわゆる“戦争映画”になる場合と、そうならない場合があります。戦争映画になるケースは、わかりやすく言うと、多かれ少なかれ「敵/味方」という構図があって、味方に英雄が存在するというヒーローものになります。これは実はプロパガ

    宮台真司の『野火』『日本のいちばん長い日』評:戦争を描いた非戦争映画が伝えるもの
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    akihiko810 2015/09/28
    『野火』(塚本晋也監督)、8月8日公開の『日本のいちばん長い日』(原田眞人監督)
  • 架空のカルト教団「0教会」における宮台真司の似非説教全文――映画『愛のむきだし』より - GOD AND GOLEM, Inc. (はてなダイアリー倉庫版)

    90年代カルトの情勢にコミットした社会学者・宮台真司が、大作映画『愛のむきだし』で7分間ノーカットの説教を演じていました。 ところが編では、最終的な4時間版ではほとんどカット。6時間でも既に削られていたらしい。非常に残念です。 幸いおまけDVDにノーカット版が収録されており、それを観ました。これは宮台さんが実際に即興で作り、一発収録でOKが出たものだそうです。その作りの巧みさに、私は大笑いして、あまりに笑ってしまったので全部書き起こしてした次第です。 もちろん理屈それ自体はバカバカしいのですが、プラトン、アリストテレス、カントと(あからさまな宗教家ではない大学者の)大名行列をまき散らした上で、突然聖書外典の話をもっともらしくねじ込むあたりは、なるほどいかにも新興宗教の手法らしい、手堅いやり口だと思ってしまいました。資料からどういう風に珍奇な解釈をひねり出して教義を正当化するかは、昔の(今

    架空のカルト教団「0教会」における宮台真司の似非説教全文――映画『愛のむきだし』より - GOD AND GOLEM, Inc. (はてなダイアリー倉庫版)
  • 園子温『ヒミズ』と塚本晋也『KOTOKO』について批評しました - MIYADAI.com Blog

    関連する2映画批評原稿を書きました。 園子温『ヒミズ』と塚晋也『KOTOKO』についてです。 【第一原稿】 ―――――――――――――――――――――― 「震災後のポストモダン」試論 〜園子温『ヒミズ』〜 ―――――――――――――――――――――― 【アントニオーニ『欲望』と鈴木清順『殺しの烙印』】 ■先日、私が主催する私塾において、二映画--ミケランジェロ・アントニオーニ『欲望』(1966)と鈴木清順『殺しの烙印』(1967)--を見て表現と時代の間の関係を探るという企画を立て、朝から夜まで議論した。なお参加者は大多数が二〇歳台前半である。 ■選んだ理由は二映画に共通するものにある。一口で言えば〈社会〉についての告げ知らせということになろう。『欲望』の原題は"Blow Up"(引き伸ばし)。若い世代のために言うと、ネガフィルムを透過した光を印画紙に拡大投影して焼き付ける作

    akihiko810
    akihiko810 2015/02/26
    チャーリーの批評http://blog.szk.cc/2012/01/20/himizu-the-movie/ 「悪い奴」=東電になる(笑)
  • 若松孝二特集「道徳のゲリラ」での90分トークを連投ツイートしました(まとめ) - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > 若松孝二特集「道徳のゲリラ」での90分トークを連投ツイートしました(まとめ) « 映画批評『アンダー・ザ・スキン』(ジョナサン・グレイザー監督) | 昨日「朝日新聞慰安婦報道問題をどう検証すべきか」という講演をしました。概要ツイートまとめ » (1)一昨晩(14.10.19)ポレポレ東中野・若松孝二監督特集「道徳のゲリラ」の上映後18時30分からの、当日上映作品、日暴行暗黒史・異常者の血(1967)、続日暴行暗黒史・暴魔(1967)、日暴行暗黒史・怨獣(1970)、新日合法暗黒史・復讐鬼(1968)を踏まえたトークを担当しました。 (2)異例の90分をもらったので映画トークで初めてメモを用意。①初期作品(足立正生とのコンビが中心の72年迄の作品)が第1期(65〜68年)と第2期(69〜72年)に分かれる事、②65年以前のピン

  • 宮台真司による映画『告白』分析

    宮台真司 @miyadai 湊かなえ原作、中島哲也監督『告白』を試写で見ました。期待を大きく超える素晴らしい作品です。『嫌われ松子の一生』で大々的に展開された中島監督の方法論が、そのまま再利用されています。『松子』も「これは映画じゃない」という否定的意見が沸騰して賛否両論でしたから、『告白』もそうなるかも。 2010-05-29 08:47:30 宮台真司 @miyadai 08年に屋大賞を授賞した原作をお読みになった方は多勢いるでしょう。前年に小説推理新人賞を受賞した「聖職者」という短編を核として、「聖職者」森口悠子先生以外に、森口先生の娘を殺害した犯人A(修哉)と犯人B(直樹)そしてAを“庇護う”美月らそれぞれの告白短編から構成された小説です。 2010-05-29 08:47:46 宮台真司 @miyadai 中島監督独特の方法論とは、CF制作を通じて磨き上げた「圧縮化⇒距離化⇒寓

    宮台真司による映画『告白』分析
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    akihiko810
    akihiko810 2008/10/10
    >屋上っていうと「何かが起こる場所」っていうふうにわくわくしちゃうんです。 でも『パーク アンド ラブホテル』では、むしろ何も起こらない場所、時間が止まる場所でしょ。流動性よりも非流動性っていう。
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