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ブックマーク / ippeiomori.hatenadiary.org (1)

  • 岡崎京子『リバーズ・エッジ』雑論〜“まなざし“は“解釈”する〜 - 凸森の思弁的卵かけごはん

    今朝、私はコインランドリーへ向かった。私の部屋からコインランドリーへの道のりは往復5分程。非常に近いと言っていい。洗濯かごを抱えながら、“代わり映えしない風景”を、私は今日も眺めていた。その道中、私の眼に“代わり映えしない風景”の中で少し変わったものが飛び込んできた。それは台車を引いて歩く二人組のインド人。台車には“お弁当”“カレーライス”と書かれた旗が掲げられていた。インド人にしては少し肌が黒かった。そして彼らの眼は空中に浮んだ灰色を眺めるような、空虚さに帯びていた。私は彼らを見た時、どことなく哀愁を感じた。だがよく考えてみると、「“お弁当”“カレーライス”と書かれた旗が掲げられた台車を引いて歩く空虚な眼をした浅黒い二人組のインド人」を私以外の人間が見たとしたら、その時感じることは個々人で違うはずだ。また、何も感じることもなく、単なる風景として通り過ぎる人もいるに違いない。なぜこのような

    岡崎京子『リバーズ・エッジ』雑論〜“まなざし“は“解釈”する〜 - 凸森の思弁的卵かけごはん
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