切通理作メールマガジン「映画の友よ」 『木屋町DARUMA』そして初のピンク映画!榊英雄監督ロングインタビュー 俳優でもある榊英雄が、昨年のジョージ秋山原作『捨てがたき人々』に続いて放つ監督作が、現在公開中の『木屋町DARUMA』。 裏社会ライターとして知られる丸野裕行による小説が原作だが、その内容はあまりに過激だとタブー視され、紙媒体では刊行を拒否された「発禁小説」だという。 前作『捨てがたき人々』で、原作にはない、ヒロインの顔に痣があるという要素を加味し、それが公害病によるものだという裏設定を考えたと聞いた時、「普通は原作の角をまるめて映画にするだろうに、この監督は攻めてるな!」と思った。 今回も四肢のない男を主人公にして、題名が「ダルマ=DARUMA」と来た。タブーを含む内容を隠すのではなく、「逃げも隠れもしない」という態度。 そして榊監督は、『オナニーシスター/たぎる肉壺』で、初の