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ブックマーク / m-kikuchi.hatenablog.com (9)

  • スマートフォンでマンガを読む時代における「見開き」の表現について:『怪獣8号』の事例 - マンガLOG収蔵庫

    昨年始め頃まで、マンガを読む際は紙の単行kindle電子書籍を購入するかして読むのがメインだったのですが、ここ1年弱はスマートフォンにアプリを入れて読む機会が増えてきました。 とは言っても、主に使っているのは「ジャンプ+」で、それ以外はあまり使っていないのが現状ではあるのですが。( ´∀`;) 少年ジャンプ+ 人気漫画が読める雑誌アプリ SHUEISHA Inc. ブック 無料 誌の定期購読をしつつ、「ジャンプ+」オリジナルの連載を曜日ごとに幾つか読んでいる、といった感じです。更新が楽しみにしている作品も少なからずありますね。『SPY×FAMILY』とか、連載は完結を迎えましたがアニメ化も決定した『地獄楽』とか。 そんな作品のひとつに、松直也さんの『怪獣8号』があります。 怪獣8号 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:松直也 発売日: 2020/12/04 メデ

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  • 「初カキコ...ども...」の元ネタは存在するのか、実際に調べてみた② - マンガLOG収蔵庫

    先日、2chの有名な書き込み「初カキコ...ども...」の元ネタはほんとうに存在するのか、それを軽く調べた記事をアップしたところ、予想以上に大きな反響を戴きました。 「無駄だと思う」「徒労に終わりそう」みたいなコメントも見受けられたものの、仮に元ツイートが捏造・デマの類だったとしても調査することでその事実が明らかになりますし、それ以前に調査することじたいが案外愉しかったりしますので、何かピントの外れたこと言っているな、というのが率直な感想です。٩( 'ω' )و 全体的には好意的なご意見が多かった気がしますので、ありがたい限りです。また、追加調査に期待している旨のコメントも複数見受けられました。なので、 View this post on Instagram A post shared by Instagram糧庫 (@camelmk) ちょっとだけ時間がありそうだったので、また行ってき

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  • 「初カキコ...ども...」の元ネタは存在するのか、実際に調べてみた① - マンガLOG収蔵庫

    先日(3日)、話題になったツイートがありました。 10年前の12月3日に、2ch(今だと5chですか)に投下された「初カキコ...ども...」という文言から始まる書き込み。強烈なインパクトを持つ文体と身悶えしたくなる内容故に、伝説的書き込みのひとつとして現在に伝わっています。 そして一昨日(つまり初カキコからちょうど10年後)、その書き込みをした(と自称する)人物が twitter で連続ツイートを行い、その「初カキコ...ども...」から始まる一連の書き込みは、今から30年くらい前の「りぼん」に掲載された読切作品のパロディなのだ、と語った訳です。 当該アカウントは既に削除されたようなのですが、主張するところによると 『星の瞳のシルエット』連載開始間もない時期の「りぼん」に掲載された読切 「りぼん」増刊号かもしれない ヤンキー系の転入生が自己紹介をする台詞のパロディである 書き込みが切れ切

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  • こうの史代さんの新刊はマンガ表現を題材にしたマンガ。『ギガタウン 漫符図譜』 - マンガLOG収蔵庫

    1月中旬のことになりますが、こうの史代さんの新刊『ギガタウン 漫符図譜』が発売されました。 ギガタウン 漫符図譜 作者: こうの史代 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2018/01/19 メディア: 単行 この商品を含むブログ (4件) を見る こうの史代さんといえば、2016年11月に公開され、現時点(2018年3月)においてもロングラン上映が続く劇場版アニメーション『この世界の片隅に』の作者として知られているかと思います。原作も、マンガの歴史に燦然と輝く名作ですね。 アニメのほうも、興行的な面はもちろん、多数の賞を獲得したりして非常に高い評価を得ているのは既に多くの方が知るところだと思います。 この世界の片隅に (特装限定版) [Blu-ray] 出版社/メーカー: バンダイビジュアル 発売日: 2017/09/15 メディア: Blu-ray この商品を含むブログ (1

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  • 『ハイスコアガール』新旧比較 - マンガLOG収蔵庫

    先日、『ハイスコアガール』の6巻が発売されました。 ハイスコアガール(6) (ビッグガンガンコミックススーパー) 作者: 押切蓮介出版社/メーカー: スクウェア・エニックス発売日: 2016/07/25メディア: コミックこの商品を含むブログ (14件) を見る SNKプレイモアとの諸々のトラブルならびに和解を経ての、実に2年7ヶ月ぶりの新刊となります。万感の思いといった趣がありました。 それに合わせて、絶版状態になっていた既刊1〜5巻に関しても、『ハイスコアガール CONTINUE』と改題されて同時発売。各巻に新規描き下ろしエピソードが収録されている他、加筆修正も加えられているとのこと。 そして気になってしまうのが、どのような加筆修正が加えられているのかという点です。そんな訳で、些か下世話なのかもしれませんが調べてみることにしました。 既刊箇所ではありますが内容にも少なからず触れますので

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  • 宮崎駿監督のインタビュー集『風の帰る場所』が面白かった - マンガLOG収蔵庫

    先日、文春ジブリ文庫から、宮崎駿監督のインタビュー集『風の帰る場所』が発売されました。 風の帰る場所 ナウシカから千尋までの軌跡 (文春ジブリ文庫) 作者: 宮崎駿出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2013/11/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (7件) を見る 既にご存知の方も多いかもしれませんが、文春ジブリ文庫は今年4月に創刊された文庫レーベルで、これまでに製作されたジブリ作品の「シネマ・コミック」*1とか、「ジブリの教科書」と銘打たれた解説等が主立ったラインナップとなっています。 それと併せて、ジブリ関連書籍も文庫として出版している訳ですが、そのうちの1冊が『風の帰る場所』となります。*2 このは、「Cut」ならびに「SIGHT」の二誌に掲載されたインタビューを単行化したもので、2002年に単行としてまとめられたものです。インタビュアーは両誌の創刊者であり、音楽

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  • 10年越しの衝撃:卯月妙子『人間仮免中』 - マンガLOG収蔵庫

    卯月妙子さんの名前を知る方は、どのくらい存在するのだろうか。 約20年前、未だ伝説的に語られるカルトAVに主演していた人物である。 そして同時期に、マンガ家としてもデビューを飾る。 レディースコミックやSM雑誌に、主にエッセイ的な内容のマンガを執筆。それらの作品は単行にはなっていないが、確か同人誌2冊ほどに纏められていた筈だ。『褌はばかり日記』とか、それに近いタイトルであったと思う。コミケで購入したその同人誌は、引越をした際、どこかにしまい込んだままとなっている。 売り子をされていた、幽霊のコスプレをしていた方は、もしかしてご人であったのだろうか。 今となっては判らないままだ。 そして2000年、初の商業単行が出版された。 『実録企画モノ』である。 実録企画モノ 作者: 卯月妙子出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2000/04メディア: 単行購入: 5人 クリック: 276回こ

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  • 日本マンガ学会シンポジウム「マンガと同人誌」レポ(第2部) - マンガLOG収蔵庫

    第1部のレポ記事の続きとなります。 休憩時間を挟んで第2部。 会場出入口に、マンガ学会関連書籍や小学館クリエイティブから出ている復刻マンガを販売しているスペースがありました。 そこに以前レポを書いた、明治大学藤ゼミ卒論発表の論文集(同人誌)を見掛けたのですが、事から戻ってきたら既に完売していました。無念。 夏コミには受かったようなので、そこで入手したいところです。 明治大学国際日学部・藤由香里ゼミ卒論発表会簡易レポ(1日目) 明治大学国際日学部・藤由香里ゼミ卒論発表会簡易レポ(2日目) 第2部は「二次創作の可能性と課題」。 司会は明治大学国際日学部准教授・藤由香里さん。先日『魔法先生ネギま!』が完結し、Jコミの代表としても活躍されているマンガ家の赤松健先生・角川書店代表取締役社長の井上伸一郎氏・著作権に関わる著書も上梓されている弁護士の福井健策氏・同人誌生活文化総合研究所の

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    あけましておめでとうございます。 2024年は、能登半島地震という大きな災害で幕を開けるかたちになりましたが、関東住まいの自分にできることは(寄付とかを除けば)あまり多くはありませんので、変わらぬ日常を続けていく・綴っていくのが良いのだろうと思います。 と、このブログもかなり更新頻度は低くなっている訳ですが、これまで年末年始には1年を振り返ったり、新年の目標を立てていたりみたいなことは書いていたので、今年もやっておこうかと思う次第です。 まずは昨年、2023年の振り返りからですが、何だかんだでウマ娘を軸にした生活になっていたな、と。 さすがにリリース直後のような勢い・狂騒は鳴りを潜めた印象はありますし、知り合いでもやらなくなってしまった人は何人かいたりもしますが、個人的には未だ充分過ぎるほどに楽しませて戴いています。そこから派生するようなかたちで、昨年は初めて競馬場に足を運んだりもしました

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